情報系女子またたびさんの事件ログ (TO文庫)

著者 :
制作 : げみ 
  • TOブックス
3.14
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本棚登録 : 75
レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864723336

作品紹介・あらすじ

滋賀県にあるR大学情報理工学部の学生、相川作久良は学園祭の中止を企む犯人捜しのため、「画像情報研究室」を訪れる。そこに寝ていたのは中学生にしか見えない女の子。彼女こそ、通称「またたびさん」と呼ばれる、情報科学の天才的な研究者、木天蓼麻美だった。合理性を優先し人の心を解さない麻美は、お人好しの作久良と共に事件解明に挑んでゆく。あなたのココロが試される、ほのぼの理系女子ミステリー!

感想・レビュー・書評

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  • お人好しな主人公に送られてきた、無罪を訴えるメール。
    それが中学生にしか見えない女子と知り合うきっかけ。

    連続短編で、文化祭の支度時期、という間だけの話。
    何故自分に無罪を訴えるメールが? という所から
    実行委員会に強制参加させられてみたり、という
    そんなに流されて大丈夫?! と思ってしまう主人公。
    そのおかげで知り合いが出来たからよかった?
    いやでも、あのアプリで呼び出されるのは…。
    まぁ授業中とか試験中でなければ大丈夫?

    上に立ちたい、というのと、支配したいというのは
    紙一重、な感じがします。
    権力を持ちたいだけなのか、何かを作り上げたいのかで
    周囲への認識というか、印象が違う気がします。
    まぁ露骨に出さなければ、今回の犯人のように
    そうそうばれなさそうですが。
    でもそこに胡坐をかいていたら、それはそれで
    自分でひっくり返ってしまう?
    端々の行動に気を付けましょう…。

    でも、まさかの落ちでした。
    お人好しというより、流されてたどり着きました、が
    正しい感じがします。
    そのまま放置しておくと気になって仕方がない、な
    感じがするので、お人好し、とはまた違う気がする
    主人公でした。

  • 最初の段階で主人公の性別がわからず、最初不安定な状態だった。代名詞を使うとかで避けられなかっただろうか。それとも作者の狙い? 探偵役の初出時にふりがなを振ってほしかった。しばらく借りの読み方で読み進めたのです。ガンダムロードとか「千葉県出身?」とか、わりと読者に任せる系なのかも。

  • 期待せずに読み始めたが、思ったよりも面白かった。

    またたびさんと呼ばれる頭脳明晰だが、空気が読めない女性とお人よしの大学生が大学で起こる事件を解明していく。

    殺人とか劇的な事件でないので安心して読める。

  • 2015年1月TO文庫刊。書下ろし。理系女子ミステリ。面白そうな性格設定のヒロインなのに、ありふれた事件展開だなぁと思っていたら、後半の展開でイッキに面白くなりました。わくわくドキドキ感あります。最初から、この調子だと良かったのに。3年生の作久良君は工学部なんですが、勉強量が、少くて驚いてしまいます。まぁお話だし、学校、学科でまちまちなんでしょうが。またたびさんと作久良君のコンビでの事件解決が、続くようなので、次作が、楽しみです。

  • お人好しな男子大学生・相川作久良は、学園祭の妨害したと濡れ衣を着せられた、と顔見知り程度の関係しかない同級生から助けを求められたことをきっかけに、理系研究者としては天才的だけど、人としてはダメ人間な木天蓼麻美と知り合う。彼女のアドバイスを受けながら調査を進めるうちに、事件は思わぬ方向に・・・。

    最初は作平良が、なんで顔見知り程度の関係の相手のためにここまで奔走するのか、と思うけれどそれも犯人の計算のうち。時々理系の専門的な話が入るけれど、程よくお笑いも入っていて楽しめました。

  • 情報理工学部の学生、相川佐久良は生来のお人よしが災いして学園祭妨害事件に巻き込まれる。たまたま知り合った「画像情報研究室」所属の木天廖麻美、通称「またたびさん」の協力を得て事件解決に奔走する。 理系の話が難しくてほとんど理解できなかったけどサクサク読めて面白かった。登場人物もよかったし、このまま続いていくのであれば読んでいきたい作品です。

  • そんな寝方してると火傷するよ。

  • 状況説明が不足しているのか文章がやや読みにくいですが、作品としては悪くない。IT系の技術をうまいこと盛り込んでミステリーを構成していると思う。
    しかし、こういう天才肌というか物事の本質を捉えてしまう人って本当にいる。こういう人から正しい突っ込みをされると凡人は結構つらい。

  • またたびさんと相川君のなんとなく正反対な二人の関わりが良かったです。
    これからも色んな問題を2人で解決しているところを見たいなと思える作品でした。

  • 大学を舞台にしたリケジョ・キャラミスといったところでしょうか。

    「論理的に人間らしさを定義できるか」が根底にテーマとしてあると思うのだが、そこへの切り込みが少ないように感じる。もう少し「定義可能寄り」でチャレンジして欲しい。

    人間が合理的ではいことは周知の事実であるのだから、その命題に対して主人公・木天蓼麻美がどのように切り込んでいくのかに期待したい。

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