メッセージ力を高める黒岩の法則

著者 :
  • 飛鳥新社
4.22
  • (3)
  • (5)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 39
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864100434

作品紹介・あらすじ

メッセージ力がないから日本は中国にも舐められる!「報道2001」キャスター15年のノウハウを一挙公開。就活、プレゼン、恋愛にまで役立つ珠玉の50ヶ条。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 人に伝わるように話すには何が大事なのか分かりやすく書かれている。非常に為になる本。

  • メッセージ力を高めるには?

    →要するにどういうことかを考え、ワンメッセージに集約する
    どうなるかではなく、自らどうするかを考えることでメッセージ力が上がる

  • 元フジテレビアナウンサーである黒岩氏によるメッセージ力にフォーカスを絞った内容。
    アナウンサー時代から変わらずのわかりやすい言葉と内容でとても読み進めやすかったです。明日から使えるメッセージ力強化の為の本。
    デザイナーとしてとてもためになる内容でした。

  • 今日ご紹介するのは、元フジテレビジョン「報道2001」のキャスターでもあった黒岩祐治さんの最新作。

    ご自身の早稲田大学大学院での講座内容を軸に、人に伝え、動かすための「メッセージ力」を「黒岩の法則」としてまとめた1冊です。

    アマゾンの内容紹介から。
    メッセージ力がないから日本は中国にも舐められる!「報道2001」キャスター15年のノウハウを一挙公開。就活、プレゼン、恋愛にまで役立つ珠玉の50ヶ条
    法則としては50挙げられているのですが、その中から厳選して7つ選んでみましたので、ご覧下さい。


    第1章 なぜメッセージ力か?

    第2章 メッセージ力を高める黒岩の法則

    第3章 メッセージ力を高める実践編

    第4章 メッセージ力を測る基準とは?

    第5章 日本人のメッセージ力


    【ポイント】

    ■1.常に「要するに」を意識する
    「要するに、あなたが言いたいことは何ですか?」
     これは政治討論番組のキャスターをしている時、私の頭の中でいつも回っていた言葉でした。(中略)

     これはあなたの話においても同じことです。自分が話す時にまず考えるべきなのは、要するに自分は何を言いたいのかということです。自分でそれが分かっていない話にメッセージ力があろうはずもありません。
    「要するに、要するに」自分の中で呪文のように唱えてみて下さい。そこからメツセージ力向上への道は始まります。


    ■2.最初の15秒で勝負は決まると心得る
     たとえば就職活動の面接も「要するに自分はこんな人間だ」と結論づけて相手に伝えることだということは先にも触れました。しかし、それは最初の15秒ですべてが決着する世界だということを忘れてはなりません。(中略)

     講演会など人前で話してみるとよく分かります。最初の15秒で聴衆の心をつかめるかどうかでその日の講演会の雰囲気は決まってしまうのです。


    ■3.話をするときには"活字脳"ではなく"喋り脳"を使う
    本来は活字的な構成と、喋る時の構成は違うはすです。
     活字では論理の展開が優先されるので"活字脳"を使っていますが、喋りでは感性が優先されるため"喋り脳"を使うことになります。そもそもメッセージカとは感性に訴えかけるものですから、"喋り脳"を使う方がパワーは出やすいのです。


    ■4.相手の目で語る
     聴いている相手の目になって話をするという感覚って分かるでしょうか? 私はそのことをいつも意識しています。講演会はたいがいつまらないという話をしましたが、それは聴いている人の目になって喋っていないからです。つまり、自分の言いたいことを喋っているだけで、みんなが聴きたいことを喋っていないのです。


    ■5.受け売りしやすくする
     当時、私は受け売りながらこういう話を恥ずかしげもなく、銀行の頭取などを相手にしたことがあります。考えてみれば私の話などは受け売りだらけなんですが、それを至極もっともらしく語るのが得意なんでしょうね。すると、驚いたことに話が終わった後、頭取から「目からうろこが落ちました」と言われ、握手を求められたことがありました。(中略)

     話した内容が聴いた人の中で受け売り可能になるというのは大事なことです。それこそメッセージが届いたという証拠です。人に届いたメッセージは今度はその人の中で熟成し、育っていきます。そしてまた、そこから人へ新たなメッセージとなって伝わっていくのです。


    ■6.ストンと落ちる感覚を大事にする
     私は自分の胸にストンと落ちる感覚を大事にしています。自分の中で「分かった!」と思う瞬間です。そこに到るまでは絶対に妥協しないようにしています。ストンと落ちないものは自分には理解できていないからです。「救急隊は医療行為ができない」という言葉によって、私の中でずっともやもやした感覚が突然消えて、ストンと落ちたのです。


    ■7.ラインマーカーを引くように話す
     たとえばあなたが紙に文章を書いて、自分の思いを届けようとする場合を考えてみて下さい。どうしてもこの部分を読んで欲しいという時にはラインマーカーでも引きたい気持ちになるでしょう。あえて太字にすることもできるし、枠で囲むこともできます。メールなら絵文字を添えたりもするでしょう。
     喋り言葉ではそんなことはできません。しかし、ラインマーカーを引くように話すことはできると私は思います。それは意識の問題です。この言葉の下にはオレンジのマーカーを引いているんだと思いながら喋ると、聴いている側にはきっと見えるに違いありません。


    【感想】

    ◆上記ポイントは全て本書の第2章「メッセージ力を高める黒岩の法則」から抜き出しています。

    冒頭で触れたように、この法則は全部で50もあり、一部内容的にかぶるようなものもありますが、それでも100ページ以上に渡って展開されていますので、チェックされる際には、やはりまずここからかと。

    とにかく「講演会」「セミナー」「面接」といった、人前で話す場合に、留意しておきたいTIPSが満載でした。

    さすがに「テレビ出演」というケースはレアでしょうが、今やUst等に出演される方も少なくないですし、やはりこういったスキルは必要だと思われ。


    ◆続く第3章では、その実践編として、黒岩さんの生徒さんお二人の課題(15分間スピーチ)の添削が。

    特に最初の方は、黒岩さんの指導で、内容がブラッシュアップしていく模様が描かれており、ここは参考になりました。

    そして実際に、このメッセージを就職活動で活かして内定を獲得されたそうなので、就職&転職を控えてらっしゃる方は要チェックで。

    ちなみに黒岩さんは、フジテレビで採用面接も経験されているだけあって、第2章の法則のところでも、具体例として「面接&模擬面接」の模様が何度か出てきます。


    ◆一方第5章では、「日本人」に焦点を当てて、そのメッセージ力を検証。

    対照的な具体例として挙げられていたのが、セックススキャンダルに見舞われたクリントン大統領のメッセージ力でした。

    丁度黒岩さんは、この騒ぎの最中にワシントンに赴任されていて、現地で彼の言動を見ており、またスキャンダル報道の激しさも、日本の比ではなかった(朝から晩までその話題だった)そう。

    と言うか、例えば日本の首相が総理官邸でチョメチョメしたのが発覚して、辞任しないなんて考えられないところ、クリントン元大統領は、辞任することなく任期を終えています。

    そこにはいったい「どんなメッセージ力があったのか?」……というのは本書にてご確認をw


    ◆本書はタイトルが「法則」となっている分、ビジネスパーソンがスキルアップのために買う感じはしませんが、見かけを裏切って(?)色々と参考になりました。

    特に、「ラインマーカーを引くように話す」なんてのは、個人的にはかなりの「ツボ」。

    同様に「喋り脳」という考え方は、プレゼンの資料作成の際にも注意したいところです。

    また、ポイントでは挙げませんでしたが、スピーチの「テンポ」や「声の強弱」についても触れられているのも、好感度高し。

全4件中 1 - 4件を表示

黒岩祐治の作品

ツイートする