郵便配達人 花木瞳子が盗み見る (TO文庫)

著者 :
  • TOブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864722964

作品紹介・あらすじ

郵便配達人として、今日も明日も元気に手紙を届ける花木瞳子。彼女は小さな好奇心から、配達すべき封書の中身を盗み見てしまう。そこに書かれていたのはたったの一行。「あなたは誰ですか?」。差出人の正体を追う瞳子の穏やかな日常は二転三転しながら、猟奇的な連続殺人事件へ突入していく。手紙に秘められた衝撃の真実に、あなたの心は震えあがる!郵怖探偵が挑む、お仕事ミステリー開幕!文庫書き下ろし。

感想・レビュー・書評

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  • シリーズ1


    怖っ


    読み終わっても、なんだかゾクっと怖い気がする…

    このシリーズをこの巻から読んでいたら、
    2巻は読んでないかも…


    それなりに温かい終わりなはずなのに、
    事件の凄惨さが印象的すぎる



    とはいえ、3巻も4巻も買ってるし、
    読んでみよーっと

  • 手紙を盗み見たことで、別の事件の犯人がわかる展開。まあまあか。さすがに橘木ちゃんが犯人だとは誰も思わなかったろうな。

  • 日頃外出をする人ならよく目にするであろう郵便配達員。そんな彼らへスポットを当てたミステリーサスペンス。
    郵便の消印、配達の順番、局の仕組み。身近だけどよくは知らない郵便という、知らないけど想像しやすいテーマは素晴らしい。

    ラストの手紙のトリックは正直騙されそうになった。
    あれ!?そういう系の作品!?
    そこからの展開も好きで、犯人の真に迫ったサイコっぷりはまさに背筋が凍る。
    最後の瞳子との対決は結末も含めて素晴らしかった。

    引きこもっていた戸籍の買主、佐藤の視点も見てみたかったがそれは贅沢か

  • 無理がない?
    そんなに配達人に憧れを持って仕事にした人が、人宛の手紙を開封して読む?
    最初の半分は気持ち悪くて仕方がなった。
    一回見ちゃったんだからみたいなノリも意味わからんし。
    と思ってたらいきなりのサイコパス登場。
    ちょっと高評価の意味がわからなかった。

  • 星5以上の作品!睡眠時間削ってまで読んじゃった
    ほんとに面白かった!怖いけどね!
    小説読んでて鳥肌立ったの初めてかも笑
    犯人はなんとなく予想できてたけど、細かいところまではわからなかったから最後はスッキリ!
    謎が解けた後の解説が丁寧でわかりやすいし、ちょっと飛躍した推理も誰かが適切にツッコミ入れてるから、自分が引っかかった「ん!?」ってところも全部説明してくれてて親切だしわかりやすかった!

    この本で学んだのは、思い込みで判断してはいけないってことかな
    勝手にこの人はこういう人だから!この人の職業はこれに違いない!とか、そういうのに気をつけようと思った!
    かなりグロい表現が後半連続だったけど、内容が良かったから全然平気かな笑

    この作者は読者の誘導がうますぎる!
    何回か騙された笑

  • 読みやすくて面白かったけど、どうにも主人公の性格が好きになれず…。人間の思い込みは怖いなと改めて感じた。

  • いやー、ゆる系日常ミステリーかと思いきやよ。ぞわっとしました

  • 軽快に読めるし面白かったけど、次巻を読むか?と聞かれたら微妙かなー
    最近本の中で人死にまくってるので、ちょっとそっち系の本はお休みしますw

  • 読みやすく、そして面白かった。
    読む前はライトな感じかと思ったけど読んでみると結構ダークな部分があります。
    トリックもなかなか面白く、すぐに読み終わった。

    良い意味で裏切られた感じ

  • 目くらましにあったかのよう。面白かった。

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著者プロフィール

1985年、東京生誕。一橋大学経済学部卒。著書は他に「!」「!!」「!!!」「!!!!」「暗黒学校」「最悪彼氏」(ここまですべてアルファポリス)、「占い処・陽仙堂の統計科学」(角川書店)、「一番線に謎が到着します 若き鉄道員・夏目壮太の日常」(幻冬舎)などがある。

「2016年 『殺人鬼狩り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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