皇太子さまと蜜愛花嫁 ~無垢なレディのマリアージュ~ (ロイヤルキス文庫)

著者 :
  • ジュリアンパブリッシング
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864572231

感想・レビュー・書評

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  • 「公爵さまと蜜愛レッスン」のスピンオフで、エドワードも出てくるし、最後の「公爵夫人の幸福な悩み」はそちらの番外編になってました。

    本編はアップルトン王国の皇太子サイラスとリュクレース王国の王女フランシーヌのお話ですが、いろいろ事情はあるとして、サイラスがちょっとひどいなぁって思います。辰巳仁さんのイラストはあまり好みでないからかもしれませんが、ひどいサイラスがいっそうひどい感じになってると思いました。

    10歳の女の子の容姿をからかって貶めていたのに、再会したときはきれいになっていたからか、急に妻にすると考え、護衛とフランシーヌの関係を勝手に勘違いして嫉妬してます。後半誤解は解けたようですけど、イラストがねぇ。

    別の絵師さんだったら、もうちょっと違った感想になってたかもって思いました。

  • 【ネタばれ&辛口感想注意】

    革命後、国政の為に12年間会う事のなかった大国の婚約者の元に嫁ぐ事になった不遇の王女ヒロインと、とある理由から彼女に冷たい態度を取る皇太子ヒーローとのすれ違いラブストーリーです。

    『公爵さまと蜜愛レッスン』のスピンオフ作品だそうですが、そちらは未読です。

    あらすじに惹かれて読んでみたのですが、とにかくヒーローが自分勝手な酷い男で、ヒロインが可哀想でした!
    女王の実子ではないという秘密から次期国王には相応しくないという理由なら、王位を譲る相手が保守派だからとか言い訳してないでヒロインが嫁いで来る前にさっさと皇太子の地位を降りれば良かったのでは…?と思いました。
    18歳の青年が10歳の少女に「地味な雀」と暴言を吐き、いずれ婚約を破棄するつもりで12年間放置、いざ再会したらヒロインが美しく成長していたので本当の妻にしたくなった、と。
    …はあっ!?ふざけてんの!?(#^ω^)
    一応、ヒーロー視点でその当時の立場と気持ちは明かされるのですが、そんな理由で10歳の少女を傷付けて良いとは到底思えませんでした。
    しかし、ヒロインの方は10歳の時に初めてヒーローに会い金髪碧眼の美しい彼に一目で心を奪われ、いつか彼と結婚出来る日を密かに待ち続けていたという乙女だっただけに、余計にヒロインが可哀想で、感情移入してしまいました。

    物語の中盤くらいで海に落ちたヒロインを助ける為にヒーローが海に飛び込むのですが、この辺りでやっと彼に対する好感度というか評価がゼロの初期位置になりました(笑)。
    読み終わっても良い所を見付けられなかったヒーローでした。

  • ヒーローがぜんぜん良いところが無い!?!?(゜ロ゜)ヒロインが素敵なだけに残念です〜〜(^^;

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著者プロフィール

御堂志生(みどう しき) Shiki Mido
岡山在住。ヒストリカル風乙女系から現代恋愛まで色々書いております。
本作は『エリート弁護士は不機嫌に溺愛する』のアナザーストーリー? パラレルワールド? みたいなお話。
別のタイミングで恋に落ちるふたりをお楽しみください。

「2020年 『愛を待つ桜 エリート弁護士、偽りの結婚と秘密の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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