- Amazon.co.jp ・マンガ (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864360883
感想・レビュー・書評
-
うーん。面白いんだけどね。素直に面白いねと言えないなんだろうこの複雑な気持ち。
ぶん投げたエンドオブワールドよりは断然読めました。あれはほんと独りよがりすぎて久々にぶん投げた本だった。あれよりは大分独りよがり臭は薄まってたしちゃんと読み手にも何描きたいか伝わるようになってました。けど描きたい事、目指したいものは判るんだけど、独自の色になってないというか。真似っこというか。オリジナリティがないんですよね。全体的にあーなんかもう既にどっかで見たなっていう。どこ取っても。なんつうか、タイトルが皮肉になってるーとか思いました。(なまかじり、似非の禅って意味らしい)
話自体、描きたい事はいいと思うんだけど、同じ話でももっと描き様で面白くなるだろうになと。つまりあんまり巧くない。好みもあるとは思うけど。巧い人は好み超えて巧いって言う。狙いすぎなんですよね。いちいち。簡単に言えばあれです、居た堪れない方の中2。カバー下とか扉絵とか目指したい雰囲気は本当に判るんですけど。多分その目指してるとこに向かって、画面真っ白なんだと思うんですが、効果的な画面・空白と感じるより真っ白手抜きにしか見えない。絵柄も。雰囲気あるというよりもさいと感じる。雰囲気の為の絵柄だと、狙ってやってるんでしょうけど。正直、力量不足感が否めない。一番これ言われるの嫌いそうだけど、ライトBL描いてた方が良かったのではと思います。
同時収録の短編も同じ感想。面白いんだけどね。
あとBL的には全然。ちっとも楽しくない。受ひとりの話。攻との話では全くない。攻は完全に都合いいお道具キャラ。いつくっついたの?て感じ。最終話であっさり何時の間にか攻に乗り換えてて終わりという。そして男同士で描く必要がどこにあったのやら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵もすごく可愛くて好きし、話もテーマもすごく良いんだけど、何故か普通って気分になる。なんでだろうな、良いとは思うのに大好きではない。
-
報われる話
-
連載時読んでて、こう言うのは嫌だなー、自分大事にしない奴は他者を大事に出来る訳ないわー、そう言う事もうとっくに知っちゃってるからしんどいわ、と思ってた。オハギが…いい男だ、少女漫画だと永遠に当て馬なんだろうけどBLは違う!!しかも、表紙を見れば解るのだが、それでも本編に入った時にオハギを「如何にも」苦しい恋をしているモンジの傍に居て好きな気持ちを抑えながらも支える耐える男、と言うオハギ側の描写がなかったのが逆に凄く良かった。モンジがいつも支えてくれたオハギの優しさに気付く、と言った同情誘う様な描写も省かれていて、そこが新鮮だった。
-
チエちゃんみたいな女子はいっぱいいるけど、モンジみたいな男子はどうなのかな。
ちょっと女々しすぎる気がして、少女漫画っぽいかんじがいまいちだった。
チバと野田はよくいる系男子、オハギはいてほしい系男子。
同じ女々しすぎな男のコなら、前後編のコのほうが好き。 -
モンジ・チバ・チエ・野口。 それぞれダメダメさ加減が嫌いになれないほど自分は歳をとったんだ〜、と感じた作品。 若者たちの自分の感情のままならなさがダイレクトに響いて、懐かしいような切ないような気持ちになった。
モンジを大切に見守ってきたオハギはイイ男だなぁ(*´ω`) 多分オハギに振られたポンちゃんも、オネエだけどイイ男だなぁ(笑) 我慢が癖だったモンジがオハギに甘えてる姿は可愛かった♪
収録作の【致死量分の愛を込めて。】も良かった。 誰をいつ好きになるかわからんよね。 恋は落ちるモノ、ってストレートに思えた。 -
すっきりしたハッピーエンドじゃないけど、落ち着くとこに落ち着けて良かったなって思う。これからどんどんしあわせになってね。
-
蛇龍さんの絵ってすっごい好き…何回読んでもいいなあって思う。
野狐禅 おもしろかったけど何かな…普通…うん…
画面が白いせい?かサラサラーっと読んでしまいました。
「致死量分の愛を込めて」は萌えました…ヤンキー×地味っていいものですね…どっちかというと「野狐禅」よりこっちの話のが好きかな -
この作者さん好きだし漫画として悪くはないけどなんか物凄く既視感…