きみはきみだ (教室の絵本シリーズ)

著者 :
  • 子どもの未来社
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本棚登録 : 44
感想 : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864120142

作品紹介・あらすじ

学校ってどんなところ?なにするところ?
学校ってたのしい?つまんない?
学校について疑問を感じている子どもたちや、まったく今の学校は!と思っているおとなたち、そして、どうしたらいいんだろう?と困っている先生たち。今そんな人たちがたくさんいるかもしれません。よかったら、この写真絵本を開いてみてください。そして、教室や家庭で子どもたちに読んであげてください。日本ではじめての、手話ですべての教科を学ぶ小学校の子どもたちと、それを支える先生からのメッセージです。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生中学年

    ろう児たちの写真を使って、きみは君きみだ。
    だれも君の代わりにはなれないことを伝える。

    この写真に映る子どもたちの笑顔は素敵。

  •  「できることもあれば できないこともある でも、きみはきみだ」 写真は、東京都品川区にある明晴学園の子どもたち。子どもたちの表情は、いきいきとして明るい。
     見返してみたら、手話を使っているんだなという写真もあったことに気づいた。

  • 贈り物にしたい本。いきいきのびのびとした写真にあたたかい言葉が綴られていて、心に寄り添ってくれている気持ちになります。忘れていた当たり前のことにも気付かされてハッとしました。いくら歳を重ねたって自分の在り方を時に問うものだ。子供たちがテーマだけれど、「私たちは自分自身を生きているのだろうか」という著者の言葉もあるように、広くたくさんの人の心に響く本だと思います。

  • ろう学校のこどもたちの一年を追った写真と、詩のような文章で構成された絵本。どの写真もすごく表情がいい。
    説明されなければ、ろう学校のこどもたちの写真だということは、わからない。
    そこを強調するか、ただの<小学校の一年>にするか、どちらでも使える感じ。

    読み方にもよるが、4分程度。

  • 明晴学園の子どもたちの一年間の表情、活動のようすを撮った写真の本。その存在と生き方を自分自身が納得し、そして「きみはきみだ」と周りにもみとめられた子どもたち。表情がすごくイイ!

    みんながおなじじゃないから
    ごちゃごちゃいろいろ
    へんなやつがいっぱいいる

    でもだからこそ
    この世界はおもしろい
    この世界で生きることはおもしろい

    明晴学園は、日本手話を第一言語とする学校。

    ▼明晴学園では、聞こえないことはけっして不幸なことでも、悲しむべきことでもありません。聞こえなくても、手話ということばがあれば、ろう児は聞こえる子と同じように学び、成長することができます。しかも手話は、日本語や英語と同じ力をもつ自然言語のひとつなのです。(斉藤さんの「あとがき」より)

    斉藤さんは、明晴学園の校長先生。学校一(?)手話が下手で、いつもカメラを何台かもって学校をうろうろしていて、子どもたちには「校長先生=写真を撮る人」と思われているらしい(明晴学園のサイトにある写真は、すべて斉藤さんが撮ったものだそうです)。

    機会があれば、行ってみたい。

    ※明晴学園
    http://www.meiseigakuen.ed.jp/

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著者プロフィール

1947年生まれ。ジャーナリスト。TBSテレビ報道局の記者、ディレクター、プロデューサー、解説者として報道番組の取材、ドキュメンタリー番組の制作に従事。先端医療、生命倫理、マイノリティ、精神障害、ろう教育などをテーマとしてきた。2008年から5年間、明晴学園の校長、その後4年間、理事長を務めた。著書に『原爆神話の五〇年』(中公新書、1995)『もうひとつの手話』(晶文社、1999)『悩む力――べてるの家の人びと』(みすず書房、2002)『希望のがん治療』(集英社新書、2004)『治りませんように――べてるの家のいま』(みすず書房、2010)『手話を生きる――少数言語が多数派日本語と出会うところで』(みすず書房、2016)『治したくない――ひがし町診療所の日々』(みすず書房、2020)がある。

「2020年 『治したくない ひがし町診療所の日々』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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