郵便配達人 花木瞳子が盗み見る (TO文庫)

著者 :
制作 : 鉄雄 
  • TOブックス
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本棚登録 : 110
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864722964

作品紹介・あらすじ

郵便配達人として、今日も明日も元気に手紙を届ける花木瞳子。彼女は小さな好奇心から、配達すべき封書の中身を盗み見てしまう。そこに書かれていたのはたったの一行。「あなたは誰ですか?」。差出人の正体を追う瞳子の穏やかな日常は二転三転しながら、猟奇的な連続殺人事件へ突入していく。手紙に秘められた衝撃の真実に、あなたの心は震えあがる!郵怖探偵が挑む、お仕事ミステリー開幕!文庫書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • どちらかと言えばライトノベル寄りなノリ。事件の内容はエグめだけど、全体の雰囲気はほのぼのとしている。
    それにしても、かなり猟奇的な事件だったなぁ〜。

  • 可愛い絵柄の表紙に引かれて買ったものの、結構本格ミステリでした。最初は、差出人と宛先が同じ、という日常の謎かと思ったけれど、途中から猟奇殺人に繋がっていきます。
    最後はサイコパス殺人の感じで、犯人は意外すぎるひとでした。主人公の瞳子が言っていた、「善意で相手を見ている、相手の素性を確認して友達にはならない」って言葉に、言われてみればって感じで納得しました

  • かわいい表紙に騙された。そんな気分。
    途中までは落ち着いた雰囲気のミステリーだと思っていたのに、中盤から一気にきな臭くなり終盤には思わぬどんでん返しが待っていた。
    いや本当に見事に騙された。
    とりあえず、グロテスクな表現が苦手な人は避けたほうがいいと思う。

  • 郵便配達人として、今日も明日も元気に手紙を届ける花木瞳子。
    彼女は小さな好奇心から、配達すべき封書の中身を盗み見てしまう。
    そこに書かれていたのはたったの一行。「あなたは誰ですか?」
    差出人の正体を追う瞳子の穏やかな日常は二転三転しながら、猟奇的な連続殺人事件へ突入していく。
    手紙に秘められた衝撃の真実にあなたの心は震え上がる!
    郵便探偵が挑む、お仕事ミステリー開幕。

    面白かったのだけど、まず根本的な部分で人を選びそうな作品だと思った。
    コンセプトは面白い。郵便配達人だからこその着眼点とか、意外と知らない郵便局の実状とか、そこらへんは本当に新鮮な驚きもあって良かった。
    ただ郵便配達人が、偶然の事故とはいえ持ち帰ってしまった手紙を、自発的に盗み読むという行為が少々気にかかる。ここをもう少し頑張って、あくまでも偶然目にしたとかになってればもっと心証良かったかなと感じた。
    とはいえそこから小さな不思議が積み重なって、連続殺人事件に巻き込まれていくという道筋は面白かったと思う。
    犯人ももしかして?とは思ったけど、気付いていく行程のじわじわとした不穏な感じはとても良かった。

  • 2016/2/19
    電車の奴は抜群に面白かったのにこれはたいしたことない。
    まず郵便局員が封書を開けて盗み読むってドン引きである。
    ハガキを読むぐらいならいいよ。
    封書を持って帰って開封して読むって。
    それが主人公って。
    もう愛せない。
    最後の怒涛の展開でも誤魔化されないこの嫌悪感。
    あと伏線回収はいいんだけど、それをいちいち説明しないの。大丈夫、気付くから。
    たぶん嗜好性は合うんだと思う。
    でも色々残念。雑?

  • ブックカバーをめくったら
    これは友達はもしやこの絵に
    引かれて購入したのか!
    っと思ったね

    さくっと読めて
    盗み見たことで起こった
    謎もなかなか面白かった。

    知らなかった消印の知識や
    郵便追跡サービスの
    まさか!こんな使い方が
    ってな感じで
    郵便局の裏側を知れて
    良かったし

    なぜ女性が
    郵便局員になったのか
    というところは
    ほっこりしました。

    毎日、ちゃんと配達してくれる
    郵便局員に感謝m(_ _"m)ペコリ。

  • 郵便局員が郵便物を開封して読んじゃうというとんでもない行為に対する嫌悪感はさておき、郵政や郵便事業の様々な仕組みや業務を使ったとても面白いサスペンスとなっている。

    読んでいて、片山・著「電波的な彼女」に似た雰囲気を感じた。

    敢えて言うならば、連続殺人という犯罪に比べ、犯人の動機がやや希薄に感じた。

  • 結構きちんと取材してるっぽい郵便業務を背景にした、叙述トリックのミステリー。言葉の選び方や、犯人の動機付けでちょっと私的な好みとは外れるところもあったのと、真相(の一部)がワリと早めに察せたが、物語自体はそれなりに楽しめた。

  • 騙された!
    郵便物を覗き見たことから事件に巻き込まれる配達人のお話。
    事件とは関係ない何気ない表現一つ一つにストーリーの面白さと奥深さが詰まっていて、読了後に再読したくなりました。
    ぜひ一度読んで、同じように騙されたと感じて下さい。

  • 身近なサービスである郵便、その脆さというか危うさが浮き彫りにされているミステリー。特に郵便配達員が各家の状況をある程度把握しているというのは、なんか薄ら寒いものを覚えます。
    ミステリーとしてもなかなか面白かったです。謎やトリックそのものはそれほど複雑なものではありませんが、展開が面白く、終盤の加速感はなかなかのものでした。

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プロフィール

1985年東京都生まれ。一橋大学経済学部卒業。2009年に『!(ビックリマーク)』でデビューし、若者を中心に支持を得る。著書に『郵便配達人 花木瞳子が盗み見る』『一番線に謎が到着します』など多数。

「2016年 『文藝モンスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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