研究者が本当に伝えたかった サカナと水辺と森と希望

  • つり人社 (2024年3月15日発売)
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  • 本 ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864477116

作品紹介・あらすじ

日本の自然を見つめ続けてきたフォトジャーナリスト・浦壮一郎氏が、魚類の
生態や河川環境を研究する第一人者たちを取材。その過程で「放流しても魚は増えない、むしろ逆効果」、「ダムは洪水調節には不向き、単に生態系を破壊するだけ」など、これまで常識とされてきたことの多くに誤りがあり、取り組みを見直す必要があることを明らかにします。本書はそうした水辺の番人といえる専門家たちの研究成果、そして将来に向けた貴重な知見や提言を、具体的な資料もまじえてなるべくわかりやすく紹介。砂防ダム、河口堰、導水事業、海岸浸食など、日本の水辺を取り巻く問題点を浮き彫りにしていきます。釣り人はもちろん、魚に優しい水辺の未来に思いをはせるすべての人に、今なにができるのかを考えさせる一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • [鹿大図書館・冊子体所蔵はコチラ]
    https://catalog.lib.kagoshima-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BD06077273

  • 研究者が本当に伝えたかった サカナと水辺と森と希望。浦壮一郎先生の著書。サカナと水辺と森の研究をする研究者たちを取材した良書。サカナと水辺と森の研究をする研究者たちの研究意義は一般の人には理解されにくいけれどそういったサカナと水辺と森の研究をする研究者たちの研究内容が浦壮一郎先生の努力で多くの人に知られたら素敵なこと。浦壮一郎先生の素晴らしい取材力に敬意を表します。

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著者プロフィール

1966年東京生まれ。フォトジャーナリスト。出版社、編集プロダクションを経て1995年にフリーに。同年より長良川河口堰ほか多目的ダム建設計画など公共事業問題を中心に取材を続ける。近年は砂防ダム、治山ダム問題についても意欲的に取材。北海道から九州まで、全国の渓流を歩き続けている。またフォトグラファーとしても活動しており、別冊つり人『渓流』などの雑誌を中心に撮影活動を行っている。

「2018年 『源流テンカラ釣りの知恵』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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