夢をかなえるゾウ2

  • 飛鳥新社
3.66
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864102254

感想・レビュー・書評

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  •  あははは。はー。笑いがこらえきらない。読み終わった後も、思い出し笑いが止まらない!!今回も、ガネーシャ、いい味出しすぎ。笑いの神を極めようとするとか、キャラにはまりすぎ。
     でも、ガネーシャらしく、今回も偉人のエピソードを引き合いに出して、人生を成功させ得るための秘訣を説く、その姿勢は健在で。
     はー、ガネーシャにまた会えてよかった。

     ツボにはまったところは、勤太郎さんと貧乏神幸子さんの漫才。スベリ倒した勤太郎さんのネタを前にして幸子さんが一言、「キャー!やっぱり才能ないー!勤太郎さん大好きですー!」。
     ハローワークで、勤太郎さんが披露したネタにて、「借金」の新しい呼び方、「株式会社『俺』への投資」。 無職の新しい呼び方、「スティーブ・ノー・ジョブズ」。
     神様たちが組んだコンビ名、「布袋の『寅泰』」。ともやすって!!
    あはは。たまらん。

     笑うばかりじゃなくって、今回もきっちり教えがある。
     たとえば、「勤太郎さん、自分が望んでいることを口に出してください。、そして、他人を喜ばせるのと同じくらい、自分を喜ばせるようにしてください。」と、言う幸子さんの教え。
     
     日本には、思いを口にしないことが、むしろ美しいとされる風潮がある。けれど、時と場合によっては、自分の思いや望みをはっきりと口にしたほうがいい場面もある。そこを見極めてうまくオトしてくことが、大切ってことなんだな。
     
     笑いの中に、しっかりとした教えがある。さすが水野さん。さすが、ガネーシャ。勉強になりました!!

  • 1とはまた違う展開でしたが、これはこれで楽しかったです。
    自己啓発本なのですが、話が面白くてあっという間に読めました。
    貧乏神がとても魅力的で、ガネーシャ以上に自分にはその言葉が響きました。
    そしてラストは恋愛小説のような展開に笑

  • 前作は嫌いでした。成功本を切り貼りして作った感に加えて、お釈迦さまをバカにしているところが多かったからです。

    もちろん今回もそう言うところは多々見受けられましたが、こちらもそれを承知の上読んだし、今回は、貧乏神の存在が良かったので、評価は上がりました。

  • 前回同様、大阪弁の神様の教えは面白い。今回はお笑いに場を設定したようだ。
    当たり外れは?まあ、あたりかな?

    貧乏神が出てくる、若い女性である。貧乏神からの教えも良く分かるものが多い。
    この発想・・・貧乏神の困ること⇒人が普通に求めること。というのは、とてもすごいと思う。
    他の神様も登場するが、この神々に、意味があるのかは不明。
    ガネーシャの活躍があまり目立たなかったような、また、へこむ場面もなかったような。(残念)

    はじめに、借金するという設定になっているが、だんだんと時代に合わなくなるのでは?
    今の時代では、そんなにお金を貸してくれないでしょう。
    大切なことは、お金ではないと分かるのだが、お金に目がいってしまう。

    最後に貧乏神は、神から人になる。これは良いこと?

  • ガネーシャの教えも良かったですが、個人的には貧乏神の幸子さんの言葉が胸にささりました。どんなに辛い状況でも人は自分の手で喜びを作りだすことができる、今までのどんな経験もこれからに必ず生きる、というのがとても印象に残りました。非常に励まされました。読んで良かったです。

  • 間違えて2を買ってしまったのですが、とても読みやすくて面白かったです。
    最後の神様からの教えメモには物語のポイントだけでなく、人生のポイントも含まれているような気がしました。

    • 書平さん
      最新作の0も読んでみてください!
      最新作の0も読んでみてください!
      2022/06/14
  • 夢をかなえるゾウ2 / 水野敬也

    今回も、ごっついの教えてもらいました

    この小説はただのフィクションじゃなくて、
    実際に夢を叶えるための実用書として使えるのがいい

    ページ数多めだけどガネーシャおもしろすぎるし
    幸子さん可愛すぎて秒で読めてしまう

    ちなみに今回の話で1番印象に残ったのは
    「困ったら図書館に行く」
    悩んだらとりあえず図書館行って本読む
    そしたら大体のことは解決できる

    いやもうほんとその通り!!
    この本のおかげでまた頑張ろうって思えました!
    今回もありがとうございます

  • 自己啓発本はあまり読みませんが、このシリーズは物語が面白いだけではなく、学ぶことも沢山あります。
    今、やりたいことはあるけど一歩踏み出せずに迷っているという時にこの本を読みたいです。

  • 昔、一度読んだことがあるが、
    最新刊のこともあり、久しぶりにAmazon prime会員は無料だったので読み返した。


    8年間芸人を追い続けている主人公が、"夢を叶える象(ガネーシャ)"と出会い、3ヶ月後にあるゴッドオブコント(お笑い界の頂点)の大会に出ることを決心する物語。

    壁に打ち当たるたびにガネーシャから課題が出される。

    1.図書館に行く
    今の自分の悩みは、今までに誰かが悩んだことがあるものばかり。それを本を通して学ぶことができる。

    「人間は成長する生き物」
    赤ちゃんが何もできない状態で生まれてくるのは、なぜか?
    何もできないからこそ、どんな存在にもなれるし、どこまでも成長していくことができる。可能性は無限大。

    『夢を叶えるなんて、奇跡でも起きない限り無理だ。』と思出るかもしれへんけど、自分はもう奇跡を起こしている。その奇跡は『成長する』ちゅうことを諦めへんかぎり、何回でも起こすことができる。

    2.人の意見を聞いて直す
    他人から"面白くない"と言われたら、まず自分を変えることを考えないといけない。ただ"面白い"か"面白くない"かを判断する。
    その判断を馬鹿にはしないこと。

    最終的に成功する人間は『自分に才能がない』という『不安』を持っている人間である。そういう人が、人の意見に耳を傾けて、試行錯誤していくことで最初には想像できんかったような成長を遂げる。
    聞く耳を持つこと、それが「成長』するための最大の秘訣


    『ドリーム貧乏』
    大きな夢を持っている。
    しかし、その夢に囚われるあまり、お客さんのことが全然見えていない人達。
    お客さんから望まれていないことを頑なに続けるので"イタイ人"と呼ばれることもよくある。

    『ガネーシャ貧乏』
    目の前の誘惑ータバコやお酒などー
    一切我慢できない。
    お金があれば使い、大変な仕事からはすぐ逃げる。
    ↓↓↓
    『楽しみは後に取っておいたら大きくなる』

    『お駄賃貧乏』
    嫌なことをしないとお金をもらえない
    量も決まっており、どうすれば楽して稼ぐかを常に考えている
    ↓↓
    お金は楽しいことをするともらえるもの。お金の量は決まってなくて、お客さんを喜ばした分だけもらえるもの。という概念を植え付ける。

    3.
    『楽しみは後に取っておく訓練をする』
    『プレゼントをする』

    4.
    締め切りをつくる

    ギリギリになって発揮されるものがある。

  • そんなに人気なのはなぜなのかと気になっていた。
    読んでみて、ちょっと驚いたのと納得したのとが混ざり合う。
    というのも、普通の小説だと思っていた。
    なるほど、自己啓発本だったのね。
    小説の形でメッセージが組み込まれている。
    それは「靴をみがく」なんていう行動のこともあれば
    「人を褒める」という気持ちの上でのこともある。
    たいてい「うん、うん」と素直に取り入れようと思える。

    ・・・けれど。
    ときどき下品なのが苦手だった。
    いいことがたくさんかいてあって、星4つかなと思うのだけど
    そこがどうも引っ掛かり、3つかなと思ってしまう。
    そんなわけであえて評価なしにしました。

    好き嫌いがわかれそうな作品。

    • だいさん
      >ときどき下品なのが苦手だった。

      大阪のえげつなさが出ていていいのでは?
      >ときどき下品なのが苦手だった。

      大阪のえげつなさが出ていていいのでは?
      2013/10/07
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著者プロフィール

愛知県生まれ。著書に『夢をかなえるゾウ』シリーズほか、『雨の日も、晴れ男』『顔ニモマケズ』『運命の恋をかなえるスタンダール』『四つ話のクローバー』、共著に『人生はニャンとかなる!』『最近、地球が暑くてクマってます。』『サラリーマン大喜利』『ウケる技術』など。また、画・鉄拳の絵本に『それでも僕は夢を見る』『あなたの物語』『もしも悩みがなかったら』、恋愛体育教師・水野愛也として『LOVE理論』『スパルタ婚活塾』、映像作品ではDVD『温厚な上司の怒らせ方』の企画・脚本、映画『イン・ザ・ヒーロー』の脚本を手掛けるなど活動は多岐にわたる。

「2023年 『夢をかなえるゾウ4(文庫版)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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