「大相撲八百長批判」を嗤う

著者 :
  • 飛鳥新社
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864100953

感想・レビュー・書評

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  • 本書を読む前はスポーツに八百長なんて絶対に許せない。と考えてましたが、確かに相撲はスポーツ以外の側面という部分や希薄な師弟関係や部屋数の問題等、様々な切り口があり考えさせられました。

  • 八百長は絶対ダメで、常に真剣勝負であるべきだ、という近代スポーツの理念を大相撲に適用するのは、野暮の骨頂だと一貫して主張するのが玉木正之です。

    メディアすべてが右へならえというときに、こういった持論を展開するのは相当な勇気と度胸がいるはずですが、外野はともかく真の大相撲ファンなら、今までのモヤモヤから溜飲を下ろしてもらえる納得の本です。

    玉木正之を囲んで対談するのは、宮崎学(作家)、根岸敦生(朝日新聞記者・元相撲担当)、鵜飼克郎(週刊ポスト記者)、荒井太郎(相撲専門誌記者)の4人の相撲通で、彼らとの徹底対論でより鮮明に。

    この感想へのコメント
    1.たまもひ (2011/09/26)
    おお、これは読まねば!
    ほんとに何でメディアの論調はああも横並びなのか。早速読んで溜飲を下げることにします。

    2.yuu (2011/09/26)
    本の雑誌10月号で坪内祐三さんが、玉木さんが「新潮45」で白鵬と魁皇の5月の技量審議場所の取組みを八百長、若しくは無気力相撲としていることを取り上げています。
    坪内さんによれば、力の入った素晴らしい相撲だったとのこと。
    どうも、良く判りません。

    3.薔薇★魑魅魍魎 (2011/09/27)
    念のためYouTubeで確認すると、5月22日のその一番については坪内祐三に軍配をあげます。
    魁皇を見くびってはいけません。右上手を取ったら天下無敵の怪力で、今までも強い時の貴乃花や曙も投げ飛ばしてきましたし、衰えたとはいえ相手のちからを吸引して無力化する彼独自の神業は健在です。
    ということは玉木センセにおかれましては、あまり相撲の眼力はなさそうで、説得力にかけますね、ちょっとどうするのこの本。

著者プロフィール

1952年京都市生まれ。東京大学教養学部中退後、フリーのスポーツライターとして、雑誌『GORO』『平凡パンチ』『ダカーポ』『ナンバー』等で活躍。現在、作家、スポーツライター、音楽評論家、国士舘大学非常勤講師など、活動は多方面にわたっている。

「2003年 『玉木正之 スポーツ・ジャーナリズムを語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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