本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864722162
作品紹介・あらすじ
14の秋。あたしは取り壊される予定の古い病院へ、幼なじみと肝だめしに出かけた。ほんの気まぐれだったのに、出会ってしまった。闇に潜む白い影に-。それは着物姿の若い女性だった。彼女はあたしに言葉を遺した。「助けて。わたしを殺して」と。その日から、あたしは彼女の秘められた過去を辿っていく…。幻の女「八木澤菊乃」の遺言に隠された哀しき恋慕とは?時を越えて、消えない想いを描く学園ホラー。
感想・レビュー・書評
-
助けを求める幽霊。
彼女のものと思われる過去の情景。
眠れなくなる主人公。
主人公を支える周りの人たち。
それぞれがとても丁寧に描かれていて、飯田さんの書く人物はいつも優しい。
ただ、あまりにも詳細に書かれているので、展開が読めてしまう。
結末まで常に読めてしまったので、ページをめくる楽しさがあまりなく残念でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示