「ゆるす」という禅の生き方

著者 :
  • 水王舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864700252

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  • 禅の言葉を用いた「自分」と「相手」を許すための作法。刺さった言葉をいくつか
    ・禅即実践(とにかく実践すること)
    ・着眼大局、着手小局
    ・自分を信じない者は、必ず嘘をつく
    ・君子交わりを絶つも悪事声を出さず
    ・一掃除、二信心

  • ゆるすというキーワードで、怒りや嫉妬やこだわりからのがれて、平穏な心を保つには、という、ありきたりなお話。でも、著者の文章、なかなか心に入りやすく、読みやすい。

    メモ

    仏教の教えからよく言われる今の瞬間を生きる、前に起こったことにとらわれたり、先に起きるかもしれないことに悩んでみても仕方がない。
    瞬間に起きていることも、しっかり捕まえた上でその場に置いていく。
    本来無一物。
    丹田呼吸。
    冷暖自知。何事もやってみないとわからない。
    沈黙、余白、間。そこはなにもないのではなく、目に見える素材よりも大事な素材。

著者プロフィール

枡野俊明(ますの・しゅんみょう)
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学名誉教授。大学卒業後、大本山總持寺で修行。禅の思想と日本の伝統文化に根ざした「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年『ニューズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される。近年は講演活動や執筆も積極的に行い、ベストセラー・ロングセラー多数。

「2023年 『仏にゃんのふわもこやさしい仏教の教え』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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