途上国の人々との話し方 国際協力メタファシリテーションの手法

  • みずのわ出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864260053

感想・レビュー・書評

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  • まだ60ページしか読んでないけど、読みやすいし、話の展開の仕方が好きです。著者に感謝しながら読んでます。

  • ・事実を聞くことで現状を把握する。「ふだん」の話は話し手の主観に過ぎない。「昨日」「今日」など、あくまで事実を聞き出すこと。それによって、話し手に「気付き」を与えること。
    ・人は経験を分析することを通して学ぶことができる。
    ・貧困とは何か、自立とは何か、定義の曖昧さ。→プロジェクトで何を達成できたのかが不明確。
    ・ドナーと受益者は対等にはなりえないが、本音を引き出すには対等とみせる必要がある。「何も知らない」と下手にでることにより相手の自尊心を生んで本音を聞き出す。
    ・自分に置き換えて相手の状況を理解する。相手を通して自分をみる。
    ・答えのないオープンエンドの問いは意味ない。情緒的に自分を重ねて共感するだけでは足りない。事実を問う。
    ・時間軸と、解決策を生み出す枠組み/空間
    ・9

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/566748

  • 本は脳を育てる:https://www.lib.hokudai.ac.jp/book/index_detail.php?SSID=619
    推薦者 : 武村 理雪 所属 : 国際連携機構

    途上国支援に限らず、様々な職業で活かすことのできる知識と技術を学べる書籍です。
    実は私も本学の教員に薦められて読み始めました。自らの無知とコミュニケーション技術のなさを痛感させられた刺激的な書籍です。
    責任と配慮をもって問いを発し、その問いをきっかけに希望が開かれるよう、この書籍を片手に精進していきたいと思わされました。
    ある程度の業務経験があると、内容理解が進み易いだろうと推測します。一方で、今は十分に理解できない部分があったとしても、最後まで読んでみることで学生は将来の糧を得られるのではないかと思います。

  • 1.近代化(産業化)のコンテクスト
    • 近代化のコンテクスト:「近代化と貧困のストーリー」(254)
    国全体であれ、小さな自然村であれ、近代化は外からささやかな収入や就業機会とともに持ち込まれる。そしてひとたび始まれば、抗することが到底不可能な大きな流れとなって社会と生活を呑み込んでしまう。それに伴って生じたセーフティネットの崩壊に代わるものを社会が用意できなければ、変化から取り残された人々が犠牲となる。これが貧困という現象。
    • 伝統的なセーフティーネットを形成する二つのストック、「相互扶助」と「共有自然資源」が近代化の進行の過程で衰退し、貧困という現象が発生する。(255)
    • 日本社会や他の社会への適用も可能(260)

    2.メタファシリテーションの技法(第3部)
    • まずは情熱:途上国の人々の現実に必ずや直に触れるという執念(284)
    • 場数を踏むしかない
    (1)最重要基本姿勢
    1. 事実質問の力を信じる
    2. 一対一の対話が基本
    3. 提案しない
    -ファシリテーターにもっとも重要でかつ困難な姿勢がこれ。「相手に語らせる」ために質問するのが対話型ファシリテーション(287)
    -If I find it, I will use it. 
    4. 信じて待つ:ファシリテーションの真髄
    -ニワトリと卵のイラスト(290)

    (2)具体的な手順と考え方(293)
     簡単な事実質問を重ねながら、相手の課題分析を手助け(ファシリテート)する手順とその際の基本的な考え方
    1. セルフエスティームが上がるようなエントリーポイントを見つける=道具(・装身具)をほめる
    -「それは何ですか」「何でできているのですか」「いつ手に入れたのですか」
    -単刀直入に課題に入ることは厳に慎み、まずは相手の心を開き信頼関係を築くために適当と思われる話の入口を見つける
    2. 課題を整理する:それは本当に問題なのか
    -「どんな対処をしてきたか」「それで誰がどのように困っているか」
    -「本当にそれは問題ですか」と直截に聞いてしまうと、ファシリテーターの意見や考えを相手に直接伝えてしまうことになる
    3. 一番最初に(最近)それが起こったのはいつですか?→時系列で質問を組み立てる
    -「一番最近その問題(課題)が起こった(顕在化した)のはいつですか。それはどこでですか。誰が、どう困りましたか」
    -「それが一番最初に起こったときのことを覚えていますか。いつですか。どこでしたか」(例:最初に、漁獲が減ったのはいつだったか、覚えていますか)
    4. 課題・問題の起点に遡る
    -課題の分析に錯誤がある場合、「起点」の捉え方に錯誤がある場合が多いという前提に立って
    -課題・問題の原因の追及にはこだわらない:自分のことについては「成功は内的要因」「失敗は外的要因」に帰するのが我々人間の本性。「なぜですか?」と聞くことで、誤った自己分析をわざわざ語ってもらう必要はない:「言葉を信じるな、しかし相手を信じろ」
    5. 解決方法を探る(1):自己の類似体験の追跡にこだわる
    -一番簡単で有効
    -「漁獲量が以前にも減ったことはなかったか?あったとしたらそのときはどうしたか?」
    -「類似」をうまく捉えるには場数を踏むしかない(例:「飲み水が少なくなったとき、どう対処したか」)
    6. 解決方法を探る(2):身近な他者の類似体験に学ぶ
    -「子どもたちの栄養不良の原因は何か?」→「家が貧しいこと」
    -「では、あなた方の近所には、経済的には貧しいのに、子どもたちは健康で発育がよい家庭はないでしょうか」→「村の中に数軒そのような家が確かにある」
    -「では、貧しいのに子どもの発育がいいのはどうしてでしょうか」→誰もはっきりした答えが出せない
    -「それでは、実際に一軒一軒たずねて、秘訣を教えてもらいに行きませんか」
    7. 相手から質問を受けたらチャンスだと思え
    -相手から逆に聞き返される場合は、誠実にしかし簡潔に要点だけ答えるように努めることが重要。特に相手の質問が「パーセプション型」の場合、正面から答えてしまうと空中戦に巻き込める恐れがある
    -戸惑うような質問は、それこそ大きなチャンス:①それ以前の自分の説明ややり取りが、相手にとってあまり明確でなかったり、納得がいってないと考えられる場合→引き返すチャンスを相手からもらったということ。素直に謙虚に振り返り、聞き手と一緒に場を再設定するしかない
    -②相手の質問を逆手にとって聞き返すことで気付きを促す(例:「あなたたちは、この村でいったいどんなプログラムをやってくれるのですか」→「ほー、これはすばらしい。プログラムですか。これまでこの村にはどんなプログラムが入ってきたか、教えてくださいませんか」→(a)明確な答えがなければその村人がプログラムについてイメージを持っていないにも関わらずプログラムを求めていること。(b)明確な例を挙げることができたのであれば、今度はそれについてこちらから事実質問をつなげながら、相手の経験分析の作業を手助けすればいい。インフラであれば今も役立っているかどうかが分かるような質問をしていく。「あんまり役に立っていないな」→「私たちにもそんなプログラムをしてほしいのですか」)
    -一番ありがたいのは、うまくいったケースや役に立っている例を知っている場合
    8. 結論は絶対に当事者に言わせろ!
    -「最後の一言(気付き)は相手に言わせる」ように持っていくよう最大の努力をすること
    -ファシリテーションの極意は、「事実を聞く」ことと、この「相手の気付きを待つ」、つまり提案しないで、信じて待つこととの二つに集約される
    (3)ファシリテーションを組み立てる技法=仮説を立てる(312)
     相手の課題を分析し、解決方法の発見とその実行に向けてファシリテーションしていく歳に基礎となるうち最も有用で覚えやすいものが以下の3つ
    1. 人は、自分自身の問題を正しく捉えることはできず、都合のよい解釈に基づき、安易な解決方法に走りがちである
    →コトバを信じるな、人を信じろ
    2. 人は経験を分析することで学ぶ
    →考えさせるな、思い出させろ
    3. 自分で見つけたものは使う
    →信じて待つ
    (4)事実質問における3つの仮説(=大前提)(321)
     思い込みの罠に自分が陥らないために常に念頭に置くべき(特にパートナーシップの構築という初期段階において)
    1. 本当は知らないのに知っているという自分(外部者=ファシリテーター)自身の思い込み
    2. 課題の明確化や解決に向けての行動変化を妨げている答え手(=住民側)の思い込みや固定観念
    3. 課題についての私たち(ファシリテーター側)の推測
    →コンテクストの理解と観察力なしには立てられない
    (5)メタファシリテーションのプロジェクトへの応用
    • カウンセラーとして人の話を聞く基本的な態度として最も大切なこと(324)
    =聞き手と話し手が対等な人間関係をもっていること
    -収入を聞く:自分を相手に置き換えてみれば心理的な抵抗があることはすぐにわかる
    -自分から名乗らない
    -必要のない質問をする(例:相手に歳を聞く、子どもに大きくなったら何になりたいか聞く(現実感を持っているはずがない)
    • 相手(高齢者、子ども、おばちゃん)がこちらに合わせてくれる
    • 本気であること(340)
    -最初からプロジェクトを持ち込まない
    -参加ゲームを避ける(345):パートナーシップ(対等な関係=ギブ・アンド・テイクの関係)の構築
    -なぜ外国までわざわざ来てプロジェクトをやるのか→彼ら(村人)が本当にやってほしいことを顕在化させることが外部者がかかわる意味
    -最初から「貧困を軽減する」といった擬似的に顕在化した課題(=現象)を最初から分析の結果として持ち込み、それを解決しようとする→「空中戦」
    • 相手の身になって仮説を立てる:相手に自分を客観視させる(348)
    • 具体的な技術を身につけることこそセルフエスティームにつながる(353)
    • 相手にこちらが本気でコミットしていることを示す(358)
    -自分たちがやると言ったことを実行しているかどうか(自分たちのいったことに責任を持っているかどうか)
    -約束の時間を守る、やると言ったことはやる、程度のことができないとき「あなたたちはパートナーとしてふさわしくない。一緒にプロジェクトはできない」と突き放さないと、後は泥沼の依存関係しかない
    -こちらから発言の必要があれば、必ず挙手をし、許可を得てから発言する→こちらが言ったことは必ず実行し、また、それが相手を尊重していることが分かるように何事もやる
    -「もう一度チャンスを」とのとき必要なのは、新たな条件を課すのではなく、自分たちで決めたことを実行するその猶予を、相手との合意で決めること。
    -その「自分たちで決めたこと」を改めてみんなで確認することも忘れてはいけない。
    -これをすべて満たして初めてパートナーとなれるということを確認すること(例:期限を決めて、その期限は絶対だということを確認すること)
    • 覚えた技術を教えることが自身につながる:いつも教えるのはこちらだという関係を作らない(361)
    -村人間の「時差」を利用する
    • 相手の行動変化のみを見ること。何かを仕掛けたら結果を信じて待つこと。ファシリテーターがすることはそれだけ(363)
    • ただし、トレーニングは根気よく重ねていかねばならない
    • コミュニティ(農漁村)でトレーニングをしなければならない3分野(364)
    ①資源をマネージ(管理)する能力 (Environmental Development)
     →資源についての知識(海、土、森、水)、技術
    ②経済を発展させる能力 (Economic Development)
     →資源を活用する能力+いかに持続的に利用するかという知識と技術
    ③ガバナンスにかかわる能力 (Community Development)
     →資源の利用をいかに住民が制度的に支えていくかという知識と技術(例:住民組織の運営)
    • 3つの分野の2つのレベル(368)
    ①これまでの伝統的な知識、技術を言語化し、コミュニティの成員と外部者、すなわち関わるすべてのステークホルダーで共有する
    ②その結果を踏まえて新たな知識を導入する
    • 1.トレーニングも事実質問から入る:自発的参加を勝ち取るには「参加」を強要しない(369)
     -山歩きから「これは何ですか」と路傍の草木について一つ一つ聞いていけばいい(例:植物図鑑)
    • 2.コミュニティでの共有は繰り返して協調する(371)
    • 3.対象村の足並みがそろわないのも学びのチャンス(372)
     -同じトレーニングを早く受けた村のボランティアに他の村に対して行ってもらう。トレーニングのやり方も工夫してもらう
    • 4.パートナーシップの構築は不断の努力(373)
    • 5.思い込みのエンパワーメントを避ける(374)
    • 6.プロジェクト期間を柔軟に使う工夫(376)
    • 7.現状の具体的な認識こそ必要な知識の認識へとつながる(379)
    • 8.農村コミュニティでの数量的把握の意味(383)
     -時間的(近代化)・空間的(マイクロウォーターシェッド)なコンテクストに落とし込まないと個々の事象への対応で終わってしまう
    (6)実施のためのトレーニング(384)
    • アクション・プラン
     →時間軸になすべきことを当てはめる
     →アクションプランづくりも技術。たくさん練習しないとできるようにならない
     →まず、一つ一つの活動について丁寧に工程をリストアップする。もうこれ以上ブレークダウンできないところまで。
     →事実質問が活躍:いつ、どこで、だれが、なにを、どうするがはっきりしないとアクション・プランとは呼べない
     →アクション・プランの数値化(例:ため池により、「○○ヘクタールの土地が灌漑される」ではなく、「実際にどのくらいの水をためることができるのか」が最も肝心)村人自身で容積を計算、コストも計算。
    • 予算
     →核心。これを村人が作らずに村人のオーナーシップはありえない
     →ファイナンシャル・マネージメント:お金の「入り」と「出」をどう管理するか(現金とあまり縁のない暮らしをしていた人々が)
     →収入向上を考えるならリスクヘッジも視野に入れる:農村の強みを失わない(例:自家消費と換金作物のバランスをとるために、自分たちの正確な需要(ニーズ)を知る必要がある)
     →コストという考えになじまないとメンテナンスはできない:最低コストを知らない限り、メンテでいくら費用を必要とするかも分からない
     →ビジネスのトレーニング:裁縫・刺繍等の手先の技術(手に職をつける)の先の知識がビジネスとして成り立たせるためには必要(事業を経営するとはどういうことか:出納帳付け、事業規模の設定、自分たちでハンドルできる金額の程度、給与等ランニングコストの確保・資金手当て
    • モニタリング(405):どう意識させるか
     →日常的に行っている(例:煮物で火にかけた鍋をときどき見る)
     →①作業が(ほぼ)計画通り支障なく進んでいるかを見る:工程表が細かくブレークダウンされ、誰が、何を、どこで、いつ、などが細かく分かっているほどやりやすい:念入りなアクション・プランづくりが後の進行を楽にする
     →②作業が終わった後の効果を検証する:できたものの効果をモニターする(例:ため池の保水効果を見るために、井戸の水位を定期的にモニターする、毎日雨量を測ったり、気温を記録する)
     →肝心なことは、以上2つのカテゴリーを、村人の日常の営みの中から類似のものを探し出す:「要はこういうことか」
    (7)持続をどう確保するか(407)
    1. 住民組織づくりを急がない:コミュニティそのものが既に受け皿
    2. 組織を持ち込む前に村の「組織」を理解する
    3. 新しいリーダーたちをゆっくりと育てる
     -(中等)教育(基礎的な数学の知識、読み書き)を受けて村に戻った世代の知識を実際に活かす機会
     -NGOスタッフ(お世話係)は置かない
    (8)評価(413)
    1. 評価=噂話(コミュニティの成員がお互いを評価しあう)
    2. 新しいコンテクストでの評価:無理のない「接ぎ木」をする
     -人は他人の経験からは学ばない:ファシリテーションの鉄則
     -他人の経験を分析し、それを自分の類似の経験にひきつけたとき、初めて人は何らかの教訓を得る可能性がある
    3. 急がない
     -「教え込む」→「評価はなぜ重要か」というお説教調→とたんに評価は他人事
    4. コミュニティでプロジェクトを行うのは技術移転が最終目的
    5. 評価は意気の長い活動
    6. フィードバックの意味:コミュニティの本音の評価を引き出す
    (9)リサーチ・クエスチョン(423)
    • ODAが国際協力をするときのアプローチで、どこが決定的にまずいのか
    • 「問題は何か」という問い:医者が患者に「あなたの病気は何ですか」とは聞かない(425)
    • 這い進む常態(427)(Creeping Normalcy)
    • そもそもの問い方が間違っているのではないか(431)
    • 私たちの社会で、本当はどんなCreeping Normalcy(這い進む常態)が進行しているのか
    • ミクロ(個々人の生活)とマクロ(政府・社会のあり方)が唐突につながっているようにしか思えない日本社会において、どのような事実質問の組み立て方が可能か(地域コミュニティや家族が崩壊の瀬戸際でミクロとマクロをつなぐものが見えないなかで)(433)

  • メタファシリテーション、背景が分かるともうちょっと分かった気になる。実際に使ってみてなんぼ、ではありますが。

  • 彼我の課題を共に解決するための、
    コミュニケーションの名著。

    ビジネスでも他者と共創する上で、
    個々人の主体性を生み出し、
    持続可能的なプロジェクトを作るための指南書にもなる。


    以下。良いなと思ったこと。
    ---
    ①現実を構成する要素は「事実」「考え」「感情」の3つ

    ②事実質問を通して、気づきを促す。
    →考えるな、思い出させろ。

    ③相手が必要だと感じなければ情報は情報として価値を持たない。

    ④自分は「相手の文化を知らない」を自覚して、1つひとつ相手へ訪ねる
    →相手の肯定感を高めて、思考を回してもらう。

    ⑤貧困の現象の理由を前後の文脈から知る。

    ⑥なされてこなかったことは基本的に必要ではなかったこと。
    →本当に必要なら自分たちから声が上がる。
    その課題を見つけ、当事者性を高めるのがメタファシリテーション。

    主体性を持って関係者が1つの仕事に挑むチームをつくるためにメタファシリテーションを使えるようになりたい。

  • 学びや気づきが多い本。発展途上国への国際協力を題材とした本ではあるが、ビジネスにおけるコミュニケーション、特に長期で大人数を巻き込むプロジェクトワークにおける計画、対話、実行等の要諦が詰まっていると感じた。

    困っている人になぜ困っているの?と聞くのは間違いで、事実質問の繰り返しで課題をあぶり出すなど、簡単なようで実に難しい人と人との話し方。

    個人的にはコンサルを生業とする人にとっては必読の一冊。

  • 現実を構成する三つの要素
    事実 何をしたか?
    感情 情緒 何が好きか?
    観念 意見 いつも何をするか?

    人間関係は相応的➡これは何か?の質問ではなく、これはあなたの位置から何にみえますか?

    まずは、事実、観念・考え・意見、感情・情緒に発言を切り分ける

    どきどきするほど、本質的。

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著者プロフィール

1950年、東京生まれ。ストラスブール大学人文学部社会学科中退。1993年に認定NPO法人ムラのミライの前身のNGOを設立、以来2015年まで事務局長、専務理事、代表理事を歴任。2015年に代表理事を退任。1993年以来、主に南インド、ネパールで多くのプロジェクトを手がける。同時にJICA、JBICの専門家としてインドネシア、ガーナ、インドで多くの調査、研修を行う。その間、中田豊一とともにメタファシリテーションを手法として築き上げ、その普及に努める。最近は、セネガル、イランからも要請されて研修などの活動を広げている。京都市在住。〈著書〉『途上国の人々との話し方―国際協力メタファシリテーションの手法』(中田豊一との共著/みずのわ出版 2010年)、〈訳書〉『白い平和』(ロベール・ジョラン著/現代企画室 1985年)。

「2016年 『ムラの未来・ヒトの未来 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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