500万円で家を建てる!

著者 :
  • 飛鳥新社
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本棚登録 : 125
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864101493

作品紹介・あらすじ

家をあきらめない。ローンで悩まない。人生が上手くいく20坪のシンプルハウス。柔軟な発想で、お金に縛られないコンパクトな暮らしを手に入れる。

感想・レビュー・書評

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  • 【私の人生を変えた1冊 - 番外編】

    図書館で見つけて興味本位で読んだら・・・。

    東日本大震災の惨状を見て、「住宅は多額のローンを組んで買う、一生に一度の買い物から、車ぐらいの価格で、何度でも住み替える(立ち上がれる)ものにできたらなぁ」と考えた建築士の著者が語る、安く建てる工夫のプロセスを読むことで、読者が建築の基礎的なことが学べるもの。

    例えば、住宅は屋根に費用がかかる、だから、平屋建てより屋根の面積を最小にした二階建てのほうが安く済むとか。

    なるほど、近頃の建売って、立方体に近いような直方体の家が多いよな、それでかぁ(著者はあれをトウフと名付けている)。

    ともあれ、私はこれを読んで、不動産から資産や投資と言ったワードを切り離し、純粋に生活を楽しむ道具として割り切ると言った視点が持てたよ。

    そのような眼で見ると、都心にあるけど形がいびつだったり狭小すぎて不人気、故に格安と言った土地が面白いものに見えてくるんだなぁ。

    マンション住まいが、ガーデニング専用で購入してもいいし、バイクや車の保管用ガレージを建ててもいい。

    リセールが悪くても、「私の死後は自治体に寄付します。公園や地域の災害用品備蓄庫にでもして下さい」と一筆書いておけばいいだろうし(そんなに簡単なものかは、分からないけど)。

    また、中古住宅には介護用リフォーム済み居抜き物件なんかもあって、自宅を介護用にリフォームするより、そっちを買い増して、不要になれば売却したほうが安く済みそうな場合も(親が住み慣れた家を離れてもいいと言えばね)。

    ずっと賃貸で不満を抱えたり、一所懸命の罠にも陥らない、第三の選択もあるよってことで。

  •  坂口氏の本を読んでから、狭小~モバイルハウスに俄然興味が出てきてしまった。発想が実によい、ということでなんとか実現したいとまで思うように。
     各種注意事項等、具体的記述で参考になる。
     そして、その全てのスタートが、今までの全ての「整理」にあることも・・・これが難しい。つい、さぼる。

  • 500万円で家が建つんだと思って、思わず手に取った。
    発注する際は、工務店に掛け合って、条件等をすり合わせる必要がある。
    やはり建築や資材等の知識がないと、この価格ではできないだろうなと思う。
    1軒目の購入を考える20代にはオススメの本。
    1軒目で勉強して、2軒目で思い通りの家を建てられる。

  • 本当に家が500万円で建つみたい。
    土地代は別だけど・・・

  • 置いてあったので読んでみた!この家に近いお家たまに見かけるけどかわいーと思う!あれで500万円ならウハウハだけどな☆

  • 高いはずの住宅購入を安くすることで人生はどうかわるのか?
    これから景気が悪くなった行くだろう日本において住宅ローンというリスクを軽減することができる「軽住宅(軽自動車のような)」という発想。

    また必要で快適な住宅をコストミニマムに設計するとどうなるのか⇒豆腐のような形
    さらにコストミニマムをベースとして+投資するとどんな追加ができるのか(屋上や土間)を具体的に図面や写真でみられるのはすばらしい。

    参考になった。

  • 設計事務所アトリエシゲの主催
    湯山重行さんのご自身の家を建ててしまった本。

    ただのローコストではなく
    建築家が妥協なく作ったローコストハウスをつくるプロセスは
    一般の方でもとても勉強になると思います。

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