- Amazon.co.jp ・マンガ (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864420495
感想・レビュー・書評
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素直になれない人と素直すぎる人。
その二人がくっつくってことがどういうことだか分かるか?
答えはそう、萌えだよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
好きだ。コマノ夏樹シリーズ大好きです。雑誌で1話以外全部読んでたのですが、やっぱり最後はほろりと泣いてしまいました。感想は殆ど雑誌の方で書いてしまったので割愛しますが最後のモノローグすごくいいなぁ。続く言葉は。言わない書かない、省略されてしまってるけど明確にそこにある言葉、というのが本当にうまいです。
読んでなかったのはタイトルになった話でした。これもすごく良かった。引き寄せる夏樹が良かったです。そして最後も。2人のシーンだけど友達の心情がかぶってるところ。友達の表情と。すごく柔らかい、切ない。だけどコマノのモノローグは熱くてその対比というか。うまいなぁ。
この空気がいいなぁ。夏樹は何も言わないのに、睫毛を伏せてすっと隠すのに、何でもない顔で笑ってるのに、「そんな事で嫌わない」って間違う事なく夏樹が恐れている部分に手を伸ばすコマノがすごいなぁと思いました。ずっと何が変なんだろうって考えてたから、それは好きだから、なわけなんですが。何度も何度も踏み込んでも掴めなかった最後、やっと届いた瞬間がほろりと。
現代っ子うまいですよね。会話のテンポかな。でもチャラくない。優しさが滲んでる。さらっと、部屋汚いとか笑ったり、でも嫌がってるわけじゃなくてただ素直に言ってる感じとか、うまいなぁと思います。
常にきゃっきゃっしてるのがコマノってのがかわいい。ぱっと見はその擬音似合わなさそうなのに。きゃっきゃってしてるコマノかわいいです。拗ねてひっついてるのとか、かわいすぎる。
描き下ろし。で明かされる真実。そう言えばコマノの下の名前出てませんでしたね!そして一番最後のコマ(笑)
この2人本当に好きです。2人ともすごくかわいいし2人の空気もすごく好きだ。しっとり、優しい、かわいい。 -
泣いた…最終的にコマノの下の名前にくっそわろた
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「リンゴに蜂蜜」の続編。コマノと夏樹が付き合い始め、それ故の心の葛藤が丁寧に描かれています。とは言っても重い話ではなく、2人のいちゃいちゃもきちんとあります!書き下ろしのイラストやマンガもあり、隅々まで楽しめる1冊です。
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このシリーズの前作は普通の感触だったけど(表題作少なかったし)、この続編はとてもよかった。好きだからこそ無くすのが怖くて臆病で、みたいなのはBLの醍醐味ですよね。八月のCD化がとても楽しみです。この先生の他の作品も読んでみたい。『ポジティブくんとネガティブくん』も楽しかったし。
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『お前が好きで 好きで 好きで 世界を憎んでしまいそうになる』
大学の後輩・コマノ×先輩・夏樹
過去の経験から、幸せになることをどこか諦めてしまっている夏樹君。そんな夏樹君を、ズケズケと、だけど優しくすくい上げてくれるコマノ君との掛け合いが可愛くてきゅんきゅんしました。もうね、夏樹君の繊細さに滾って泣けました。悲観的な感じがたまりませんー!おエロもそこそこあって大満足!
前作「リンゴに蜂蜜」とセットで読んで欲しいお話しです。 -
【リンゴに蜂蜜】の続編。
読んで胸がギューッとなった。
自分のBL的最大の萌え部分が「葛藤」だという自覚があるだけに、夏樹の頑なさは哀しくも愛おしい。
人を好きになっただけ、もしくはただそこに居るだけで【悪】だと言われる原因が自分の中にあるのならば、それを「どうしょうもない」と開き直ったとしても、不安や不信は拭いきれないと思う。
幼い頃から自覚があったなら、尚更「自分が好かれる」という関係は奇跡のように感じるかもしれない。
でも種類は違えどコマノもやっぱり不安があって、付き合い始めのぎこちなさからお互いが歩み寄ってだんだん素になっていく過程が、妙にリアルでたまらなくキュンキュンした…(*´Д`)
コマノを受け入れられてからの夏樹が、スッゴく艶っぽくて良かった!
描きおろしも鼻血モノだったよ(泣) -
「リンゴに蜂蜜」の続編。
ノンケ男子コマノが、ド直球に恋に落ちていく様子が素直にかわいい。
今までまわりにビクビクしながら生きてきた夏樹のモヤモヤや不安も丸ごと包んで抱きしめちゃうあたりが、なんとも男前。 -
「リンゴに蜂蜜」の続編。
前作に引き続き、こちらもいい。
秀良子先生はほんとうに余白の見せ方が上手な方ですよねえ。描きすぎない、語らせすぎない部分、受け取った読み手がその空白をいとおしむことができるような。