ちょっとマニアックな図書館コレクション談義

  • 大学教育出版
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本棚登録 : 149
レビュー : 12
  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864293822

感想・レビュー・書評

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  • 「図書館」をめぐる、司書たちの論考集です。
    第1章の「選書」や「出版界」と図書館のつながり、関連性についての文章は考えさせられるところが多くありました。
    出版される図書について、その内容や装丁には意識を向けていましたが、どのような経路で販売されているのか、そもそもどのような経緯で執筆に至ったのか、そしてその狙いを的確に踏まえて購入・排架するにはどうすればよいのか。

    この本では公共図書館の司書の方々が様々な事例を紹介しており、色々な視点やアイデアに触れることができました。

    個人的には「これは」と思う部分もあり参考になりましたが、広く一般ウケする内容ではないかもしれません。そのような人達にこそ、図書館の良さ・魅力を紹介したい、という趣旨で編まれた本ではありますが、やはりそのハードルは低く無いように思います。

  • おわりに「図書館員が絶対に愛さなければならないもの。、それは人、地域、本の三つだと思います。」

  • 出版文化についての論考+図書館員によるコレクション談義。

  • 「図書館のコレクションについて,やさしく,楽しく,ちょっとマニアックに考える」
    普通でも良いと思うけど、、、

  • 「年間8万点もの新刊が出版される現状において、読者が求める本に出会うのは極めて奇跡的なこと」という一文にハッとさせられました。自分好みの本にまだ出会えていない可能性があるってことですから。司書は毎月のテーマ展示を充実させて、本と人との赤い糸を結ぶキューピッドになる必要があります。本書は主に経験豊かな司書の方々からの選書のススメや棚づくりのお話でした。読んで得るものは多かったです。現役司書のみならず、図書館マニアや図書館についてもっと知りたい方にもオススメの一冊です。

    p14
    図書館は利用者の求める本を貸し出すだけではありません。「こんな本もあります」と、本と利用者の出会いを演出・案内することも大切な仕事です。そのために、テーマ展示や表紙見せなどさまざまな仕掛けをしています。
    ブックディレクターの幅が、人と本がもう少しうまく出会えるよう、さまざまな場所で本の提案をしているように、年間8万点もの新刊が出版される現状において、読者が求める本に出会うのは極めて奇跡的なことなのです。

    p160
    …利用者の知らない(知る機会の少ない)世界に誘うのも図書館の大切な「公共サービス」の仕事であると思います。

    p161
    「図書館で、未知の本に出会えて良かった」と利用者に喜ばれることも重要です。出会いの演出こそ、プロの仕事であり、醍醐味だと思います。

  • 014.1 / 図書館資料 / 資料選択法 /

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:014.1||C
    資料ID:51600061

    図書館の本がどのように選ばれているかを知ることができる本です。この本を読めば、色んな図書館に行きたくなるはず!
    (生化学研究室 大塚正人先生推薦)

  • 図書館の選書についてかかれた本。
    それぞれの思い入れや専門分野への情熱が伝わってきた気がします。
    図書館は単に人気の本を集めるのではなく
    探し求めている情報へ導くことや
    新しい視点を見つける手助けができる場所であるといいなぁと改めて思いました。
    自分も専門分野をもって人に紹介できるようになりたいと感じました。

  • 勉強せねばと思わせる本。します。

  • 【新着図書ピックアップ!】TSUTAYA図書館で公共図書館の選書や分類の仕方が話題になっている昨今。「人」「地域」「本」を愛する5名の図書館員が図書館のコレクションやサービスを紹介。限られた予算の中でも魅力あるコレクションづくりを行う姿が楽しい。
    [New Book!]Five public librarians introduce how to make an appealing collection of libraries.This book is highly recommended, if you like libraries and book stores.

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プロフィール

ライブラリアン・コーディネーター,FMラジオパーソナリティ,常磐大学・同志社大学・熊本学園大学非常勤講師
1956(昭和31)年茨城県鹿嶋市生まれ。鹿嶋市,塩尻市に33年間勤務。両市で図書館長を務め,定年を待たず早期退職しフリーランスに
著書に『だから図書館めぐりはやめられない』(ほおずき書籍 2012年),『図書館はラビリンス』(樹村房 2012年),『図書館長論の試み』(樹村房 2014年),『図書館はまちのたからもの』(日外アソシエーツ 2016年),『クルマの図書館コレクション』(郵研社 2016年)などがある

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