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- / ISBN・EAN: 9784864688321
感想・レビュー・書評
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1巻のショーコとスイちゃんを通して見る視点に、2巻では「わが空白」を起点とした第二、第三の視点が加わる。スイちゃんの能力の謎だけでなく、空代市の謎に触れていく。どこに向かっていくのかわからない展開がとても面白い。
この件について誰かとネタバレで話がしたい欲求がとても強いんだけど満たされず。もっとみんな読んで!と言いたい。言う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
見えなくても、存在するなら、見えるのと一緒なのかな。存在が可視・不可視によって規定されないって、当然のようなふしぎなような。見えない=存在しないって思考しがちだけど、そんなこともない。人間は視覚に重点を置きすぎなのかな?
独自の世界観と、空白に意味を見いだそうとしていく姿勢がとても好き。主人公2人だけの話だけじゃなくなり短編集じみてきたので少しおいていかれそうだけど、今1番続きが気になるマンガかも? -
自分も小さい頃、自分で作ったうた歌って自分で作った物語読んで…とかしてたけど(恥)想像を超えて存在するってどういうことなんだろうか、ふつうに。空白は空白っていう空白があるということじゃなくて、空白に想像したものが存在するのって、わからん〜〜。
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バカで能天気なショーコと内気で読書家のスイは同じ高校のクラスメートだった。スイの「頭で考えた物が他人には見えないが具現化する能力」をショーコが知ったことがきっかけで友だちになる。
学年が変わりお互い別クラスになるとスイはいじめられるようになり、物騒な物・生き物を具現化するのではと思いきや、恋人を具現化することに成功した。ショーコはスイの変わりぶりに戸惑いつつも受け入れつつあった。しかし以前スイが頭で考えていた物騒な生き物が具現化していたかもしれないと気付く2人。 -
1巻目で作られた「空白の傘」「空白のハサミ」とは打って変わって、2巻目では「空白の銃」や「空白の人間」・・・?!
ショーコとスイちゃん以外の人たちの「空白」にもフォーカスを当て、「物語が動き出す。」2巻。 -
自分が誰かに相応しいなりたいって気持ちはそのだれかが想定段階でも原動力になってくれる。
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不穏さは増していくのに、ショーコとスイの日常感が絶妙。
ここで巻またぎかー!!
カバー裏も雰囲気。
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