岡田斗司夫の愛人になった彼女とならなかった私 サークルクラッシャーの恋愛論 (コア新書)
- コアマガジン (2015年8月3日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864368087
作品紹介・あらすじ
元サークルクラッシャーが暴き出す現代の"歪んだ"恋愛市場。
感想・レビュー・書評
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タイトルは釣り
中身は、この人独自の恋愛論、男性論など。
かなり歪んでいる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若くて可愛い女の子に、優しく底なしの肯定感を与えることで、自分に夢中になってくれることを楽しむオッさん。まともな交際経験を持たず自分では踏み出せない、棚ぼた幻想を抱く若者。欲しいのはお母さん、無条件に自分を肯定してくれる存在。
イマドキの若者事情の知識として。恋愛への対処法やノウハウを得るため。商業的に売れるもののアイデアとして。少子化対策の要因として。教育の不足部分を知り補うために。いろいろな応用ができそうです。 -
思索
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面白いけどタイトルは
ミスリーディングかな。
サークラのこと知らなかったので楽しめました。 -
サークルクラッシャーという存在を知った 恋愛における心理も参考になる
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人々の承認欲求について言及した本。恋愛という実例から考察をしていく様は読んでて楽しかった。
前半は筆者の体験談とか、それこそ筆者本人の承認欲求を満たすための文章なのかと思い、結構読み進めづらかったが、各人の恋愛との向き合い方を描き、一見「人を愛する」ということに見える行動が、「自分が愛されたい」だけであるということにすぎないということを見出していた。実際そうかもしれないけれども…。最終的には、「相手がどう思うか」を意識して行動できれば、自分の承認欲求の問題は避けられないにしろ、それでよい気もする。
「サークラ」という言葉の響きからは伝わらない、筆者の、「恋愛弱者」に対する思いやりがこの本にはつめられていたように感じた。 -
コストをかけずに承認欲求を満たされたい、ってのが根幹にあるのかなぁと思った。