- 飛鳥新社 (2016年8月12日発売)
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感想 : 30件
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Amazon.co.jp ・本 (224ページ) / ISBN・EAN: 9784864105064
みんなの感想まとめ
偶然に生まれた短歌の魅力が詰まった一冊で、ウィキペディアの文章を元にした独自の短歌が楽しめます。偶然の産物であるこれらの短歌は、時に哲学的であり、時にユーモラスで、読者を引き込む力があります。短歌の中...
感想・レビュー・書評
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ブク友さん達のレビューから。Wikipediaの文章から抽出されたという短歌に興味津々。哲学的なのも美しいのもいいがくだらないのも多くて好き。加筆されて今では違う文章になってるかもしれないから瞬間を捉えたこの本はある意味貴重。
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ブク友の5552のレビューを読んで気になって購入した。
ウィキペディアの文章の中から、偶然57577になっているものを「短歌」とみなしたものを「偶然短歌」と呼んでいる。
凄く面白かった。時として、偶然は必然を越えてくる。少し紹介したい。
“演習は前者にあたり、作文や感想文は後者にあたる”
ちょっと何言ってるかわからない、そんな短歌。
“泣き言や空想ばかり書いているジャーナリストの連中が何”
この偶然短歌は「リシャルト・カプシチンスキ」について書かれた文章から切り取られているが、リシャルト・カプシチンスキって何?
“ギタリスト二人のうちのどちらかがリードギターの役割となる”
意味深い事を言っているような気もするが、偶然短歌はあくまで、何も考えてはいない。-
張飛さん、こんばんは。
おお、読まれましたか!
ほんとに、短歌のリズム、57577は魅惑的ですよね。
意味や思いや意匠を込めること...張飛さん、こんばんは。
おお、読まれましたか!
ほんとに、短歌のリズム、57577は魅惑的ですよね。
意味や思いや意匠を込めることもできるし、偶然短歌のように偶然できてしまったものもサマになる(ものもある)。
短歌って懐深いですよね!2022/12/11 -
5552、おはよう!コメント、ありがとう!
57577が昔からあるっていうのが不思議だし、偶然できた短歌ですら心地よく聞こえるから奥深いよ...5552、おはよう!コメント、ありがとう!
57577が昔からあるっていうのが不思議だし、偶然できた短歌ですら心地よく聞こえるから奥深いよな!
それと、これからは必然だけじゃなく偶然も大切にしていきたい、そう感じたよ。5552、レビューしてくれてありがとう!2022/12/11
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任意の文章から、偶然五七五七七になっている箇所を取り出すことのできるプログラムを作成した「いなにわ」さんが、そのプログラムにWikipediaの文章を食べさせた結果、生まれた「偶然短歌」はおよそ五千首。その中から、「せきしろ」さんが百首を厳選し、鑑賞文をそえる、という本。フォローしている方々のレビューで知り、入手。ケラケラ笑ったり、思いがけずじーんとしたりしながらサクサクっと読了でき、とても面白かった。
せきしろさんのコメントが良いとか、Wikipediaの何の項目の説明かがわかる瞬間もまた楽しいとか、いろいろおもしろポイントはあるが、私はリズムのことだけに絞って語ります。
というのも実は、短歌/和歌の五七五七七の気持ち良さの謎については、一昨年だったか、ふと興味を持って、わりとちゃんとした学術的な二冊の本(『七五調のアジア』『七五調の謎をとく』)を読み、一通りの納得をした。そして細かいことは忘れた。が、印象深く覚えていることのひとつに、「和歌はアシンメトリー」という指摘がある。生まれた時から日本語で生きてきた私としては、五七五七七ほど安定したリズムはない!という感覚だったので、アシンメトリーという言葉にはじめは違和感を覚えたが、そのとき引き合いに出されていたのは中国古典詩(五言絶句とか七言絶句とかいうあれ)で、そうした漢詩の世界では対句のシンメトリー性が重視されると述べられていた。そう言われると、確かに和歌のリズムはスパンッと二つに割り切れない、非対称の形をしている。気持ちがいいし安定しているのに非対称、このやや外してる感が短歌/和歌のかっこよさなのかもしれない。
「偶然短歌」が短歌たる所以は五七五七七であることにしかない。だから、この「非対称性」も偶然短歌を味わうにあたってかなり重要なファクターとなるはずである。私が「アシンメトリー(非対称性)」というキーワードを思い出すに至った偶然短歌をいくつか引用する。
正しいが、人々が持つ宇宙への夢に対する配慮に欠けた
★初句の五音でひと呼吸おきたくなる本能に「従ってしまっていいんだ!」ということを示してくれる優しい読点。だが、その内容は、いきなり「正しい」+逆説の「が」というインパクトの強さ。初句つよ型。
その他自己又は他人の徳性を害する行為、つまりは不良
むしろただひたすら酒を消費する場に変質し、いわば効率
港では他船がいない状況はそうは望めず、また風も吹く
★逆に、タメ(読点)のあとの結句が全てを持って行くタイプ。はじめの二つは、思い切った言い切りがかっこいいし、三つめのは、せきしろさんいわく「ダメ押し感がハンパない」。
演習は前者にあたり、作文や感想文は後者にあたる
★一見対句風だが、当然長さは非対称だし、前者と後者の切れ目が微妙に落ち着かない場所にあるのがまたいい。
こうして並べてみると、要は句切れがどこにあるかで味わいが違いますねという話で、日頃から短歌に親しんでいる方にとっては当たり前のことだったかもしれない。作歌をする方ならこうしたことをも計算して作るのだろう。だが、誰の何の作為もなくできてしまった、というかリズムだけ当てはめて読み手が短歌に仕立て上げただけの偶然短歌だからこそ、読点のアシストも利いて、効果が際立っているような気がする。
こうして偶然短歌を延々と鑑賞していると、変拍子的なビートというのか、あるいはグルーヴ感とでもいうのか、そんなようなものが自分の内に生じてきて、せきしろさんのコメントパートを読んでいても「なんだここは七五調じゃないじゃん」と物足りなさまで感じてくる始末だった。あー楽しかった。-
akikobbさん、こんにちは。
すごい、興味深い分析ですね。
私などはただ、笑って読みました。笑
『七五調のアジア』『七五調の謎...akikobbさん、こんにちは。
すごい、興味深い分析ですね。
私などはただ、笑って読みました。笑
『七五調のアジア』『七五調の謎をとく』は、面白そうですね!
2023/03/30 -
5552さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
読んでいる時は私もただ面白がっていただけですが、読点のインパクトが強かったのか...5552さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
読んでいる時は私もただ面白がっていただけですが、読点のインパクトが強かったのか、いざレビューを書いてみたらこうなりました。
七五調の本、どちらも面白いですよ!『七五調の謎をとく』のほうが特に五七五七七漬けになれます。2023/03/30
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五七五七七の音は気持ちがいい。
テンポもいいし、心に響くものがある。
たとえそれが偶然であったとしても。
本書はそんな偶然できた短歌を見つけ出すプログラムで見つけ出された「名句」たちだ。
今回その対象となったのはウィキペディア。
怪しげな、時に詩的な短歌たちを御覧じろ!
「人物が あなたが出した質問に 答えることは 期待できない」
ここでなぜかBON JOVIが登場している。
なぜだ。いや、私はファンだけれども。
来日公演のたびに次来るまでには英語のMCを聞き取れるようになりたいと思っているが、それは「期待できない」......。
「先端が 少し突き出し、革質で 深い緑色、ややつやがある」
フカイリョクショク.....なんだ。
答えは、南天!
変なものじゃ、ないよ!
「念仏で 救済される喜びに 衣服もはだけ 激しく踊り」
なんだ一体!
答えは、盆踊り!
そんな激しく踊るもんだったのかアレは。
偶然短歌は少しずつ読んで笑うことをオススメする。
一気に読むと笑いが弱くなる。
しかしながらもしかしたらこの中にあなたの人生を変える一首がある、かもしれない。
末尾になるが、著者は「いなにわ せきしろ」だと思っていたら「いなにわ」さんがプログラマーで「せきしろ」さんが選、文章だった。
藤子・F・不二雄とか室山まゆみみたいなものか。 -
面白かった~!!
すごい発想ですよね。wikiに短歌がてんこ盛りなんて、誰も考えなかったんじゃないかと。
いかにも短歌っぽいし、深いものがあったりして無作為とか偶然とかにしては出来過ぎてるのが楽しかったです。
部活とかコンクリートとかピクミンが爆笑でした!ドンキもリズム感がありえないほど美麗(笑)
せきしろさんの一言も鋭くて…! -
こーゆーのはやっぱツイッターで見るから面白いんだなーって…
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この作品では引用元はすべてWikipediaだが、街の注意書きとか何気ない文言にも偶然短歌が紛れてるんだろうな。これを読んでしばらくは文章を七五調で読んでしまうようになった。
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(2026-05-12L)
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Wikipediaから短歌を抽出するプログラムを作って出てきたものを短歌として掲載している本。意外と面白いものが多い。
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知り合いの方に薦められて。電車の中で読んだら笑いをこらえるのに必死でした。
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そんな面白い訳ではないが、つまらんというものでもない。
やっぱり、人間が考えた短歌が良い。
Wikipediaから短歌を作るという発想が全て。
印象には残らない。 -
ウィキペディアの記事から「57577」になっている文章をピックアップした偶然短歌に、せきしろ氏が解説をつけた本。偶然っておもしろいな。想像力が試される。短歌をよんで引用元の記事が読みたくなった。「アルメニア、アゼルバイジャン、ウクライナ、中央アジア、およびシベリア」(p8)こういうの結構好き。
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Wikipediaの記載から抽出された短歌集。
文章の中からこういう短歌を見つけ出すのは、少し楽しい。 -
ウィキペディアの中でたまたま「5・7・5・7・7」のリズムになっている言葉を集めた1冊。
何の変哲もない文章の中に含まれた「偶然短歌」をお楽しみください。(浦河町) -
これはこれで興味深く、時に指摘で想像を喚起してくれる歌もあった。でも前提をおさえた上で楽しむ、別のアートかもしれない。
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いなにわ氏の作ったウィキペディアの記述の中から短歌の形をとる文章を抜き出すプログラムから生まれた偶然短歌に、せきしろ氏が解説をつけた本。
短歌について詳しいわけでは全くないけど、もともと短歌のリズムが好きで、加藤千恵や枡野浩一の本が大好きだった。だから偶然短歌botもフォローしていたのだけどまとめた本があったとは。なんとも言えない哀愁と美しさがあるんだよなあ。そこについた解説がさらに面白くて、爆笑しつつ感心もした。 -
いなにわさんの作った、
「普通の文章の中から57577を無作為に切り取って
短歌として抜き出す」
というプログラムを元に、
Wikiを材料に生まれた、
膨大な短歌の中から100首を選りすぐり
せきしろさんのコメントを付けてまとめた本。
視点が面白くて、実際選ばれた短歌も味わいがあって楽しい。
これコメントいるのかなあと。
ツッコミや、そこから妄想を広げる形、
内容と出典のギャップを突くのは面白いと思うけど。
「ときに偶然短歌は○○の事実を教えてくれる」
ってわりと出てくる言葉なんだけど
これ元ネタがWikiだし。
文章が途切れているかたちで切り取られた短歌も
そのまま文章が途切れてると考えて、
前後を気にするコメントが多いのも不思議で。
むしろ倒置法とか体言止め的に完結したものとして
味わう方が面白くないか?と思ったり。
元の文章の一部なのに別物、というのが
このプログラムの、「偶然短歌」の、肝なんじゃないの。
あとがきを読むと、依頼されてのコメントだったようで、
自身でも苦労しているのが分かりました。
読んで面白いと思うかどうかは、
せきしろさんとセンスを共有できるかどうかなんだと思います。
私は、ちょっと合わないようです。
Twitterで「偶然短歌bot」というのがありましたが、
横書き改行なしだと、空気感が出てこないですね。
やはり余白たっぷり、縦書き、(ときに改行)ありのほうが
想像をかきたてられます。

すごい!
ひとめで見抜いた方がここに!
ちょっと、間違い探しみたいですよね。私は精読して気づきました。
...
すごい!
ひとめで見抜いた方がここに!
ちょっと、間違い探しみたいですよね。私は精読して気づきました。
最近、まことさんとおなじく短歌にハマっておりまして、歌集レビューをちょくちょく書いています。
『ちるとしふと』は、読みやすく可愛らしい歌集でした。
読んでも、なぜかレビューを書けない本ってありますよね…。
これ、面白い!
私には全然解けなかったけど。
それにしても、まことさん すご過ぎる。
いろんな情報...
これ、面白い!
私には全然解けなかったけど。
それにしても、まことさん すご過ぎる。
いろんな情報を削ぎ落して、必要な言葉だけで
きっちり思いを伝えるって、かっこいい。
俳句も短歌も言葉のミニマリストかな?
本のタイトルも面白いなぁ。
まことさん、すごいですよね。
あと、この本は元の文章は載ってなく、右ページに偶然短歌と元のWik...
まことさん、すごいですよね。
あと、この本は元の文章は載ってなく、右ページに偶然短歌と元のWikipediaのページのアドレスが載っています。左ページにはせきしろさんのコメント。
なかなか粋な作りなんです。
俳句も短歌も言葉のミニマリスト、って、言い得て妙!
本のタイトルも何だろう?と、興味を引かれますよね。