常識から疑え! 山川日本史 近現代史編 下 「研究者もどき」がつくる「教科書もどき」 (Knock-the-knowing 6)

著者 :
  • ヒカルランド
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本棚登録 : 81
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864711845

作品紹介・あらすじ

山川教科書の罪は嘘を書いていることではない。重大な本当のことを書いていないことなのだ。

感想・レビュー・書評

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  • あいかわらず好戦的です。

  • 憲政史家の倉山満が、既存の教科書の代表である山川教科書について、その内容を検証し、かつ新しい価値観を提示する一冊。

    倉山の本を読んでる人にはおなじみの言説が多かったものの、改めて既存の「アカ」でさえない教科書が
    無意味なものかということを再確認した。

  • こちらは気が付いていなかった

  • 第二次大戦を理解するにはソ連の動きを把握することが大事ということがよくわかりました。
    ソ連がわかればアメリカの動きもかなり了解可能になりました。

    それにしても戦争中の日本軍の動きはやっぱり意味不明^^;

    あと、歴史学の基本。
    「有名な事件の一次資料をていねいに読む」
    これが一番大事ですね。なのになぜこんな不思議ちゃんな教科書が出来上がるのかというと・・・奥歯にものの挟まった書き方で読み手に大いなる誤解をさせてしまうのが原因なんだと思います(これはこの本を読む前から思ってましたが)。

    倉山氏が「山川教科書をよくするには本文を消して図と資料に徹したらいい」と皮肉たっぷりに書かれてましたが、文章なくなったらもはや教科書ではないやんかw

    でも確か、山川が出している資料集ってかなりよかったような気が。資料集は使えるってことなんですね★

  • とりあえず、勉強する意欲は湧いてきます。ただ、さすがにここまでは教科書に書けません。外国を刺激しますから。

  • 最初の某政治家への批判が余計だと感じたが、上巻と同じく近現代史の背景等が明確になる。受験のための知識が必要なのは否定しないが、この知識をベースに(日本史の)学者になっていくのかと思うと、残念だと思う。

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著者プロフィール

憲政史家

「2023年 『これからの時代に生き残るための経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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