異教のニューカマーたち: 日本における移民と宗教

制作 : 三木 英 
  • 森話社
2.00
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本棚登録 : 13
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864051057

作品紹介・あらすじ

200万を超える在留外国人と日本人は今いかなる関係を築いているのだろうか?
新しい隣人を深く知るために異国の地で彼らが拠り所とする信仰をフィールドワークから詳らかにする。

感想・レビュー・書評

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  • 非日本国籍の各国の人達が日本に定住・長期滞在、或いは観光的な短期滞在などする、その年間人数が激増している。
    かの人らは、各々が信仰する宗教を持つ場合が多い。
    現在の日本国内で、かの人らがどのような拠点を持ち、どんな活動をしているか、日本人との関わり方は?などの視点からの学術レポート集。
    タイトル通りに、上記視点で概観できるのかと思いきや、「先行した研究事例から漏れている範囲を主として調査・考察する」ってんで、あーそうですか、と。
    文体も、レポートと言うか論文。←この辺は、その章の執筆者に拠るが、概して堅い。
    でも内容は人間臭いこと限りない。思わず、「気取って書く内容じゃないだろ!」と突っ込みたくなること数知れず。
    書かれている範囲では、何となく不安に感じていた事とか、実態情報を知ることが出来て少し安心。
    まあ、読まないよりは読んで良かったかな...(かなり読み飛ばしたけど)。
    "日本は宣教師の墓場" って定説が有る、という行には笑った。身に覚えも有るから実感を伴っている。

    韓国から日本に来ている宣教師たちの意識、"劣っている民族が偶像崇拝に陥っているので、上位の民族として指導してやらなければならない"、"1人1人を相手として見ていない" という行には、正直のところ強く憤りを感じた。
    まあ、祖国が狭くて、おまけに大学進学率が滅茶高く、神学を修める者も多いので牧師の職に空きがない(韓国内で職に就くのが難しいのと同様)のは気の毒と言えばそうだし、弾き出される側にも自分を正当化する理由が欲しいだろうから、まあ仕方が無いのだろうけれど。

  • 日本人とは異なるルーツを持つ人たちが、日本で暮らす時に、どのようなコミュニティーを形成しがちなのかが分かる本。
    自分自身と生活する国の宗教・文化が異なる場合、彼らがいかにして折り合いをつけているのかがまとまられている。

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