ナチス映画論──ヒトラー・キッチュ・現代

  • 森話社
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  • Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864051446

作品紹介・あらすじ

禁忌と狂熱の映画史へ
近年、ナチスドイツ/ヒトラーを題材にした映画が多数製作・公開されている。なぜナチスは観客の興味を惹くのか?
プロパガンダにはじまり、戦争責任の追及、悪のイコン、表象不可能性の問題を経て、ナチス表象はいま新たな段階を迎えている。
本書では、戦前から現代までのナチス映画をとりあげ、映像論、映画史、ドイツ史、キッチュ論など多角的な視点から、それらが人々を「魅了」し「熱狂」させる謎、周辺国や演劇などの他ジャンルにおよぶ余波、現在にいたるファシズムの問題を検証する。
世界各国で右傾化、排外主義の波が起こりつつある現在、私たちはナチスの表象から何を学べばよいのだろうか。巻末には主要なナチス映画50作品のガイドを掲載。

著者プロフィール

1965年、兵庫県に生まれる。東京国際大学国際関係学部准教授。学習院大学博士後期課程満期退学。専攻は、ドイツ映画研究。ドイツ映画の字幕翻訳も多数ある。 
共著書に、『西洋近代の都市と芸術5 ベルリン』竹林舎、2015年6月)、『若松孝二 反権力の肖像』(作品社、2007年年11月)、『ファスビンダー』(現代思潮新社、2005年9月)などがある。

「2015年 『ドイツ映画零年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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