ウルトラマンの墓参り

著者 :
  • 飛鳥新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864101257

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  • 竹内義和の半自伝小説。 特撮、格闘技、京橋の胡散臭さという、今は亡き「北野誠のサイキック青年団」でよくネタにされていたものを中心に引きこもりの若者が成長し大人になるお話。 ACT1、ACT2、ACT3の第三部構成で引きこもりからの脱却と親友と恋人と仕事の出会い、 体を鍛えることからヤクザへの復讐へそして物語は冒頭のウルトラマンの墓参りに繋がっていく。 序盤のどうしようもない引きこもりの描写から終盤の格闘描写まで生々しく面白い、最後にしんみりと終わるのもまた良し。

著者プロフィール

作家、プロデューサー。1955年、和歌山県生まれ、近畿大学中退。怪獣・テレビ・アイドル・プロレス熱が高じ、大学在学中から数々の同人誌に参加。初エッセイ「ピンポンパン地獄」をきっかけにコラムニストとして執筆活動に入る。雑誌「BRUTUS」での連載「日本ビデオスター列伝」が好評を博し、88年、『大映テレビの研究』で本格的作家デビュー。同年より始まったABCラジオ「誠のサイキック青年団」で絶大な支持を得る。長編アニメとして映画化された『パーフェクト・ブルー 完全変態』ほか著書・コラム多数。現在、大阪・阿波座のイベントスペース「アワーズルーム」で、連日トークライブを開催中。「嵐」の熱烈なファンでもある。

竹内義和オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/takeuchi-yoshikazu/ 
ツイッターID:@TakeuchiRadio


「2014年 『ゆゆも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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