帰宅難民なう。

著者 :
  • 北辰堂出版
3.89
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本棚登録 : 41
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864270328

作品紹介・あらすじ

帰宅困難時に実際必要だった物、やっておくべき事はもちろん、やってはいけない事なども実際の体験を踏まえて解説する。その他、被災時のポイントページにて「持っていて役にたった物、たたなかった物」、「電車の中で地震になった時の対処法」など、災害に遭った際に役立つ情報や事前の準備等満載。震災後一ヶ月を過ぎた今だからこそ、被災時を冷静に振り返り、今後の教訓として生かすことが出来る、本当に必要な『エッセイ風実用書』。

感想・レビュー・書評

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  • 東日本大震災で帰宅困難時にやって良かったこと、やるべきでなかった事がそのまま書いてあります。
    当時は大変だったねと終わらせず、今ならこういう事が出来る、これはまだ準備していなかったと、現在に繋げて読むことが出来ます。
    (特集:「もしもの時に備えよう」)

    ↓利用状況はこちらから↓
    http://mlib.nit.ac.jp/webopac/BB00516667

  • 当日は歩かず、電車で帰れた。事前に脇道ルートを把握しておく必要性を感じた。ということは、川をどこで渡るかがポイントか。

  • 読みやすく、疑似体験ができ、とても参考になる一冊です。

  • 20121116

    2011/3/11
    著者が都心を縦断して18km先の自宅に辿り着くまでの体験記。
    事実と感想を淡々と綴っているだけだが、丁寧な描写のおかげで状況が想像でき、徒歩帰宅の脳内シミュレーションができた。
    自ら「帰宅難民」を名乗っているけど、徒歩帰宅に際しての冷静な 判断と洞察は見習うべきものがあるなあ。

  • もう一度「あの日」を追体験しとくのは悪くない

  • 3.11で帰宅難民になった著者の当日の様子が細かく記録されている。文章は日記のようで読みやすい。実体験に基づいたアドバイスなどもあり、為になる。

  • 東日本大震災当日に各鉄道が止まる中、どのようにその日帰宅しえたかを記したノンフィクション。
    震災直後はこういう記事をたくさん見たけれど、1年もすれば当事者以外は忘れてしまうのが災害報道。そういう意味では単行本化されたという意味で貴重な1冊。

  • 3月11日震災当日、交通機関のマヒにより帰宅難民となり、江戸川橋から大森までのおよそ18キロを徒歩で帰ることとなった著者の体験談。
    18キロ、時速4キロで歩けば4時間半、たいしたことないかな、と考えてしまうがさにあらず。単なるウォーキングではない。

    総ページ126ページと少ないながらも読みやすい文体で一気に読めてしまう。

    出先で大規模災害時に遭ったときどうすればよいか改めて考えられる一冊である。

    東海地震が騒がれて久しいが、実際に都内の交通がここまで麻痺したのは終戦後では初めての事だろう。

    東海地震も30年以内の発生確率が90%と言われている今日、必ずやこの事態はまたやって来る。

    “自分の身は自分で守る”ことは基本。当たり前のようでいて一番疎かにしているのも事実。災害等の際、何が起きて何が必要になりどう備えるか、そのヒントが著者の体験から考えられる。

    “その時”のため、難民とならずに済んだ人はもちろん、なった人も復習の意味で読んでおく価値は十分ある。

    定価1400円は高めだが、一部は被災地の義援金になるということで大目に見たい。

  • これはリアル。
    実際に自分も歩いて帰ろうと考えたし、歩いたことのない人間に急に18kmも歩けなんてとても言えない。
    なにより、実際に歩くことがどのような心理状態になるのか、情報が入手できないことがどれほど大変なのかを教えてくれる。
    これを読んで、後ろのチェックシートをチェックしてみよう、次は自分かもしれないのだから。

  • 「もし大地震が起こったら」などのTV番組はワタシも何度か見て、それなりに心配していたつもりだけれど、やはり体験者の、直後の体験談はすごい。心配が具体的に立ち現れます。感情的なものがかなり控えめにしか書かれていないだけに、読む側に考える部分を残してくれているようで、読みながら自分が一緒に歩いていたらどうだろうと考えながら読みました。
    読むだけなら1時間くらいで読める本です。一読して、自分の通っている学校、職場からの徒歩帰宅経路をシミュレートしておくことをオススメします。ワタシはとりあえず職場にケータイの充電器とちょっとしたオヤツを常備しておこうと思いました。

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