夫の死に救われる妻たち

  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 22
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864100335

作品紹介・あらすじ

夫の死に開放感を覚えた2人の女性が、身近な人と死別した者たちの複雑な胸中を描く。死は嘆き悲しむものという社会のタブーを破る、心ゆさぶる話題作。

感想・レビュー・書評

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  • こういう題名ですが、実際は身近の人、たとえば親や子も含まれます。
    そして愛する人もいますが、そうでない人もいます。

    この本を読もうとしていたところで突然身近の者が急逝し、この本を読むことに躊躇しました。
    でもこの時期に読み終えることができて良かったです。

    友人の告別式ではただただ号泣するのみですが、身内ではそうではないと思います。

    通夜告別式と自分の心の中にもやもやしていたものが晴れたような、絡まっていたものがほどけたような、落ち着いた気持ちで乗り越えることができました。
    ところどころ引用します。

    >テレーズランドはこう書いている。「人間の中には、ときには残酷な仕掛けが用意されている。悲嘆の初期段階では、故人がすべて肯定される一方、遺された人は自分が故人にたいしてマイナスなことばかりして、プラスになることをなにもしなかったと思いがちだ。」
    もしあなたが、罪悪感にかられてこの本を手にとったのだとしたら、罪悪感を人間のなかに用意された一時的な仕掛けと考えるのが役に立つかもしれない。

    >著者は死別にあたって安堵感や開放感を抱くのは、それまでの状況しだいで決して悪いことではなく、自然であり、場合によっては望ましいことでもあると書いてある。

  • 死んでしまえばみんないい人という風潮は日本にもあるし葬式の振る舞いには日本でも規制がある
    家族の死は家族の苦しみからの解放であることもあるしホッとするがいても当然

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