非学歴エリート

著者 :
  • 飛鳥新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864103282

感想・レビュー・書評

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  • 出だしから自分は凄い、こんなに努力したんだっていうのを見せつけられて一歩引いてしまった。学歴コンプレックスが強すぎた分、そのエネルギーをしっかり行動に移せているのは凄い。しかし自分の生活にこの人の思考を取り込むのは難しそう。

  • 自分と境遇が似ているところもあり久しぶりにビビットきた本
    自分の個をのばすために学び続けよう

    以下重要文


    自分に変えられないところはどうしようもない。変えられるところを変えよう


    努力とは チャンスが巡ってきた時に、それをつかむための準備

    パワーワード

    圧倒的な努力と工夫さえあれば親パワーで下駄を履かせてもらってきたような坊ちゃんたちをタイマンにひにずりだして武闘派としてのレベルの違いを見せつけることも可能なのです

    突出するためには情熱を注ぐ先を絞る必要がある 自分の場合は 英語✖️SW

    人生の矢印は常に上をむいてないといけない
    自分が勝負すべきは昨日の自分

  • ○目の前の仕事をないがしろにしないこと。「まだ学べることがあるはずだ!」という姿勢はもっておく

    ○大切なのは何かを成し遂げる癖

    ○相手がどういう考えを持っているかは相手次第。それを自分にどう取り入れるかが問題

    ○成功した時大切なのは「どこまでが自分の力だったのか?」という問い

    ○圧倒的なインプットと努力が大切

    ○働かない人を愚痴り始めたら終わり

    ○モチベーションを保つためには、妄想のライバルを作る。「こうしている間にも、そいつは勉強して力をつけているんだ」という意識を持つ

    ○未来や時間の使い方は自分でコントロールできる。

  • 【読了メモ】自分の頭で考える、そして動く、ということが、どれほど人生を豊かにするかと思い知らされる。

  • 感銘を受ける箇所多々あり。
    1978年生とのこと、自分より15歳近く若い。
    2週に1冊ほど、あえて自分が「主たるターゲット読者」ではないと思われる本にも目を通すようにしている。仕事柄、「若い人が読んでいる本」を読むことで、彼ら彼女らの「考え方」になじめるのではという期待からだ。そうした場合、半分以上、自分とは相容れない内容でも、多角的な視点が得られるならばそれは成功だと思うようにしている。
    ところが本書の場合、半分位は自分自身が自分の人生の中でやってきたことにあてはまる。さらに、なるほどそれは考えつかなかったと考えさせられるポイントも多い。
    万人が彼のように生きられるわけもなく、また彼のように生きる必要もないのだが、特に20代の方は一度は目を通して損はない1冊と思う。

    「#非学歴エリート」(飛鳥新社、安井元康著)
    Day99

    https://amzn.to/2I6pYOF

  • 「ビジネスブックマラソン」の紹介記事を読んで、現物を読みたくなった。

  • 明治学院大学卒の著者がベンチャー企業のIPOを手がけCFOになり
    会社に頼らずどこでも通用する実力を手に入れた方法
    明確なイメージを持ち能動的な生き方のためにひたすら努力する

    著者はプライベートな時間を全て犠牲にして成長のために努力していて、普通の人にはリスクが高くおすすめできない。

  • モチベーションが上がる。真似はできないがメンタリティは見習いたい。

  • ともかくデボートするタイプのやり方としてはよくできているのだろうけれど。ケアすることとの相性は難しいかな。ケアするをこの人はどう取り込むのか興味がある。

  • エリート街道に乗らなかった筆者が、自らを成功に導くための「努力の仕方」について語っている。「会社の看板はいつか消えるもの、消えないのは自分が持ち運びできる能力であり志であるべき」
    会社でもこれを常に意識して実践に移している人を多々見る。そのために、「転職」せずとも「転職活動」をすることはとても有効な手段だと思う。

  • ところどころ、「俺ってすごいんだぞ」感がすごくてひいたけれど、基本的には、まぁ、もっともだよねというようなことが書いてった。
    「個として生きていけるようにしろ」、「人の意見に流されるような浮遊層になるな」、「努力をしろ」など、最初から最後まで、もっともだなと感じた。

  • 本当に自分のためになると確信できることであれば、人間は放っておいても努力する。
    努力する人間のまわりで怒ることも変わる。チャンスが巡ってきたときにそれをつかむための準備をする。
    妄想する。妄想はモチベーションに燃料を注ぐ厳選。
    好きなことの方が結果につながる。そこそこのスキルなんて人生を切り開く武器にはならない。
    どんな職場でも突出した仕事をする。

  • 個としてどんな能力を身に付けて勝負するかなど参考になった。
    結局は自分の軸を定めて踏ん張るしかないと思う。

  • この本では仕事で成功する(幸せになる)ためのことが書かれています。
    学歴でつけられた差を社会人になって挽回するには圧倒的な努力が必要であるがその努力にも合理的な方向づけが大切。
    自分の目的(目標)のためにポイントを絞って圧倒的に努力をしよう、そのためのモチベーションの保ち方など様々なスキルが書かれています。
    その中には精神論的なことも多いですが、著者はワークライフバランスを否定しているわけではなく、長い人生のなかで仕事とプライベートの調和が取れていればいいとの考えでした。
    私は年齢的には30代半ばで妻子もいるので幸福の価値観が著者とは少し違います。
    私は幸福な人生を実現するには、仕事だけではなく私的時間の充実も必要になってくると考えています。
    かといって仕事をさぼりたいわけではありません。
    仕事も人生の幸福を考えた場合かなり大きなウエイトを占めると考えています。
    ですので私としては人生をプライベートと仕事と半々に分けて、仕事モードの際は本著のやり方を真似し、プライベートモードの時は家族や親せき・地域の人々との共生に時間を割きたいと考えています。
    すこし仕事に疲れてやる気がなくなったときに再読したいと思います。とても前向きになれるいい本でした。

  • 中堅大学の明治学院大学を卒業した著者がこんだけ出世したんだよ、その方法はこうこうこうだといったことが書かれていた。著者が冒頭でノウハウ本というのは人が真似できないことを書いて自慢しているだけの本が多いと嘆いていたが、この本の方がよっぽど真似できないと思った。著者のように血を吐くまでの頑張りって普通できない。ただ参考になった部分あり、すべての能力を満遍なく伸ばすのではなく尖ったところを一つ伸ばしたほうがいいしエリートばかり集まるようなところで勝負するより、ニッチな場所を選ぶべきというのは戦略的でよかった。

  • 目標を定め、それに向かって努力する大切さを教えてくれる。度々、読み返したい本。

  • 第1章 「なりたい自分」の見つけ方
    高学歴の人間に仕事で勝つために
    成功には努力と工夫あるのみ! ただし……
    「なりたい自分」の見つけ方
    ワークライフバランスはいったん忘れよう
    他人の言葉に振りまわされる「浮遊層」にならない
    大切なのは、「なしとげるクセ」をつけること
    必要なのは熱いハートとクールなマインド

    第2章 逆転のための羅針盤――どう努力したらいいのか
    あなたに必ずチャンスが巡ってくる理由
    「人生成功マニュアル」を破り捨てろ
    なぜ上司のアドバイスは役に立たないのか
    攻撃的に生きる
    折れない心の作り方――モチベーションに燃料補給するには
    「ラクにできること」を「ズバ抜けてできること」に
    失敗とのつきあい方――それは「軌道修正」のきっかけに過ぎません
    勇気の出し方
    成功したらどこまで自分の力だったのか問う
    成功は「再生産」しなければいけない

    第3章 逆転のための「会社」とのつきあい方
    置かれた場所で咲くだけではダメ 「武勇伝」を作れ
    働きながらインプットする方法
    「個」としての時間の使い方
    仕組みを作る側にまわる方法
    全体を見る目、自分を見る目
    転職すべきケース、転職してはいけないケース
    ポジティブな理由での転職とは?
    新しい戦場の選び方
    ベンチャーと大企業、どちらが成長できるか
    ベンチャーで「個」として成長するためには
    大企業にいることのリスク
    ときには「看板」を獲りにいく
    夢とお金はトレードオフではない

    第4章 逆転のための「人」とのつきあい方
    他人は脇役だ
    徒党を組まない
    飲み会には行かない
    上司と同僚は無能でいい
    他人を評価するときは「矢印」を見る
    友人とは狭く深くつきあう
    二人の人間を目標にする

    第5章 逆転のための勉強法
    勉強を三日坊主に終わらせないコツ
    現実逃避のために資格試験の勉強をしない
    自分の仕事の流れの中で資格をとる
    「やっぱり英語は必要ですか」への私の回答
    受験英語と話せる英語をミックスしてマスターする
    私の英単語インプット法
    「英語で話す」ためのトレーニング法
    「正しい英語」という神話を捨てる

  • ・成功とは、究極的には個性の開花
    ・人生は、自分でコントロールできる要素が多いほど楽しい
    ・人生は、「いつスタートしたか」ではなく、「どこに到着したか」で決まる
    ・知識のInput(汎用性のある理論に昇華)と実践のInput(現実に使えるか試す)を両輪として回し続ける
    ・日々の仕事でのInputをMBAで体系化
    ・一分一秒を惜しんで勉強する
    ・人からは、「~ができない」で評価するのではなく、「~ができる」で評価される
     →中途半端な強みはいらない。人と戦えるレベルまで武器化する
    ・人を参考にするときは、誰か一人を模倣するのではなく、異なる2人の良いところ取りをすることで、オリジナルな自分を形成する
    ・(筆者の場合は)数値管理能力(=管理会計)と英語を伸ばすことで、学歴エリートに対する差別化を図った
    ・資格を取得する際は、1)実践でどれだけ活用できるか、2)仕事で人にアピールできるか、を意識して取得する
    ・自分の主義を持たず、人の話に流される「浮遊層」にならない
    ・ワークライフバランスは短期的には実現できなくとも長期的に実現することができればよい、と割り切る
    ・キャリアは、良い話が来たときに飛び乗る準備をしておくことが大事
    ・仕組みをつくる経験をすることが一番成長できる →出来上がった組織だと、オペレーションを回すことに終止してしまう

  • サラリーマンでも、こういう風に働けたらきっと楽しいんだろうなと

  • こういう働き方は自分には出来ない

  • 個を磨き逆境に立ち向かう、立ち止まらずになしとげる事の意味を教えてくれる本。

  •  著者は、平凡な学歴ながら、「会計」と「財務、会計」の2つのスキルを武器に次々とキャリアアップを果たし、26歳で役員にまで上り詰めました。
     著者は、「逆転したいなら自分にあった方法で努力しよう」と強調します。
     本書は、正しい努力を積み重ね、学歴や職歴に関係なく成功するため方法についてまとめた1冊です。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=2998

  • 相手や周囲に流されず
    圧倒的に努力し続けて
    成し遂げるクセをつける、
    「圧倒的に」という言葉が
    たくさん出てきました。

    そうした熱い部分と
    とはいえ、
    闇雲ではなく
    自分にとって
    正しい分野や方向を
    冷静に分析して見極める
    という部分、
    その両方を知ることが出来ます。

    今の自分を知り
    これからの自分を想像する
    想像した自分へ向かう
    その助けになる本です。

  • 非学歴とはいえ、4年制大学(明学)卒で、大学時代から1日3時間の英語独習と管理会計をマスターする目的意識とがむしゃらと言っていい努力、そして個を活かした方法論で、ケンブリッジのMBAも取得し、若くしてベンチャー企業の上場を担当する役員やコンサル会社のディレクターを務めるエリートたるのも納得がいく。
    著者自身が指摘しているが、この本のメソッドを鵜呑みにするようでは「浮遊層」であり、自分なりの目標、覚悟、努力なくしてはとても著者のようにはなれないと思う。
    中小で個をもって活躍できる場が設定されているが、チームワークや組織を動かすあり方は、また別の方法論なのかなと感じた。
    14-118

  • 他人の言葉の中にあなたの人生はない

    失敗するなら自分の失敗をしよう

  • p23
    「自分はこういう人間になりたい」という確固たる目標を持つということです。この目標は自分のための目標でなければいけません。そして、この目標をいったんはらに据えたら、不要なことは一切やらないと覚悟を決めること。これだけのことで成功は約束されます。本当に自分のためになると確信できることであれば、人間はほっておいても努力をするものです。
    p92
    それが必然の選択であれば、勇気は必ず湧いてきます。自信や勇気は後から付いてくるものなのです。まずは自分の個としての目標を見定め、これしかない!という道を探しましょう。
    p116
    最先端のスキルや知識はむしろ伝統的な職種に行って新たな仕組み作りに活かす道もある。

  • 有名大学卒でない筆者の、人生逆転の軌跡と奇跡。
    よくある成功法則本かと思ったが、ただ学歴エリートではないところのハンデをどうクリアしていったのかも興味があり、読んでみた。
    やはりただの成功法則本ではなかった。
    管理会計の資格取得、ビジネス英会話の習得、一日16時間労働、一日3時間の勉強、驚くべき目的意識の高さと実行力、「個」を「自分」を中心そして主役に位置付ける発想法、学歴など全く関係ない本当の実力のつけ方に恐れ入りました。
    資格取得や英会話習得の意味とノウハウといった実戦的な有用情報も詰まっている。

  • 【人生の逆転メソッド】
    明治学院大学を卒業した、非一流大学でない筆者の生き方講座。

    高学歴の人は、『勝ち癖』が付いていると述べ、その癖を達成するための努力の仕方を知っているという。一方の非高学歴の人は、努力し達成するということを知らず(できず)、『負け癖』が付いている。

    この本は、そんな『負け癖』を解消し、いかにして『勝ち癖』を身につけ、自分の人生を変えるかについて、筆者自身の経験を元に描かれている。

    私自身も非高学歴の一人であるが、彼の述べていることに納得することが非常に多い。私に足りないのは、彼と同等、いやそれ以上の努力であり、今からそれを行っていかなければいけないと感じた。

    『私は私らしく。あなたはあなたらしく。』

    という言葉は非常に心に刺さり、まさにそのとおりだと思う。本質は一緒。ただし、その達成手段は人それぞれでいいのだと私も思う。

  • 普通の高校、普通の大学を卒業した著者が、20代にして、上場企業の取締役となり、海外留学し云々・・・とその後はほぼお決まりのサクセスストーリー。
    なぜ東大や京大などではない、普通の大学卒が?というところに大きなポイントがある。
    その戦略は、人がやりたがらなく、一流企業の人間でも苦手意識の強い、英語と財務に絞って勉強し、資格を取得していくという手法。

    「コントロール可能なことに集中する」
    当たり前だが、その通り。そしてそれが難しい。
    「高学歴の人は勝ち癖がついているから成功しやすい」
    これは、なるほどなぁ。確かに成功イメージが持てるということは大きい。自信があるだけでできることって少なからずある。

    と学ぶ部分もあったが、そもそも著者の「成功」の定義がわからない。やりたいことが明確でない人の戦略としては優れているのかもしれないが、それ以上によくモチベーションが続くものだと感心する。
    自身で書いていることだが、起業しない理由は「やりたいことがないから」らしい。人生楽しいのかな?

    「伝説を作れ」も共感。細部でもいいのだろう。

  • 中身が濃い!
    普通のサラリーマンが読んだらアッとさせられるでしょう。ものの考え方が超越している。
    スポーツ選手を応援する前に、自分を応援しろというのには参った。間違いない。

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著者プロフィール

安井 元康(やすい・もとやす)
MCJ社長。1978年東京生まれ。都立三田高校、明治学院大学国際学部卒業後、2001年にGDH(現ゴンゾ)に入社。2002年に株式会社エムシージェイ(現MCJ)に転職し、同社のIPO実務責任者として東証への上場を達成、26歳で同社執行役員経営企画室長(グループCFO)に就任。その後、ケンブリッジ大学大学院に私費留学しMBAを取得。帰国後は経営共創基盤(IGPI)に参画。さまざまな業種における成長戦略や再生計画の立案・実行に従事。同社在職中に、ぴあ執行役員(管理部門担当)として2年間事業構造改革の他、金融庁非常勤職員等、社外でも活躍。2016年にMCJに復帰、2017年より同社社長兼COO。2014年より東洋経済オンラインで「非学歴エリートの熱血キャリア相談」を連載中。著書に『極端のすすめ』(草思社)、『非学歴エリート』『下剋上転職』(ともに飛鳥新社)、『99・9%の人間関係はいらない』(中公新書ラクレ)などがある。

「2021年 『「学歴なんて関係ない」はやっぱり正しい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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