- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864104098
感想・レビュー・書評
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著者は『1万円起業』というベストセラーになった本の作者であり、本書がその続編となっている。
込められたメッセージは、日常を抜け出して自分の人生(著者はクエストと呼んでいる)をスタートさせようということ。世界の全ての国を旅した著者自らの体験談の他、ヨットで世界一周を達成した女性の話、マラソンやバードウォッチングなど、趣味に熱中して人生を変えた人たちのエピソードが載っている。
出てくる人々はヒッピー的で、世間から白い目で見られそうな人たちばかりだ。「世間からのはみ出し者」に対してとりわけ厳しい日本では、否定されそうな考え方だ。だが「嫌われる勇気」がベストセラーになったように、本音では周りを気にせず、自分だけのチャレンジをしたいという人たちも増えてきている気がする。
本書に出てくる人たちは、まさに周囲から嫌われ、時に軽蔑されながらも自分のクエストをスタートさせた人たちだ。エピソードは本当に人それぞれだが、「こんな人も世の中にはいるのだな」と知っただけでも良い勉強になった。
社会に出れば仕事に追われるのは先進国共通の悩みらしいが、過労で体を壊したり、強い不満を抱えてまでやる価値のある仕事は無い。誰かがいなくなければ代わりの誰かがやるだけだ。それに、食料など生存に関わるものを除いて、世の中の仕事の大半はなくなっても構わない仕事ばかりだ。
そんな仕事に人生の大半を費やすよりも、自分の内なる心に忠実に生きるという彼らの考え方も、十分に「アリ」だと思う。
それにしても、本書に出てくる人たちはかなり変わっている。こんな変わった生き方をする人たちが、知られていないだけで実は世の中にたくさんいるのだ。そう思っただけでも視野が広がり、少し道を外れて何かに挑戦することに対する恐怖が和らぐのではないかと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『1万円起業』のクリス・ギレボー氏の著作。
5年ほど前にも読んだが、改めて再読してみた。
自分で決めた特別なゴール(クエスト)にチャレンジすることで、新しい自分に出会ったり、人生に変化が起きたり…と言うようなことが事例豊富に紹介されている。
以前読んだときと同様、いまいちピンと来ないと言うのが正直な感想。人生を大きく変えたいと考えている人には刺さるのかもしれない。 -
もっと自分の人生を楽しもうと思わせてくれる本。
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心に響くフレーズ
① 創造する行為、そして発信する行為が好きなのだ。
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ワクワクした
わたしもクエストをやるぞ、と言う気持ちになった -
めっちゃよかった。
色々共感できる著者の考えがあって賛同できた。 -
現在の自分が置かれている怯えた環境からか、一歩踏み出したくなるお話しだった。初めの頃の『チャレンジ』の例題はつまらなく感じる部分が多かったが、11章の「人を巻き込むルール」から、自分が今まで最も苦手としていた分野に関する話とそれまでの10章分にヒントが隠されていることを改めて実感させられた。ページ数も少なく、とても読みやすい訳なので一気に読了。
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自分に限界を設けないクエストを考えるのが楽しい。
どうしても、子どもがいるなどの養うもの、守るものがある人には、そこまで大胆なクエストをやることは不可能に近い。
でも、読み進めていくうちに、今ある環境で出来る範囲で考えていくことから始めるのがいいのかな、と思い始めた。
ただ気になるから、やりたいから、というのはとても純粋な動機で、私はとても好き。 -
他人から見ればどんなおかしなチャレンジでもそれを達成する人達というのは凄い。
大きなものでも小さなものでも自分にとっての冒険(クエスト)を見つけると人生が豊かになりますね。 -
自分のクエストを探して実行