「はやぶさ」式思考法 日本を復活させる24の提言

著者 :
  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 261
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864100632

作品紹介・あらすじ

「"失敗"をカウントするな!!"成功"をカウントする加点法こそが日本の閉塞を打ち破る!!」-"はやぶさの奇跡"を活かす川口式ポジティブ加点法思考の極意。

感想・レビュー・書評

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  • 「はやぶさ」を無事に帰還させたプロジェクトをどうすすめていったのか。この話は、日本を元気にさせるために必要な大事なことが書かれていると思う。
    何度もトラブルに見舞われたけれど、あきらめない心で帰還させた著書の川口魂が多くの方たちに受け継がれたなら、日本が復活できる日は近い。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「日本を元気にさせるために必要な大事なこと」
      景気が良くなったと言われているけど、全く実感出来ない落ちコボレ社会人としては、本当の地道な努...
      「日本を元気にさせるために必要な大事なこと」
      景気が良くなったと言われているけど、全く実感出来ない落ちコボレ社会人としては、本当の地道な努力について知りたいです。
      プラネタリウムで「HAYABUSA -BACK TO THE EARTH」を観て泣きました。。。
      2014/04/28
    • komi333さん
      川口さんは経験に基づいた独特の考え方でマネジメントしてプロジェクトを成功させたのだな、と社会人として学べることが書いてありました。
      川口さんは経験に基づいた独特の考え方でマネジメントしてプロジェクトを成功させたのだな、と社会人として学べることが書いてありました。
      2014/04/29
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「独特の考え方でマネジメント」
      危機管理とかが優れているのかな?(気になるから読みます)
      「独特の考え方でマネジメント」
      危機管理とかが優れているのかな?(気になるから読みます)
      2014/05/02
  • はやぶさプロジェクトを通して、川口教授が伝えたかった24のメッセージ。どれも教訓に富み、心を動かされるものばかりです。
     チームの人たちを大切にし、はやぶさプロジェクトになみなみならぬ情熱を注ぎ、通信が途絶えてもエンジンが壊れてもあきらめない。川口教授はすばらしい人格者だと思いました。
     はやぶさが持ち帰ったものは、正確には二つで、一つは微生物のサンプル、もう一つがこの本に書かれているようなメッセージだと思います。

  • 24の提言についてはそんなに参考になるものはなかったが、「私を支えた父の言葉」の章が良かった。著者の父は高校の数学教師だが、こうしたはやぶさプロジェクトを支える意志に関しても、父の教えが基礎になっているとのこと。素晴らしいですね。家庭教育の大切さを改めて感じるとともに、川口さんの父を大切にしている思いが伝わってきて、温かい気持ちになりました。

  • 「“失敗”をカウントするな!!“成功”をカウントする加点法こそが日本の閉塞を打ち破る!!」―“はやぶさの奇跡”を活かす川口式ポジティブ加点法思考の極意。

  • 2010年、60億 kmの旅を終え、地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルリターンに世界で初めて成功した探査機、「はやぶさ」。そのプロジェクトマネージャーを務めた著者が実践する、24の思考法を紹介する。

    減点法を止めて、加点法にしよう
    許認可制は妨げになりうる
    ルールは少ないほどよい
    教科書には過去しか書いてない
    天の邪鬼のススメ
    システムエンジニアリングより親方徒弟制
    「失敗する」チャンスを与えよう
    「ヒラメ」を作らない方法
    スケジュールは必ず遅れる
    トラブルは勲章と思え
    失敗を隠そうとするな
    往生際を悪くしよう
    「早く良いニュースを聞きたい」と思うな
    迷うくらいなら、どっちでもよい
    足下ばかりを見るな
    背伸びするクセをつけよう
    「こうすればできる」と考えよう
    駆け引きのできる人間になろう
    「わからないこと」を認識しよう
    どうしたら運を拾えるか
    味方を増やす方法
    「製造業の宿命」を乗り越えよう
    教育の時代から研究の時代へ
    何が日本の未来を明るくするか

  • はやぶさ2号の打ち上げが記憶に新しいが、日本人の期待を背負った初代はやぶさの帰還は奇跡に近いと言われた。そんなハイリスクなプロジェクトを成功させた著者だから言える格言の数々は説得力大!!
    ベストな答えを考えることだけが成功へつながるとは限らない、ということを教えてくれます。

  • 小惑星探査機”はやぶさ”は、2003年5月9日に
    宇宙科学研究所によって打ち上げられました。

    イオンエンジンの実証試験を行いながら小惑星イトカワに到達し、
    その表面を詳しく観測してサンプル採集した後、
    2010年6月13日に地球に帰還しました。

    地球重力圏外にある天体に着陸しての
    サンプルリターンは、世界初だったそうです。


    本日ご紹介する本は、

    ”はやぶさ”のプロジェクト・マネージャーを務められた
    川口淳一郎教授が心掛けている提言をまとめた1冊。


    ポイントは
    「リスク」

    どんなものでも開発と言えば、
    やってみなければわからないことが出てきます。

    特に宇宙開発では、事前にやってみることができないので
    リスクの固まりといっても過言ではありません。

    幾つもの課題があるなかで、限られた時間と予算で
    やらなければならない。
    リスクの大きな仕事だと思います。

    でも、ほんとうはどんな仕事にもリスクはあって、
    リスクに対して、どう準備し、トラブルが発生したとき
    どう対処するのかというのが、仕事をこなすための
    ポイントだと思います。


    「失敗」

    宇宙開発では、1つでも失敗してしまうと
    やりなおしになります。

    だからこそ失敗は大事で、
    もし失敗してしまったら
    必ず次に、その教訓を生かすことが重要だそうです。

    失敗の教訓を生かすことの重みは
    宇宙開発でも、一般の仕事でも同じですね。


    「目的」

    宇宙探査機では、よけいな物は1つも搭載できません。
    そして、飛行においても、エネルギーの無駄遣いは一切できません。

    だからこそ、なにか事が起こったときに
    いつも「最終的な目的は何なのか」をベースにいろいろな思考をし、
    判断をすることが重要だそうです。

    最終目的の達成に関係ないことは
    一切しないことが重要です。


    「粘る」

    本書を読んでみると、”高度な技術を集結して”と言うよりは、
    目的にむかって細々としたことを積み上げたこと。
    諦めずに努力を重ねたこと。
    が印象に残ります。

    何事も、日々のちょっとした努力や改善の積み重ねが
    偉業を何遂げるんだと思いました。

    ぜひ、読んでみてください。


    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    減点法と加点法=失敗を減らすのか、成功を増やすのか
    研究者にとって最も大切なのはインスピレーション。それがなければ努力を重ねても、誰かの真似で終わる
    何かが本当に身につくのは、自分の判断でやって失敗し、その原因を自分の頭で考えた時
    宇宙開発はリスクの固まり=絶対にスケジュール、予算通りいかないと覚悟すること
    「どっちにするか迷うくらいなら、どっちでもいい」=解決方法があるなら、それでいい
    限られた時間と予算でやる=こうやればできるという選択肢を見つけることを忘れるとブレーキがかかる
    いつも「最終的な目的は何なのか」をベースにいろいろな思考をし、判断をする
    「粘る」=目的にむかって細々としたことを積み上げていけたこと。諦めずに努力を重ねていけたこと
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    減点法を止めて、加点法にしよう
    許認可制は妨げになりうる
    ルールは少ないほどよい
    教科書には過去しか書いてない
    天の邪鬼のススメ
    システムエンジニアリングより親方徒弟制
    その他
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/b5b496f6c73a7178.png
     

  • 川口先生の講演会で、若い人を育てようとの並ならぬ熱意に打たれて衝動買いしました。就活前にオススメ。

  • 教授に頂いた本である。ありがとう。

  • 現在の会社生活における漠然とした不安不満を解決するヒントがあったように思う。
    まずは自己完結できる課題「学びのプロにならない」ために、意図的に天邪鬼になってみよう。(人と同じことはやんねーよ的な)

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著者プロフィール

1955年青森県生まれ。工学博士。宇宙航空研究開発機構(JAXA)シニアフェロー。初代「はやぶさ」元プロジェクトマネージャー。日本航空宇宙学会会長。ハレー彗星探査機「さきがけ」「すいせい」、工学実験衛星「ひてん」、火星探査機「のぞみ」などのミッションに携わり、小惑星探査機「はやぶさ」ではプロジェクトマネージャーを、「はやぶさ2」ではシニアアドバイザーを務める。

「2017年 『AI、ロボット、生命、宇宙… 科学技術のフロントランナーが いま考えていること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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