- 水王舎 (2017年11月30日発売)
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感想 : 58件
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784864700917
みんなの感想まとめ
自己肯定と生きる力をテーマにしたこの作品は、ニーチェの思想を通じて現代の価値観を問い直します。著者は、失敗や挫折を含む人生のすべてに意味を見出し、今この瞬間を力強く肯定することの重要性を説いています。...
感想・レビュー・書評
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ニーチェの入門書。
・スマートな体系を維持するのが良い
・20代のうちに誠実な男性と恋愛し結婚するのが良い
・20~30代のうちに子供を産むのが良い
・やりがいのある仕事に就くのが良い
これは外部から押し付けられた価値観。
そんな価値観に私たちは縛られている。
「最強!」と言われてもなあ、
ためになるか、といわれても、うーん
ということで評価低め。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
明るく強く生きたい。学生生活でいじめ、転職で失敗して暗い気持ちになるのは当たり前だと思っていたが、いろいろ失敗があったから暗いのは当たり前、というのも架空の価値観。挫折も含め、すべては意味がないとしたときに、今温かい風呂に入れたり、ふかふかのパンが食べられたりすることを肯定し、力強く生きる。ただ、もう一押しが欲しい。
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・白哲学は本質を考え、黒哲学は現実存在を考える。
・架空の価値観で幸せになる場合は問題ないが、架空の価値観を信じて不幸になっていたら、それは、すべてに価値はない、と否定することができる(奴隷道徳)。
・今この瞬間を力強く肯定して生きよう -
Audibleにて。
先に最強の哲学入門を読んで、哲学と飲茶さんに興味を持ち、流れでこれに手を出しました。
よく自己啓発本のとこ並んでる「人生を変える偉人(ニーチェなど)の言葉」みたいな本はよく目にするし手にしたこともあるんですが、その名言に至った背景や思想がわかんねぇと全然入ってこねぇよ、と思ってました。
本作はその不満を事前に聞いていただいていたかの如く、ニーチェの色んな名言や思想について、時代背景から何から分かりやすく説明頂いてます。
そしてフランクな会話形式のため取っつきにくさも感じませんでした。Audible向きですね。 -
読みやすさにステータス全振りした入門書。
「易しい」という点において好き嫌いはあるかもしれない。
個人的に読みやすさも本の質と思っているので満足である。
ルサンチマン、奴隷道徳:不自然な価値観。
架空の価値観によって現実の歪曲解釈をしない。
永劫回帰:いつか必ず無価値になる未来、時間の対比
大いなる正午、力への意志:影が消える世界。
善悪の価値観からの解放。生を肯定して楽しみながら生きる。自分の人生を肯定し、もう一度同じ人生を繰り返したいと思えるほどの自己肯定。
世の中はラベルで溢れている。
わたしたちの心を捉えて離さない言葉が。
常識という名の価値観はどんなに美しく正しく思えても私の実在を脅かすならば触れなくて良い。
わたしは私の幸福を、自らの意志でわたしの生を肯定する。
あなたにはあなたの、わたしには私の正午があるのだから。
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⚠作用が強すぎて危険性すら伴う最強の自己啓発本
今まで何冊か哲学の本や自己啓発本を読んできたがここまで影響を受けた本は無い。
ツァラトゥストラも読んで、
過去や未来、周り人の評価、世間の目、常識等、何なら事実すら全ては存在しない、てか、気にするなとにかく今という現実のみ信じろという思考はなんとか身についたものの、「現在を肯定する」という「超人」の箇所については、言葉は分かってはいたもののしっかり理解できていない状態であった。そのため、「今という現実のみに生きて、その他は気にしなくなった、でもなんか希望とかないし、なんでも良くなってしまった」という、ニヒリズムの末人のような思考になってしまっていた。
だが、この本を読んで「自己を肯定する超人」を理解できたとともに、実生活まで落とし込むことができた。
岡本太郎の言葉を借りれば「一瞬一瞬を生きろ」ということであり、さらにその一瞬の生き方も一回一回の呼吸や足が地についている感覚など、普段は無意識の範囲にまで意識を持っていてみると一瞬一瞬を生きていると実感できる。その意識を持った上で、日常生活を過ごしてみると家事一つにしてもやりがいや情熱が生まれてくる。更にはそこに感動すらもあったりもする。そうすることで今現在を肯定できるということだと気付いた。更にそれを昇華させたものが芸術である、ということにも気付かされた。ニーチェの思想と岡本太郎の名著「自分の中に毒を持て」に通じる箇所が多々あると感じた。
周りの評価や、レッテル、常識、承認欲求というものにとらわれることが如何にバカバカしいか身を持って痛感できた。
⚠影響力が強すぎるため、自己を肯定しすぎた結果、周りの評価や世間の目を気にしなさすぎてアブナイ方向に進んでしまう可能性もあると感じた。現に私がそうなりかけた(笑)それほどまでに効果がある。ぜひ読んでみてください。 -
飲茶さんの本は何冊か読んでますし、ニーチェの解説本も何冊か読んでますが、いつも読み終わると「そうだそうだ」と思うのですがすぐ忘れちゃうのです。
でもこの本の最後の方で「体に染み込むまで何度でも読む」とありました。
そうだなと思いました。
今まで読んだ本の中で、一番よくニーチェについてわかったような気がしています。
でもそれはたぶん読後すぐだから。
読みやすいから多少読書が苦手な人でも大丈夫。
多様化した価値観が溢れている現代に疲れている人は読めばいいと思う。
多様化する価値観は、押しつれられて、がんじがらめになっていたら辛いけど、超人たちによる「力への意思」の現れだったとしたら、悪くない世界になってきたともいえるのでは?なんて思えてきました。 -
読みやすいし、すんなり入ってくる
解説の部分ももちろんわかりやすくて良いのだが
個人的には著者の実体験や感想といった部分が一番
良い内容だと感じた
著者の解釈のおかげもあるのか、とても優しさを感じる…多くの人に読んでもらいたいと思った
背後世界が人々を苦しめる
今、この瞬間を力強く肯定して生きる
持
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ニーチェ!いい!
意味なんてないし事実すらないこの世の中で、自分の気持ちと芸術とで「今ここ」を生きていく。体験することから始めよう。 -
飲茶氏の『史上最強の哲学入門』を読み終えて、同書のニーチェ(第三ラウンド 神様の『真理』の最後部分)の項が、前項のトマス・アクィナスに関する"神学 vs 哲学論争"の解説から続いた形で、多くのページを割いて熱く解説されていたため、同氏の著したニーチェに特化した解説本である本書を手に取ってみた。
本書は、入門書によくある構成ではあるが、著者と哲学初心者の女の子(アキホちゃん)との対話形式によってニーチェ哲学のエッセンスを読者に伝える方式を採っている。
語り口調は分かりやすさを優先して現代風で平易な表現であるものの、「哲学とは何か」という、知っていそうで実は理解できていないような基本事項から、「背後世界」「ニヒリズム」「末人」「ルサンチマン」「奴隷道徳」「超人」「永劫回帰」「大いなる正午」「力への意思」といったニーチェ哲学独特の言葉に至るまで、図解入りで中高生でも理解できるレベルで解説されている。
さらに最終章では、筆者の身の上話と過去の体験談を基にして、ニーチェを学んだきっかけから自らの生きる意味を獲得するまでの経緯を、リアルに包み隠さず赤裸々に述べられている。
この哲学入門書には有り得ない"著者のリアルな生き様の開示"が、読者との距離を一気に縮めて哲学を身近なものに感じさせるとともに、読者が考える「理想の生き方」や「信じて疑わない価値観」に対して強烈に投げかけてくるのである。「その生き方や価値観は誰かから押し付けられた物ではないのか?」と。
自分は転職を何度か繰り返した後に起業し、40代半ば過ぎに大学院の博士後期課程に在籍しながら、2019年に創業から10期目を迎え、いわゆる世間一般の社会人とは大きく異なった道を歩んできた。そんな自分が人生の折り返し地点を過ぎ、今後の半生の生き方や方向性を考えた時、ニーチェの「奴隷道徳」や「超人思想」、「力への意思」といった考え方は、自分のこれまでの人生を肯定し、さらには今後の人生の指針を与えてくれたように感じた。
特に、AIが発達し社会に急速に浸透していくであろう2020年以降の時代において、人間の存在意義を際立たせ、人間を人間たらしめるものとしては芸術(=Art)が特に重要になってくると感じている自分にとって、「力への意思(より優れたものを目指したいという欲求)を具体的に現実化する行為が「芸術」である」としているくだりには非常に共感する。
自分を取り巻く社会通念や価値観、他人からの評価に関係なく、自分の追い求めるものや自分がやり続けてきたものを芸術の域にまで高めることこそ、生を充実させることである、と。
2010年代が終わり、そして元号が改まり、さらに自社が10期目の節目を迎えた今だからこそ、本書は次の時代に向けて何が出来るか、何を備えれなければならないのかを真剣に考えさせてくれた一冊であった。
今後も本書を時折読み返しながら2019年を振り返り、己の成長度合いを再認識していきたい。 -
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大好きな飲茶さんのニーチェ入門書。
対話形式で書かれているし、
いつもどおり飲茶さんの語り口は平易でわかりやすく、それでいてインパクトがあって面白い。
後半では、飲茶さんの個人的な生い立ちなども語られていて、大変心に沁みた。
特に
- 全ては思い込み
- 永劫回帰の中でももう一度生きたいと思うよう「今」を生きよう
- 幼子のように生きよう「横断歩道の白だけを踏む遊び」
- 芸術を愛そう
あたりが心に残った。 -
『感想』
〇ニーチェの哲学については、今までにいろいろな本を読んできたが、ここまで分かりやすい本は初めてだ。
〇哲学って本当に理解することは難しいことは確かだから、本人が書いた言葉を読むだけではなく、現代の自分たちが身近に感じられるような事例をもって説明してもらえるのは大変ありがたい。
〇自分の実存を認識するということは、今はやりのマインドフルネスだよね。
〇哲学は知っても意味がないという人がいるが、それは間違いだということがわかる。著者はニーチェの思想を自分の生き方を変えることに役立たせている。その実体験を語ってくれるから尚更理解が進んだ。
〇絶望を糧に成長できると言いきれるニーチェはすごい。
〇当時の常識であるキリスト教や人の本質を考える思想に異を唱え、それでも存在を抹消されなかったということはすごいことだな。そしてそれは後の人に役立つことになる。
〇ただニーチェの思考は人の心をプラスに向かわせるだけでなく、マイナスに向かうエネルギーに変えてしまう人もいるとは思う。だからそうならないよう複数人で話し合うことがよいと思う。
『フレーズ』
・実存っていうのは、略称なんだ。もともとは、「現実存在」って言葉だったんだよ。(p.35)
・【背後世界】社会から押し付けられた常識とか価値観なんて、ただの空想上のもの。私たち人間は、「現実の存在」、つまり「実存」なんだから、それを自分に当てはめて落ち込んだりする必要なんてない。(p.59)
・【ニヒリズム】日本語で言うと「虚無主義」。ようは「そんなことしたって、虚しいだけだろ」とニヒルにかまえる感じね。(p.60)
・【末人】なんの目標も夢もなく、トラブルを避けて、ひたすら時間を潰すだけの人生を送る人間。(p.62)
・【ルサンチマン】弱者が、強者に対してもつ嫉妬心・恨み。(p.78)
・【奴隷道徳】嫌な目にあっても怒らずに受け入れることを美徳とするような道徳観。(p.91)
・【超人】「永劫回帰」を乗り越えるには、「今、この瞬間を力強く肯定して生きよう」という強い意志が必要である。また、そういう意思を持つ人間を「超人」と呼ぶ。(p.175)
・【永劫回帰】永久に同じことを繰り返し続ける世界。それが人間が想像しうるかぎりで「最悪の世界」だとニーチェは考えたんだ。(p.125)
・【大いなる正午】「すべての価値観、すべての位置づけ、すべての常識が消え去り、何ひとつ『こうである』と言えるものがない世界」、それこそが「世界の本来の姿」であることを体験するということ。(p.220)
・【力への意志】生き物は、必ず「常に自己の力を拡大させたい」という「力への意志」を持っており、それこそが生物本来の自然な欲求なのだとしている。 -
おそらく伝えている言葉さえ超越し感じることなのでしょう。この世界は素晴らしい、すべてを受け入れ、肯定すると決める。アランの幸福論にも繋がってます。幸せとは幸福になると決めること。
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飲茶さんの哲学本は、ほんとにおもしろい。
哲学本の中でも、読みやすく、すんなり心に入ってくる。
今の時代にこそ、ニーチェが必要。強く生きていけそう。目指せ、超人w -
さすが飲茶さん、安定の分かりやすさ!「白哲学(本質)」「黒哲学(実存)」という表現が理解しやすくてありがたかったです。図解も豊富。また、「哲学を知ることが人生にどう影響するのか」を体験談から綴った5章には胸を打たれました。明日どころか、今すぐ役立ちます。オススメです!
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読みやすそうで手に取りました。
読みやすくわかりやすい。
哲学そのものの入門としても。
事実は無い。解釈がある。
神は死んだ。→ 実体の無いものに意味は無い。
人生、道徳、生、死。全部意味無し。
だから未来も存在しないし、意味は無い。
でも全部そう考えるとやる気が無くなる。
だから今を肯定しよう。
世界に意味は無くても、生き物には生きる意志、より成長したいという、力へ意志がある。 -
床を踏みしめている足の裏の感覚、息の通り抜ける呼吸の感覚、今この瞬間に生きているという感覚を大事に。
自らの意思で肯定し続けられる生き方を。 -
対話形式でわかりやすく進められるニーチェの入門書。著者さんの過去作『史上最強の哲学入門』が面白かったので手に取ってみましたが、こちらも哲学初心者に最適な一冊でした。超人だニヒリズムだと詳しくは知らなかった概念もすっと入ってきます。入口としては最適でした。
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自分の人生の意味づけは自分でするしかない。
自分自身に由来しない架空の価値観に振り回されるな。 -
ニーチェの思想をかなりわかり易く書いているのと、筆者のわかり易い文章の背景
ブグログで既読かどうか確認したつもりだったがバーコードからでは認識せず、以前に読んでいたことを忘れて手にとってしまった。
非常にわかりやすく書かれていてスルッと読めてしまう。
著者プロフィール
飲茶の作品
