- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864710084
作品紹介・あらすじ
不安と不確実性あふれる世の中で、どうやって生きていくか、というサバイバル本が巷に溢れている。しかし、不安を煽り、人を恐怖に導くというのは、人を支配するための方法といってもいい。「これからのビジネス環境はますます厳しくなる」「グローバル就職の時代が始まった」というような言説がまことしやかに囁かれる。だが、本当にそうなのだろうか? ドクター苫米地の結論は「怖いものなんて何もない」である。リーマンショックや東日本大震災で痛い目にあってきたいまの三十代前後の読者に本当の処方箋を与えよう。
それが、[ゲシュタルトメーカー]という生き方だ。世の中の恐怖洗脳から離れて、奴隷の人生におさらばしよう。
感想・レビュー・書評
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ゲシュタルトメーカーになって人生を過ごす。
経済的な将来不安は思い込み
幅を振ってたくさんの地域を吸収する。
大学院で学び直す。興味ある教授を見つけて聴講させてもらう交渉をする。
ニートで情報空間で生きるのも悪くない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何度も読みたい
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俯瞰した視点と新しい価値を生む再構成能力。ゲシュタルト能力が大事って話でそれの大切さと実践を説く。その上で、いざ不安になりがちな要素を払拭するところなんかは面白かった。著者の持ってる素養の応用といった感じ。
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苫米地英人氏のよく言われる中の抽象度を上げて現実にどう利用していくのかの実践的方法を書いてある本です。
競争や経済不況などよく言われるのはなぜか。抽象度を上げていくとわかることがあると思います。 -
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恐怖や不安に支配されることほど、馬鹿らしいことはない!0
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奴隷のまま転職しても意味がない23
有望な業界・企業は自分で創るしかない27
成功したいなら、働いている場合ではない38
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人生の前半は「学業優先」で78
四十歳までは「仕事より勉強優先」でいい
「最低四十歳までは学生気分を抜くな!」89
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通貨量の問題と、物価の問題とをはっきりと分けなくてはいけないということです。110
不況か好況かというのは銀行を主語にしてしか語れません。ようするにマネーストックを止めたことを不況と言うわけです。114
これを中世からずっと続けているのが銀行家たちなわけです。115
まさに不況とは銀行にとっての書き入れ時というわけです。116
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中国経済を他国と比較するのは、完全変動相場制に移行してからにするべきです。119
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デフレとインフレの説明が秀逸。どの経済の本にもこの説明は書かれていないので参考になる。
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ひとつの考え方として読んで損はない。
自分はダメだー不安だーーあーどうしようもない…っていう思い込みよりは、目標もって頑張った方が有意義な人生なんじゃないかと漠然と思えた。 -
今の時代は勉強して圧倒的価値を創る人間のほうがいいと書いてある。
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ゲシュタルトとは、ものごとをより抽象的に捉え、ばらばらなもの同士の整合化をはかるという元来心理学上の用語で、本書は、現代社会のすさまじい情報をうまくゲシュタルト構築して、画期的な価値の創造をするという経済学的な意味でのゲシュタルトメーカーを目指しましょうというビジネス本です。
言い換えれば、一見全く関係のないもの同士を抽象化して共通性を見出し、そこに新たな付加価値を生み出せる人を目指しましょうということでしょうか。
確かに、一流のイノベーターやクリエイターになるには努力では越えられない壁がありますが、ゲシュタルト能力はトレーニングにより鍛えられるということは何となく理解できた気がしました。
とにかく、僕はまだまだ勉強が足りないことを痛感しました。