「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本

著者 :
  • 飛鳥新社
3.80
  • (188)
  • (239)
  • (225)
  • (35)
  • (10)
本棚登録 : 5266
レビュー : 317
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864106269

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • わたしがまだ赤ちゃんだったころ、些細な音ですぐ泣いて起きてしまうわたしに、家族は様々な工夫をしていたそうだ。
    例えば、30分毎に音を鳴らす柱時計の音を消したり、いつ鳴り出すかわらかない、じりじりと音を立てる黒電話の上に座布団を置いたり。
    この作品によると、「繊細な人と繊細でない人では、脳の神経システムに違いがあ」り、「繊細な人は赤ん坊の頃から刺激に反応しやすい」ことがある調査によって分かっているという。例えば、「繊細な赤ん坊は刺激に対して鋭く反応する」という。
    改めて母に、他にどんなことに反応していたかを聴くと、やはり音が中心で、寝ている時に障子を閉める音なんかにも反応していたらしい。泣くまでいかなくても、音に対してすぐに体が動くなどの反応があったらしく、寝ている時に障子を閉める音にまで反応するというのは、我ながら大変な子どもだっただろうなと思う。

    自分で自分のことを「繊細である」ということは気恥ずかしいところがある。だってそれって自惚れてるみたいだから。けれどそんな風に思ってしまう「繊細さん」に対して本書では、「繊細な人が持つ『繊細さ』は、性格上の問題ではなく生まれ持った気質の可能性が高い」と記載されている。
    つまり繊細であることは自惚れでも何でもなく、体質に近いもの。「花粉症です」と言っているようなもの。生まれつきであるならば、赤ちゃんだった頃の自分の反応も頷ける。
    繊細な人はどうしても様々なことに気付いてしまう体質。なのでそれに「気付かないふり」をするのではなく、「繊細なままで生きるアプローチ」つまり「繊細な感性を大切にしたまま、ラクに生きる方法」を、本作品は教えてくれる。

    わたしが従事していた児童福祉の業界では、大変な状況にいる子どもへの「気付き」を「センサー」あるいは「アンテナ」なんていう呼び方をしていた。例えば「何かこの子、まだ話しきれてないことがあるな」「あの子、大丈夫と言っていたけど何か困っていることがありそうだったな」と思うことはしょっちゅうで、この「何かある」という感覚がセンサーであって、そのセンサーを研ぎ澄ませて、常に子どもを注意深く見守ることでアンテナができる。わたしは何が自分のセンサーに反応したかをうまく言葉にできなくて、それを嘆いていたけれど、ありがたいことに、チームのメンバーはわたしのアンテナを信頼してくれていた。今思えば、この感覚は誰でも持っているものではないし、自分はそれなりに自分の感覚を活かせる世界を選んで働いているんだなと思う。

    シルバーウィーク中にサクっと読むことができた。
    わたしは「第3章 人間関係をラクにする技術」にフォーカスを当てて読んだ。
    うーん、でも。やっぱりちょっと思ったのは、「じゃあどうすればいいんだ!!」ということもあって。例えば、配慮のない人と関わる時、確かに感覚の違いを意識することで関わりが楽にはなるけれど、配慮のない言動や行動をとられた瞬間はやっぱり傷つくし、ストレスが高まるとどんどん、センサーの調子は悪くなる。
    この低気圧とPMSと連休明けの激務はまぎれもなくわたしをストレスフルにしたし、そんな中で自分のアンテナが様々な生徒の行動や言動をたどる。やはりこの体質は、様々なことが気になってしまうもので。そして、アンテナさえ故障していなければすごく役に立つこの仕事でも、そのアンテナが故障してしまうと、わたしの場合、「自分がダメなんじゃないか」とか「死にたい」というネガティブ妄想まっしぐら。せっかく連休中に本を読んで、「これからまた仕事始まるけど、なんとかなりそう!」と思っていた気持ちがへし折られたような、そんな気持ちになってしまった。
    昔より「ありたい自分」と「今の自分」の溝が少なくなってきたとはいえ、完全に溝を埋めることなんてできない。作中にあったように、「気付くこと」と「対応する」は別もの。それをすぐ実践できればよいのだけれど、「気付いたら対応しないといけない自分」が「ありたい自分」だから、対応できなければそれは「ありたい自分」じゃない。そんな「今の自分」に凹む。

    自粛中にトレーニングしたマインドフルネス、つまり、ありのままの自分。結局はここなんだな。「ありたい自分」と「今の自分」と分けている時点で、まだまだ全然マインドフルじゃないし。

    この作品のタイトルは「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本ですが、わたしには”驚くほど”の部分は不要でした。繊細さに対する気付きと日々の対応にはとてもいい作品だと思います。でも、それ以上のこじらせを抱えている人には、ちょっと物足りないかもしれません。

    • naonaonao16gさん
      nejidonさん

      こんにちは^^
      コメントありがとうございます!
      最近天気がよくないですが、体調など崩されてないですか??

      ...
      nejidonさん

      こんにちは^^
      コメントありがとうございます!
      最近天気がよくないですが、体調など崩されてないですか??

      以前友人に「naonaonao16gは人に気遣いができる人だと思うけど、気遣ってるのがわかる」と言われ、衝撃を受けた記憶があります。もともと素直な性格なので、全部出ちゃってたんですよね。それからは、変に気を遣わなくなりましたね(笑)あと、気遣いまくる人に会わなくなっていったり…(笑)

      人によっては、わたしが気遣いしているのがわかって、逆に気遣いしていた人もいただろうなって、その時思い、反省したものでした。

      はためにはわからないかもしれないけど、みんな水面下では努力している

      この言葉、すごい刺さってきました。
      「人見知り」「繊細さん」に続く、まだ名付けられていない人たち「〇〇さん」がたくさんその中にいるのかもしれないですね。
      また日頃思っていること、教えてくださいね!
      2020/09/26
    • nejidonさん
      naonaonao16gさん、こんにちは(^^♪
      タイミングを逸してしまいましたが、引き続き書き込みます。今更ですが(+_+)
      鬱です、...
      naonaonao16gさん、こんにちは(^^♪
      タイミングを逸してしまいましたが、引き続き書き込みます。今更ですが(+_+)
      鬱です、人見知りですという自己紹介で仲間に入る人が増えてきました。
      当人たちは「リハビリを兼ねて、勉強したくて」と言いますから拒否はできない。でも何一つ戦力にはならないのです。
      ただ座って自分のこと延々と喋り続けています。
      こちらは常に気を張り詰めて言葉を選び、でもその人たちからは永遠に感謝の言葉など出ない。
      自分の繊細さだけを見つめているんですよね。
      インプットはどの人も差はないと思うのです。でも問題はアウトプットです。
      どれほどの個人的事情があっても、明るく行動的で笑顔を絶やさないひともいます。
      無理して生きているわけじゃなく、周囲のおかげで生きているってことを忘れたくないですね。
      分かりにくいことを書きました、すみません。
      スルーして下さっても一向に構いませんからね。
      2020/09/30
    • naonaonao16gさん
      nejidonさん

      こんばんは^^
      いえいえ、いつでも書き込んでください\(^o^)/

      なるほど、なんとなく情景というか状況が...
      nejidonさん

      こんばんは^^
      いえいえ、いつでも書き込んでください\(^o^)/

      なるほど、なんとなく情景というか状況が浮かんできました。
      そうしたカミングアウトをされる方は、克服(それがあるかどうかはわかりませんが)した時に、感謝やアウトプットへの気付きが得られるものなのかも、と思いました。違うかもしれませんが。
      nejidonさんは、常に慎重に言葉を選ばれているんですね。それってすごく疲れますよね…
      わたしは自分で言うのもどうかと思いますが、nejidonさんがおっしゃる「明るく行動的で笑顔を絶やさないひと」側だと思うんです。でも、わたしは落ち込むと落ち込みが出てしまって、空元気なのが伝わってしまうんですよね。それで無理をしてバランスを崩してしまう。無理に合わせると相手にも無理をさせてしまう。それに気づいてから、自分の感情に蓋をして、相手に合わせるのを辞めたんです。まあ、辞めた、というほど潔くはなく、未だにいろいろと慎重にはなりますが。
      なので、自己中と感じる方もきっと多いでしょうし、その場合はそれで仕方がないのかなとも思うんです。仕事柄自己中だとだめなんで、やっかいだなとは思いつつですが。

      と、自分の感覚視点でだらだらと買いてしまいましたが、感情をキャッチしてくれる人がいるおかげで、今の自分でいられるんだなと、コメントを拝見して改めて思いました。
      ちょっとnejidonさんの思いとはズレているかもしれませんが…
      ありがとうございます^^
      2020/10/01
  • R2.1.30 読了。

     私は繊細度は中程度でした。この本に書かれていた「我慢をやめて本音を大切にすることで『私はこれが好き。こうしたい。』と自分の軸が太くなっていきます。我慢をやめて自分を満たすと、あたたかい気持ちとエネルギーが湧いてきます。過度な気遣いをせずとも、ごく自然な気持ちからまわりの人に優しくでき、いい人間関係を築けるようになります。こうして『自分のままで生きていける』という安心感を育てることで、自分の未来にワクワクし、やりたいことをやる元気な人生を歩んでいけるのです。」を大切にして生きたいと思う。
     生きづらいと思っている人に、ぜひ読んでみてほしい一冊ですね。

  • 自分は典型的な繊細さんだ。アーロン博士のHSPの診断項目でも9割近くが該当する。
    一方、妻は、自身の母親にも「〇〇ちゃんはガサツ」と言われる程の典型的な非繊細さん(鈍感さん)だ。色々と苦労は多い。

    仕事や生活上の相談をしても、口調は常に喧嘩腰ですぐに逆ギレ、最終的には「お前が神経質!」「お前の頭がおかしい!」というオチで終わる。

    リビングに自分の物は一切置いてもらえず、インテリアには口出し出来ない。たまに粘って交渉し、1個だけ置かして貰っても、数日するとリビングから片付けられている。
    これでは自己肯定感など持ちようが無い。

    会社にも鈍感さんは多数存在する。
    部下を威圧する鈍感な上司、無神経に咳など繰り返す鈍感なオヤジ、部下の仕事の相談を受けているのにいつの間にか自分の身の上話をする鈍感部長など、世界は鈍感に満ちている。

    これまで自分自身、辛いが故に繊細な感覚を殺して生きてきた様に思う。
    でもこの本で対応方法が少し分かった気がする。
    繊細な感覚を解き放ち、自然な自分で生きて行きたいと思う。

    最後に本書より。
    「自分の中に、自分の居場所を作ること。自分の味方でいること」

  • ネット記事で知り、購入。

    目から鱗の連続、非常にいい本だった。
    様々なことに気が回って辛い思いをする「繊細さん」ことHSP(Highly Sensitive Person)。多くの「繊細さん」はその概念を知らず、自分を責めている。
    この本の様々なエピソードを目にして、自分が「繊細さん」として苦しんだことも、自分が「繊細さん」を苦しめたこともあったなぁと思い返した。

    本の根幹にあるのは、繊細さんは非・繊細さんの考え方が理解できず、逆に非・繊細さんは繊細さんのことが理解できないということ。そのように、「自身の考え方と異なる考え方がある」ということを認識できないから、齟齬や軋轢が生まれる。
    その結果、繊細さんはあらゆることに必要以上に気がついてしまうが故に、自身を責めることに繋がってしまう。

    HSPに関する理解が深まったのがまず大きな収穫。
    この本、繊細さんに読んでもらいたいのはもちろんだが、身近な人に「気にしすぎだよ」「考えすぎだよ」と言ったことがある人にもぜひ読んでもらいたい。
    それらの言葉は、あくまで自分の見方を一般化して、相手にも当てはめようとした意見だ。それを言った相手は繊細さんだったかもしれない。

    また、繊細さん云々から飛躍するが、これが「違いを認める」ということなんだと改めて実感した。
    人種差別の根絶や障がい者への配慮などから更に進み、ダイバーシティ、多様な価値観の尊重という話が広まって久しい。しかし、その意味はどれだけ浸透しているだろうか。
    このHSPもそうだが、ADHDの人、精神疾患の人などを「自分と同じ価値観を持っているはずなのに、そうしない人」と見なして、存在を否定してしまってはいなかっただろうか。
    目に見える周囲のことだけでなく、ネット上も、自分の価値観に合わないことは条件反射的に否定してしまうような世の中だ。それは、全く多様性を受け入れていない。
    この本は、改めて「多様性を認める」ということの重要さに気付かせてくれた。

    もうひとつ、この本の全ての文章から発せられるメッセージは、限りなく優しい。
    繊細さんを認める立場はもちろん、繊細さんと相容れないはずの非・繊細さんについても否定やバッシングをしていない。
    自身もHSPであるという筆者の人柄が滲み出ているようである。


    以上、なるべく多くの人に読んでもらいたいと思える1冊だった。

  • HSP(敏感すぎる・繊細すぎる人)の診断テスト9割以上当てはまってしまった、たぶんワタシは繊細さん(笑)

    ワタクシ事ですが、幼稚園入園時に、二人で一つの長机を教室で使っていたんですが、どうしても横の席の子と密接するのが嫌で、グズったり泣いたり、挙句の果てには机にヘアピンで境界線を描いて「ここから入っちゃイヤ」と(先生方本当にスミマセンでした)宣言したり。今思うと本当に嫌な子供でしたね、申し訳ありません。
    小学生になったあたりから、「このままでは生きづらいのではないか」とふと気づき、あえて大雑把、ズボラ、大胆を演じる「隠れ繊細さん」になりました(笑)

    そのままなんとなく大人になってしまったのですが、この本はその自分の気質である「繊細さん」を抑えるのではなく、それを理解した上での処世術がいろいろと書かれています。

    この本に限らず、最近は、「嫌だと思ったことは嫌と言い、自分を偽らず、人目をそこまで気にしないで好きなように生きればいいんだよ」的なハウツー本が多く出版されています。
    でも、一冊の本の内容すべてが自分の人生のバイブルになりうるかというと、けしてそうではなく(そんなことがあれば非常にラッキーです)、一冊の中から自分に響くフレーズが2つ3つあればそれを心に留めておく、そんな読み方を最近はしています。

    この本の中でちょっと心に自分的に響いたのは、
    「自分を出さないで『殻』をかぶっていると、その『殻』に合う人が集まってきてしまう」
    「素の自分を出せば出すほど、自分に合う人が集まってラクになれる」
    というフレーズ。
    あと、これは共感心をコントロールする方法だろうと思うのですが、
    「相手の話を聞いて疲れたら、その人はテレビの向こう側にいる人だとイメージする」
    「相手の感情が強いときは、自分と相手の間に分厚くて透明なアクリル板があることをイメージする」
    このあたりでしょうか。

    マンガの「凪のお暇」の主人公の凪が同僚の女子会ランチで「わかる~」(空気読んでこ)っていうのをし過ぎて、ドッと疲れて生きづらいシーンがあるのですが、これをなんとなく思い出しました。

    まぁ、別に自分の人生、自分が主人公だから、好きなことやって、別にどうでもいい人にまでは好かれる必要もないし、嫌われたらそれはそれまでだよね。
    ワタシなどはもう今まで生きてきた人生よりも残りの人生のほうが短いお年頃なので、なんかこの本のいくつか(全部ではありません(笑))のフレーズを読んで少し開き直ることができました。

    もしあなたの周りに、図々しいオバサンがいたら、たぶんその中にワタシがいるかもしれません。そしてもしお気に召さなければ、どうかシャッターをおろしていただいて構いません(笑)
    そんな感じで生きていこ(笑)

  • HSP=「敏感すぎる人」「とても敏感な人」。人よりいろいろなことに気づきすぎてしまう、これが高じて世間の声や周りの目を気にしていつしか自分のことがわからなくなってしまうことも。
    HSPでない人でも多かれ少なかれこういったことは日常的に生じることがあるのでは? 振り返ると自分自身でもシチュエーションによって、あるいは時期によって似たような感覚に陥ってしまいストレスを感じたことがあります。相手の気持ちを先回りし過ぎたり、慮り過ぎたり、といった”やり過ぎ”が生じ自分自身を大事にできなくなるんですよね。ここから自信喪失、ネガティブ思考が始まり、、、という悪循環に。
    自分の声(=本音)に耳を傾ける、人を頼る、「苦手なこと」は「向いていない」ので「得意なこと」をがんばる、毎日の小さな「こうしたい」から叶えてゆく、など簡単に取り組むことができる方法が紹介されており、HSPではない、生きることや仕事にツラさを抱えている人にもぜひ手に取ってもらいたい一冊です。

  • 【太字のみ読んだ 読返しは無さそう】
    繊細さんチェック項目ほぼ満点の為 購入
    =====
    ●魔法の言葉「ベストはさておき とりあえず」
    ●視界からストレス感じないよう眼鏡作る事決意
    ●疲れる人と話す時は間に物を挟み物に意識を置く
    ●同僚ならここまでやるか?を心の片隅に
    ●体が動く「こうしたい」を大切にし伸び伸びする(こうしなきゃは世間の声)
    ●2歳の自分とお話してみる

  • アメリカの心理学者アーロン博士が提唱したHSP(とても敏感な人)を「繊細さん」と呼んで、その人たちがどんな感覚を持っていて、それをどう生かしていけばいいかを書いた本。作者自身もHSPであり、その体験も生かして具体的な行動や考え方も提示されていてとても参考になった。

    読むほどに「あるある!」の連続で、まるで自分を見て書いているかのようだった。「気がつきすぎて疲れる」人はぜひ一度読んでみてほしい。

    参考になった点はたくさんあるけど、まず「繊細に生まれついた」という気質だと知ることができただけでも大きかった。それは変えるべき性格などではなく、自分や周りのために生かせる気質なんだということ。

    気づくことをコップの例えで表現していたのもわかりやすかった。
    「目の前のコップを視界から消すのが難しいように、誰かの気持ちに気づかないこと-気づかないフリをするのではなくて、そもそも気づかずにいること-が、繊細さんにはできません」

    そして、その反対にも気づかせてくれてありがたかった。
    「繊細さんにとって最大の罠は『相手の“わからない”という感覚が、わからない』こと」
    コップが見えてるのは当たり前じゃなく、見えないのが当たり前の人がいること。それは感覚を持っているかどうかの問題であって、努力して見えるようになるものではないこと。ただ、持って生まれた感覚がみんな違うだけ。そう考えるとだいぶ楽になった。

    相手の話を聞いていて疲れを感じたら、テレビ画面の向こうの人とイメージしたり、相手との間に透明なアクリル板があると想像するっていいアイデアだなって思った。
    「繊細さんは手を貸すタイミングが早い」もわかりすぎる。先のことを考え過ぎて、見つけた問題の穴を全部埋めようとしちゃうんだよね。

    書いていけばキリがないぐらい勉強になった。
    これからは気づくことと対応することを分け、自分のしたいと思ってる本音を大切にして生きていきたい。
    まさにこのタイトルで自分のことかなと感じた方はぜひ。

  • 涙が出てきてしまった…優しくて…。

    自分を守る術を本当は知っているし、やると回復するのもわかってるんだけど、「こんなことしていいのか」「怒られるんじゃないか」って思ってしまう。罪悪感。
    人目を気にしてろくに休めてない自分に気づく。
    察知していることを相手に確かめてみる…これも気をつかうどころか怖いと感じてしまう自分のトラウマに気づく。
    繊細さと付き合うための方法にいちいちトラウマがあるから潰れるんだなあ…。

    非繊細さんとのシステムの違いも、ちょっと大袈裟なくらいに捉えた方がちょうど良いのだなと思った。
    ほんとに「なんでわかんないんだろう…」「やめてくれ」って胃が痛くなるし、同じことなんて出来ないから愕然とする。
    「普通気づかないよ」と言われることも結構あるけど、その度に「え?!そうなの?!」ってなる。
    そんでもって嫌味に思われたら申し訳ないし神経質すぎるよね…と思い悩むこの徒労感。
    繊細さんのセンサーは普通の人にとってはハイレベル、という事実に衝撃を受けました。
    ハイレベルなんてピンと来ないんだけど…、だとしたらそりゃ胃が痛くもなるよね…。
    良い知恵を得た…。

    「気にするな」「鈍感力」「しょうがない」は通用しない、とわかるだけでも救われた。
    感じることに蓋して無視しようとしなくていいんだと。(無茶言うなという話だし)

    自分の特性を肯定して捉えられるおかげで、やりたくてもできない自分や状況など別のところの問題がより鮮明になった気がする。
    自分のベースを知るのは大事ですね。
    読んでよかった

  • 周りの空気に振り回される…例えば休憩時間終わってないのに他の方が仕事してたら自分だけゆっくりしていることに罪悪感を感じたり…。バタバタしていたら自分も焦ってしまったり…。できるだけ気持ちを落ち着けて、空気感に飲まれないようにしようとはしていても、やはりソワソワするし、精神的にストレスを感じてしまう。昔から気配を消すのに全力を注いできた。気のおけない友人がいるのでない限り、できれば1人でいたい…。

    以前から抱えていた悩みについて、本著はアドバイスをしてくれている。人間関係であったり、人以上に疲れる理由など共感できる部分をまた読み返して参考にしたい。個人的にはグサッと刺さる程ではなく。

    【読了時間:2時間9分 / 6日】

全317件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

HSP専門カウンセラー。自身もHSPである。九州大 学工学部機械航空工学科卒。大手メーカーで研究開発に従事後、カウンセラーとして独立。HSPの心の仕組みを大切にしたカウンセリングとHSP向け 適職診断が評判を呼び、日本全国から相談者が訪れる。著書にベストセラーとなった『「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本』(飛鳥新社)、『今日も明日も「いいこと」がみつかる「繊細さん」の幸せリスト』(ダイヤモンド社)などがある。ラジオやテレビに出演する他、講演会やトークイベントなども開催し、HSPの認知度向上に努める。

HP「繊細の森」で検索してください。
http://sensaisan.jp/
コラムやエッセイを多数掲載中。

「2020年 『仕事、人間関係の悩みがスーッと軽くなる! 「繊細さん」の知恵袋』 で使われていた紹介文から引用しています。」

武田友紀の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ヨシタケシンス...
佐々木 圭一
ヴィクトール・E...
スティーヴン・ガ...
平野啓一郎
辻村 深月
有効な右矢印 無効な右矢印

「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本を本棚に登録しているひと

ツイートする
×