圧倒的な価値を創る技術[ ゲシュタルトメーカー]

著者 :
  • ヒカルランド
3.70
  • (11)
  • (24)
  • (17)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 207
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864710084

作品紹介・あらすじ

不安と不確実性あふれる世の中で、どうやって生きていくか、というサバイバル本が巷に溢れている。しかし、不安を煽り、人を恐怖に導くというのは、人を支配するための方法といってもいい。「これからのビジネス環境はますます厳しくなる」「グローバル就職の時代が始まった」というような言説がまことしやかに囁かれる。だが、本当にそうなのだろうか? ドクター苫米地の結論は「怖いものなんて何もない」である。リーマンショックや東日本大震災で痛い目にあってきたいまの三十代前後の読者に本当の処方箋を与えよう。
それが、[ゲシュタルトメーカー]という生き方だ。世の中の恐怖洗脳から離れて、奴隷の人生におさらばしよう。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ゲシュタルトメーカーになって人生を過ごす。
    経済的な将来不安は思い込み
    幅を振ってたくさんの地域を吸収する。
    大学院で学び直す。興味ある教授を見つけて聴講させてもらう交渉をする。
    ニートで情報空間で生きるのも悪くない

  • 何度も読みたい

  • 学ぶことの大切さを再認識。正直もう少し早く読みたかった。

  • 俯瞰した視点と新しい価値を生む再構成能力。ゲシュタルト能力が大事って話でそれの大切さと実践を説く。その上で、いざ不安になりがちな要素を払拭するところなんかは面白かった。著者の持ってる素養の応用といった感じ。

  • 苫米地英人氏のよく言われる中の抽象度を上げて現実にどう利用していくのかの実践的方法を書いてある本です。

    競争や経済不況などよく言われるのはなぜか。抽象度を上げていくとわかることがあると思います。

  • ――――――――――――――――――――――――――――――
    恐怖や不安に支配されることほど、馬鹿らしいことはない!0
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    奴隷のまま転職しても意味がない23

    有望な業界・企業は自分で創るしかない27

    成功したいなら、働いている場合ではない38
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    人生の前半は「学業優先」で78

    四十歳までは「仕事より勉強優先」でいい

    「最低四十歳までは学生気分を抜くな!」89
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    通貨量の問題と、物価の問題とをはっきりと分けなくてはいけないということです。110

    不況か好況かというのは銀行を主語にしてしか語れません。ようするにマネーストックを止めたことを不況と言うわけです。114

    これを中世からずっと続けているのが銀行家たちなわけです。115

    まさに不況とは銀行にとっての書き入れ時というわけです。116
    ――――――――――――――――――――――――――――――
    中国経済を他国と比較するのは、完全変動相場制に移行してからにするべきです。119
    ――――――――――――――――――――――――――――――

  • デフレとインフレの説明が秀逸。どの経済の本にもこの説明は書かれていないので参考になる。

  • ひとつの考え方として読んで損はない。
    自分はダメだー不安だーーあーどうしようもない…っていう思い込みよりは、目標もって頑張った方が有意義な人生なんじゃないかと漠然と思えた。

  • 今の時代は勉強して圧倒的価値を創る人間のほうがいいと書いてある。

  • ゲシュタルトとは、ものごとをより抽象的に捉え、ばらばらなもの同士の整合化をはかるという元来心理学上の用語で、本書は、現代社会のすさまじい情報をうまくゲシュタルト構築して、画期的な価値の創造をするという経済学的な意味でのゲシュタルトメーカーを目指しましょうというビジネス本です。

    言い換えれば、一見全く関係のないもの同士を抽象化して共通性を見出し、そこに新たな付加価値を生み出せる人を目指しましょうということでしょうか。

    確かに、一流のイノベーターやクリエイターになるには努力では越えられない壁がありますが、ゲシュタルト能力はトレーニングにより鍛えられるということは何となく理解できた気がしました。

    とにかく、僕はまだまだ勉強が足りないことを痛感しました。

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

認知科学者(計算言語学・認知心理学・機能脳科学・離散数理科学・分析哲学)。
カーネギーメロン大学博士( Ph.D)、同 CyLab フェロー、ジョージメイソン大学C4I&サイバー研究所研究教授、公益社団法人日本ジャーナリスト協会代表理事、日本外交政策学会会長、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO 兼基礎研究所長。マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社、財務担当者としてロックフェラーセンター買収等を経験、三菱地所在籍のままフルブライト全額給付特待生としてイェール大学大学院計算機科学博士課程に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピュータ科学と人工知能の世界最高峰カーネギーメロン大学大学院博士課程に転入。計算機科学部機械翻訳研究所(現 Language Technologies Institute)等に在籍し、人工知能、自然言語処理、ニューラルネットワーク等を研究、全米で4人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、通商産業省情報処理振興審議会専門委員、早稲田大学研究院客員教授などを歴任。また、晩年のルー・タイスの右腕として活動、ルー・タイスの指示により米国認知科学の研究成果を盛り込んだ最新の能力開発プログラム「 TPIE」、「 PX2」、「 TICE」コーチングなどの開発を担当。その後、全世界での普及にルー・タイスと共に活動。現在もルー・タイスの遺言によりコーチング普及及び後継者として全世界で活動中。一般財団法人サヴォイア王家諸騎士団日本代表、聖マウリツィオ・ラザロ騎士団大十字騎士。近年では、サヴォイア王家によるジュニアナイト養成コーチングプログラムも開発。日本でも完全無償のボランティアプログラムとして「PX2」と並行して普及活動中。

「2023年 『新・夢が勝手にかなう手帳 2023年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

苫米地英人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×