夢をかなえるゾウ文庫版

著者 :
  • 飛鳥新社
4.19
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本棚登録 : 10175
感想 : 1021
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  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864100823

作品紹介・あらすじ

ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁で話す、とてつもなくうさん臭い神様"ガネーシャ"。聞けば、ナポレオン、孔子、ニュートン、最近ではビル・ゲイツまで、歴史上のキーパーソンは自分が導いたという…。しかし、その教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。こんなんで僕は成功できるの!?TVドラマ化、アニメ化、舞台化された、ベスト&ロングセラー。過去の偉人の具体例から導き出される、誰にでもできる超実践的な成功習慣を小説に織り込んだ、笑って、泣けて、タメになる、まったく新しいエンターテインメント小説。

感想・レビュー・書評

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  • 読んでみたかった本。こんな自己啓発本だとは思わなくてびっくりしたけど、ユーモアたっぷりで読みやすかった。関西弁で喋る象さんにかなり愛着わいちゃって、最後は感動してしまった。
    色んな名言が自分にもぶすぶすと突き刺さった。偉人の話も知らない事も沢山あってかなり面白かった。
    学べて、笑えて、泣けて…何回でも読める本だな。また絶対読もう。大切にしようと思う。面白かったー!!

  • 『夢をかなえるゾウ文庫版』の概要と感想になります。想像していた以上に楽しめました^_^

    概要です。
    僕は世の中に嫉妬していた。
    赤坂のハイタワーマンションで開かれたパーティーに参加したものの、キラキラした人々の中で僕は激しい劣等感を覚え、帰宅後にやけ酒で居眠りしていた。翌朝、なぜか関西弁を喋る変なゾウに似た生き物が僕の部屋に居て…。

    感想です。
    いわゆる自己啓発本ではありますが、関西風のノリで僕に課題を出すガネーシャが可愛くも鬱陶しくも感じ、思ってたんと違う楽しさがありました。
    一方で作中に語られる有名人の偉業の数々は、結局のところ自分と世界(社会)と向き合いながらPDCAに励んだ結果と思えつつ、個人的に新しい学びはなくて共感(同意)の嵐でした。
    一度きりの自分の人生をどう創っていくか、非常に分かりやすくて面白い作品でしたので未読の方はオススメします^_^

    • bmakiさん
      読みましたo(^▽^)o

      確かに。新しい学びは特に無かったですけど、背中を押される何かは感じとれました。
      流行っただけあって、読みや...
      読みましたo(^▽^)o

      確かに。新しい学びは特に無かったですけど、背中を押される何かは感じとれました。
      流行っただけあって、読みやすかったです(^-^)

      ガネーシャ確かに可愛くて鬱陶しかったですね(*^▽^*)

      あんなヤツが実際にいたら楽しいだろうなぁ。。。
      2024/03/10
    • マメムさん
      bmakiさん、コメントありがとうございます。

      思っていたよりも楽しく読めたのでハードルは下がりました^_^
      読書スランプになった時に、ガ...
      bmakiさん、コメントありがとうございます。

      思っていたよりも楽しく読めたのでハードルは下がりました^_^
      読書スランプになった時に、ガネーシャと会うために続編を手にするかもです(笑)
      2024/03/10
  • 平凡な会社員へゾウの神様が成功に導くためのアドバイスを行なっていく物語。

    神様ガネーシャの関西弁で放たれる言葉たちが、関西人の私にすんなりと染み込んでくる。

    物語で語られる数々の名言の中でも、私が1番腑に落ちる言葉。

    「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。」

    せやせや。

  •  ガネーシャいいなあ。わたしもガネーシャ欲しい。ドラえもんより欲しいかも。
     この本に書かれているようなことは、今まででも自分の中でつぶやきながら頑張っていることも多い。例えば、成功するには人を喜ばせなければならないとか、自分の道具を磨くだとか。でも、こんな神様が自分の隣で、励ましてくれると違うだろうな。それは、他人に期待してるということで、あかんのだけど。
     ガネーシャの言葉で特に心に残ったのは
    「夢は思い描けば実現すると言うけど、それを勘違いして、親や周囲の期待に応えようとして「夢を思い描かないとダメだ」というふうに、夢を想像することに、逆にプレッシャーを感じてしまう人がいるけれど、本来夢というのは、勝手に想像してワクワクしてしまうものだ。」という部分。
     私の子供の小学校、中学校で年に2回くらい出されるアンケートで「将来の夢について家庭で話し合っているか」という項目があるのだけれど、それを見る度に、そんな話をしていないウチがダメ家庭で私がダメ親で、子供が
    ダメ子のような気がしていた。が、夢って本来見ることを強制されるものではないだろう。ガネーシャさんの言うとおりだ。
     その他、
    「自分の「これや!」思える仕事見つけるまで、他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかん。」
     「やりたいことが見つかれへん言うてるやつの99%は何もやっとらへん奴や。」
    「仕事いうんは、突き詰めると「作業」いうことや。……仕事に費やす膨大な時間、それはつまり作業に費やす時間や。だから仕事はブランドで選ぶと不幸になるんや。その作業に費やす時間の喜びを犠牲にすることになるからな。」
    「人生を劇的に変えるには「誰かに才能を認めてもらうこと」そのためには「応募」すること。特別な仕事の応募でなくても、求人情報誌をみて応募するだけでも良い。それで認められなくとも、「自分には何か才能がある。自分にしか出来ひん仕事がある」ということに関してはあきらめたらあかん。」

    などなど。だいたいこの本を読んでいること自体が「この本が自分を変えてくれるかも」と期待していることだが、期待しているだけでは何も変わらない。実践あるのみということだ。
    ガネーシャさん私を励ましに来てくれないかな。

  • とても読みやすくて、一気に読み終わりました。

    自分を変えたいと思っている「私」の元に、ゾウの姿をしているインド神様「ガネーシャ」が現れ、自分を変えるための課題を出してくれるお話。

    偉人達の行動を元に出す課題は、日常できる様々な行動です。

    『ガネーシャの課題』
    靴をみがく
    コンビニでお釣りを募金する
    食事を腹八分におさえる
    人が欲しがっているものを先取りする
    会った人を笑わせる
    トイレ掃除をする
    まっすぐ帰宅する
    その日頑張れた自分をホメる
    一日何かをやめてみる
    決めたことを続けるための環境を作る
    毎朝、全身鏡を見て身なりを整える
    自分が一番得意なことを人に聞く
    自分の苦手なことを人に聞く
    夢を楽しく想像する
    運が良いと口に出して言う
    ただでもらう
    明日の準備をする
    身近にいる一番大事な人を喜ばせる
    誰か一人のいいところを見つけてホメる
    人の長所を盗む
    求人情報誌を見る
    お参りに行く
    人気店に入り、人気の理由を観察する
    プレゼントして驚かせる
    『最後の課題を必ず実行に移すこと』
    やらずに後悔していることを今日から始める
    サービスとして夢を語る
    人の成功をサポートする
    応募する
    毎日、感謝する

    松下幸之助や、本田宗一郎、ビル・ゲイツや、孫子など、偉人達のしていた事や発言などを参考に少しずつ課題にしています。

    この主人公は「有名になりたい、成功したい」という希望でした。
    「自分を変えたい」という気持ちは皆持っているものだと思います。

    すぐにでも行動にうつせる事が多いので、素直にやってみたいと思いました。

  • とりあえず読んでよかったと思える一冊。何か行動したくなるし、色々と物事を考えるきっかけになる本。そしてなにより読み易い!!

  • kindleで無料で読みました。
    お金払って買う価値あります。

    誰もがきっと「自分を変えたい」って思った事があるんじゃないですか?

    でも初めての体験って大変ですよね。
    方法分からないから、難しいから、慣れてないから。
    何より出来るか不安だし、出来た成功体験がないなら自分を疑う。

    無意識に変わらない人生の習慣を繰り返して時間を浪費する。
    世の中の人間のほとんどは惰性で生きている。

    だけど、
    1.心が変わる。
    2.態度が変わる。
    3.行動が変わる。
    4.習慣が変わる。
    5.人格が変わる。
    6.運命が変わる。
    7.人生が変わる。

    結局人生が変わる人はやり切る人。
    変わらない人は足が止まる人。

    やり切るのは誰でもない自分だ。

    願わくば良き習慣を!

  • 商売や学問などあらゆる障害を除去する大衆神ガネーシャを、主人公を成功へと導く神様にしているのが面白かった。また同じインド生まれの釈迦とのやり取りには何度も笑った。
    2まで読破したが印象としては世の自己啓発本たちをストーリー仕立ての読み易い形で凝縮した感じ。成功する為の心得として読んでも良いけど今の仕事(サービス業)にも充分通じる要素が数多く含まれており、色々見直すきっかけになった。ベストセラー本はあまり読まないが読書中、何度もビビっ!と来てその箇所を何度も読み直したのを覚えている。
    読後未来永劫、そのビビっ!を忘れなければえぇんやけど…

  • 自分の成長になる言葉がちりばめられています。
    しかも面白い。
    繰り返し読みたくなるのもわかります。
    ガネーシャはのっけから古田新太が
    話してる姿しか想像出来ない。
    あのニヤケ顔が浮かんでわろてしまう。
    どんぴしゃ

  •  ダメダメな主人公のもとに胡散臭い神様ガネーシャがやってきた。この神様は、人生を成功させるために、次々と課題を与えていくのだが、はたして夢をかなえることはできるのか。

     前々から読もうか迷っていたのですが、読んで良かった思います。

     ガネーシャから与えられる一つ一つの課題は、うなずけるものばかりでした。

     もちろん、すべてを実行することは難しいですが、これは努力した方がいいなあとか、考えながら読み進めました。

     すべての人がこの主人公のようにはならなくても、こういう生き方もあると視野を広げていく価値があると思いました。

     もしもうちにガネーシャが来たら、どうしよう。

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著者プロフィール

愛知県生まれ。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズほか、『雨の日も、晴れ男』『顔ニモマケズ』『運命の恋をかなえるスタンダール』『四つ話のクローバー』、共著に『人生はニャンとかなる!』『最近、地球が暑くてクマってます。』『サラリーマン大喜利』『ウケる技術』など。また、画・鉄拳の絵本に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

「2023年 『夢をかなえるゾウ4(文庫版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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