SILVER DIAMOND(23) (冬水社・いち*ラキコミックス)

著者 :
  • 冬水社
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本棚登録 : 197
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784864230933

感想・レビュー・書評

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  • ラストに向かって伏線回収中、な巻。成重さんの母親が、ラストでどう活きていくのかが気になる。みんな、死なないで欲しいなあ。

  • 虹ちゃんの名前の由来に驚いた。よく考えられてるなあ。しかし、あちらの世界、天体との距離感が…むむむ。近くね?そしてまたこの巻も一難去ってまた一難。ホシミノコトの次は皇子・金隷が立ちはだかるのか。

  • 再読日:2012年12月23日
    母親に弓を射ってしまった成重が三重からの真実を聞いて
    落ち着きを取り戻しました。
    また会った時は成重の肩の荷が降り事を願います。

    そして羅貫達と皇子が少しの距離を置いて再会。
    まだ知らない話の内容が気になります。

  • 久々なので前の話忘れてる。
    そのせいかどうかはわからないけど、意味がわからないというか……。
    もう少しで終わりそうなので、終わったら最初から読み返してみよう。

    絵や登場人物たちのちょっとしたやり取りなんかはやっぱり大好きでした。

  • 今回、ほとんど雑誌で読んだ分だったので、新たな感動が少なかった。
    やっぱり私は単行本派だな、うん。

    それはおいといて。
    話的にもそう進んだ感じがしかなったのも確か。
    でも羅貫と千艸の絆は、もう一段上がりましたよね。
    それはホントに嬉しかった。
    本当に繋がっている二人だなー。

    今まで敵だと思っていた相手の内幕が徐々に分かってきて、これからどうなっていくのか。
    次の刊が楽しみ!
    なのに発売日が遠い…orz

  • 山場です。登ってるところだし、この巻で結末がでたエピソードが無い感じ。何もかも半端なままって感じ。まとまってから何か言おう。
    保留です。

  • 『銀色は 綺麗』で それでいい

    わーん面白かった!読み出すと一気に全部読んでしまう。勢い。続くクライマックス。今回本当に話の展開、構成が上手い人だなとつくづく思いました。伏線という感じではなく、ただ全ての話が繋がっていく感じ。その繋がっていく話が、この人何だろうとしか思ってなかった星示御言を本当にゾッとさせる人にしていく。ここ数巻、言い知れぬ恐怖を感じさせます。「…どこから?…どこまで」と羅貫が呆然と発した台詞をまんま、思った。何もかも仕組まれてたと言葉で説明するだけじゃ説得力ない。でもあちこち種を蒔いてあったから、本当に一体どこから…!と思わされてしまいました。裏付けを持たせるのが上手い。今まで普通に話の中で描かれてきた事で疑問にも思ってなかった事までがそこに繋がってたのかと。成重と虹が出会ったのまでか、と。100%の、純粋なる善意のみで世界を壊す、理解の範囲を超えた怖さ。きっとまだ終わってないんだろうな。全てがレールの上、仕組まれた事だと判ってなお、他に打つ手がない悔しさ。読んでて悔しい。でも目的はそのレールからどうにかして外れる事じゃないんだなぁ。レールでもいいから大事なのは生きてる人を守る事、と突き進んでいくのはカッコいいね。それなのにそれなのに!最後、民衆はまだ星示御言を信じるのか!

    前巻でもあったけど、
    銀色は綺麗 それでいい
    てモノローグ。あそこのモノローグ本当に上手いです。泣いた。アンタが笑ってそう言うなら、おれはもうそれでいい、て。繰り返し同じ単語を重ねるモノローグ。そのシンプルさゆえにささります。気が狂いそうな命を強制的に生かされ続けてきたチグサが幸せになれるならなんでもいいよ。もうなんでもいい。
    緊迫続きの場面の中で、予告であった場面はホッとしました。あんたはほんといつも口説いてるみたいだね、のやり取り。この余裕と、互いがいるなら大丈夫だなとホッとした。「よかった、化け物で」と言うからちょとドキッと嫌な想像をしたんだけど。
    神を排除する権利はあるのか?の問いに対する答えには、ハッとしました。うまいなぁ。
    そして成重。前巻で正直あっさりすぎないかな?と思ったの、よかったあれで終わりじゃなかった。きちんと納得のいく話が描かれて、それもやっぱり上手くて、さすがだなと思いました。主軸だけ見ればベタなんだけどその描き出し方が本当に上手いと思った。そして同時に疑問だった事もここで解消された。羅貫の母が言葉を発してた事、重雪の三重への態度の違和感。そういう事か。すっかり騙されてた!違う面から見れば違う姿が見えてくる。一方向からだけで憎んだら自分が苦しいだけ。本当にやっと、成重が抜け出せそうでよかった。やっぱりすぐには無理だよね。そこをきちんと描いてくれたのが嬉しかったです。
    それから皇子の絶望。同じ双子なのにどうしてここまで違うのか。最初好きじゃなかったのにね、話が進めば進むほど、皇子も幸せになってほしい。目が覚めて、金隷を見て、喜んだ後の絶望の大きさ。哀しい。
    どっちかというとあっさり見える印象で、モノローグや台詞量、情報量が多いわけじゃないのに、実は多いよねと思います。本筋にはあまり絡まない、日常描写だと思ってたものまでが実は絡んでいた。ていうのが上手いなと。身構えさせないところに情報を混ぜてるというか。魔物もそうだったけど。言い方悪いけど無駄多いように見えがちですよね?その部分が好きで読んでるんだけど。無駄ばかりに見えてたものが全て無駄じゃなかったみたいな。本の厚みそんなないのにこんなに語ってるしね!凝縮。これって何気にすごい事だと思います。構えさせずさらっと読ませてるのに凝縮されてるって。

    そしてシリアスに読み終えた後の描き下ろし…!お、お腹痛い!涙出る程笑いました。やーいつもはかわいいねぇにこにこ、な笑いなんだけどいつもと方向性がちょと違って、予想外過ぎて吹きました。途中まではいつもと同じノリでチグサの変わった発言に周りが内心で総ツッコミだったんだけど、オチが違った新しい…!思い出しても笑える。コート…!ダメだ涙出る。本編でも笑ったけど、ここまで笑ったのは初です。本編の「あ…」は何だろうと思ったらそれかい!てずっこけたの。シリアス続きの中の唯一の今までのノリ、息抜きだったんだけど、その前段階にあんなのがあったのですね!しかも誰も気付いてない。いーじゃないかこれくらいってかわいすぎるでしょ!どんだけ羅貫に好かれたいの!もうダメだかわいい。ずっとコートの事考えてたって事か!しかも成重話の直後。落差が。メリハリきいていいけど。詰まりっぱなしはしんどいもん。そんなチグサとシルダイが大好きです♪( ´▽`)

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