【小説1巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘1」

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864723428

作品紹介・あらすじ

幼い頃から本が大好きな、ある女子大生が事故に巻き込まれ、見知らぬ世界で生まれ変わった。貧しい兵士の家に、病気がちな5歳の女の子、マインとして…。おまけに、その世界では人々の識字率も低く、書物はほとんど存在しない。いくら読みたくても高価で手に入らない。マインは決意する。ないなら、作ってしまえばいいじゃない!目指すは図書館司書。本に囲まれて生きるため、本を作ることから始めよう!本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー開幕!書き下ろし番外編、2本収録!

感想・レビュー・書評

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  • ここ最近で一番ハマったかも、
    外伝いれて36冊(完結済み)
    20日ほどで撃破
    しかも、第五部は3巡した(笑)

    面白かった。前々から読みたいと思いつつも、
    なんか、第何部何巻というめんどくさい表記と、中古に出回らないのと、値崩れしないので、なんとなく手をだしていなかった。数ヶ月前に”薬屋”に手を出した後、AIにやたらと進められるようになってしまい、廉価なコミック版をセットで入手する機会があり、図書館で借りた。図書館で見たことがなかったので、ないもんだと思っていたが、単にいつも貸し出されていて、目につかないだけだった。予約して借りた(ありがたや)

    書痴大学生麗乃が本の下敷きになって圧死(多分)、あまりにも本狂いなために、麗乃の幼なじみ修が、本のないところに転生すればいい、と言うようなことをつぶやいたら、その通りに(まあ、呪いかどうかは不明)。
    1巻では5歳の女児に転生(もしくは精神だけ転移)した後、本のない階級だったため、とりあえず、自分で本を作る努力を始める。魔法世界の下層住民の生活がとてもリアルに描かれていて、面白い。
    これは、ハマるわ。
    ジャンル的にはエコノミ系?
    狼と香辛料のようなノリを感じる。

  • 超がつくほどの本好きの麗乃。司書として働くことができる!と喜んでいた矢先、地震で落ちてきた本に埋もれて死んでしまい、別の世界で病弱な少女マインとして生きることに。
    さてはて異世界の本ってどんなだろう!?と期待に満ち溢れていたマインだったが、この世界では本は大変高価なもので貧しい平民のマインには手が届かないものと知って絶望する。
    けれど諦めない!
    その熱量は凄まじいもので、作中でマインに振り回される登場人物たちと一緒に、こちらまでぐいぐい引っ張られて読むのがとても楽しかった。

    元々アニメは最新のものまで見ていたのですが、アニメで省かれていた描写やエピソードがてんこ盛りでとても面白かったです。
    満足な読後感と、続きが気になりすぎて次巻を読むのが楽しみです。
    最後まで読み切れるかな?

  • 司書資格を取り大学図書館への就職が決まっていたのにもかかわらず、大学卒業直後に事故に巻き込まれ死んでしまった
    本好きな主人公の本須麗乃(もとす・うらの)。
    運良く転生した麗乃は、22歳の大人の女性ではなく、
    貧しい兵士の家の病気がちな5歳の女の子、マインとして目覚める。
    おまけに転生したのは、人びとの識字率が低くて本が少ない、以前とはまったく違う異世界。
    いくら読みたくても周りに本なんてあるはずないし、高価で手に入らない。
    追い詰められたマインは決意する。
    本がないならどうする? 自分で作ってしまえばいいじゃない!
    目指すは図書館司書! 本に囲まれて生きるため、本を作るところから始めるのだ!
    本好きにはたまらない
    前代未聞のビブリア・ファンタジーのはじまりはじまり。

    本書はweb小説投稿サイト「小説家になろう」に連載されていたものを加筆修正して、書き下ろしの番外短編2本を追加したものに
    人気イラストレーターの椎名優の可愛い挿絵がふんだんに使われています。


    それにしても目の付け所がいい♪

    本がないと生きられない本の虫が、
    庶民には手が届かない、
    「本が高価な異世界」に行ってしまったら…という奇抜な設定がまず秀逸ですね。
    (異世界転生ものは数あれど、少女が主人公でこれだけ本好きなキャラも珍しいでしょう笑)

    しかもその世界は本だけでなく、学校もなければ時計もないし庶民の家には鏡もない。
    お風呂は盥(たらい)で水洗いして雑巾のようなボロ布で拭うだけ。そしてトイレはなんと、大人も子供もみな、おまるなのです(笑)

    そんな過酷な世界に贅沢三昧の日本の女子大生が堪えられるのか?(笑)
    もちろんマインは激しい拒否反応を起こします(笑)

    そしてこの世界では7歳になって洗礼を受けると、子供であってもみんな見習いの仕事に就かなければならなくて、
    7歳以下の子供であっても森に行って薪拾いや家のお手伝いをするのが普通の常識なのです。
    しかし、マインにはまずその体力がないのです(笑)
    みんな森に行って薪を拾ってくるのに
    森に行くまでに体力が尽きて歩けなくなってしまう絶望的レベルの虚弱っぷり。
    (そしてムリをすると熱を出して何日も寝込むことに…)

    そんなダメダメなマインですが
    状況に甘んじないのが 
    この小説の面白いところ。

    体力がなければ頭を使えとばかりに彼女は成人だった記憶をフルに生かして、
    アボカドに似た木の実を潰して植物油を取り薬草で匂いを付けて
    自家製シャンプーにしたり、
    細いかぎ針を作ってもらい、母にレース編みを教えたり、
    金属を磨いて鏡を作ろうとしたり、 
    草の繊維を編んで古代エジプト時代の紙であるパピルスもどきにチャレンジしたり、
    紙の代わりになる粘土板や木簡を作ったり、
    パルゥという果物の搾りカスを使ってホットケーキやパルゥバーグを焼いたり、
    少しずつ少しずつ自分のアイデンティティを見つけ
    自信を取り戻していく様は爽快です。

    本が買えないなら本を作ろう。でも本を作るにも紙がない。
    紙がないならば紙を作ろう。
    でも紙を作るにも体力、腕力、身長、年齢、お金がない…。
    そんな「ないない尽くし」の多すぎるハンデを背負った少女が
    持ち前のチャレンジ精神と粘り強さで
    一つ一つ地道に問題を解決し、
    亀の歩みながら夢に一歩一歩近づいていく展開が妙にリアルで共感するし、
    ハラハラドキドキしながら
    小さな主人公を応援したくなるのです。
    (この作者、コレがデビュー作らしいですが、文章は思ったより上手いし、先行きが気になって一度読み始めると途中で止められない中毒性があるのも魅力だと思います)


    マインより一つ年上の優しい性格の姉、トゥーリと
    みんなの兄貴分の少年ラルフ、
    主人公のマインと
    病弱なマインの面倒をいつも見てくれる金髪頭で男らしい少年のルッツ。
    この二組の淡い恋も気になるところですが、
    とにかくスローテンポな物語のため(笑)
    この第一巻ではまだ紙の代わりをなんとか用意できる段階になったばかり…

    本が手に入らない世界で司書になるというマインの夢が叶うのは
    どうやらまだまだ先のようです(笑)
    ( 無料で読めるweb小説投稿サイト「小説家になろう」では現在第四部まで連載されており、書籍化も第三巻が6月に発売予定です)

    サクサク進む派手なストーリーより
    地味なテーマでも丁寧に綴られた世界観を堪能しながら
    ゆっくり物語に浸りたい本好きさんや、
    ハリポタのように壮大で長い長いファンタジーが好みであれば
    ハマる要素はあるんじゃないかな。

    あっ、表紙を見れば分かるように
    イラストがホント素晴らしい出来なので
    それぞれのキャラをイメージしやすいのも◎。

    • アセロラさん
      「小説家になろう」のサイトは知っていましたが、このお話は知らなかったので読んでみました。
      緻密な構成に多彩なキャラクター、読みやすくこなれ...
      「小説家になろう」のサイトは知っていましたが、このお話は知らなかったので読んでみました。
      緻密な構成に多彩なキャラクター、読みやすくこなれた文章。
      今って、ネットで文章書き慣れている人が多いですから、
      上手い人はプロじゃなくても、水面下にたくさんいるんですよね…凄いなぁ。

      同じ「小説家になろう」に掲載されていて、
      書籍化もされている『酷幻想をアイテムチートで生き抜く』も面白いですよ~。
      こちらは現代の男子目線です♪
      2015/05/05
    • 円軌道の外さん

      アセロラさん、いつも沢山のお気に入りポチとコメントありがとうございます!

      あっ、アセロラさんも「小説家になろう」のサイト御存知だっ...

      アセロラさん、いつも沢山のお気に入りポチとコメントありがとうございます!

      あっ、アセロラさんも「小説家になろう」のサイト御存知だったんですね(笑)
      様々な所にアンテナを張り巡らせててホンマスゴいですよね(汗)
      僕も紹介してもらった『酷幻想をアイテムチートで生き抜く』を少し読みました!
      いやぁ~、なかなか読ませますね(笑)
      ちょっと中二病のヘタレな主人公が現実世界での知識を生かして
      石鹸や火薬を作ったり、文字を書けることを仕事にしたり、『本好きの下剋上』の世界観とカブるところもあって、
      普通に面白かったです!

      主人公が思春期の少年だけに
      可愛い女性キャラが何かと出てくるところも男には受けそうですよね(笑)
      そうですよね!ホンマ最近の素人はバカにできないくらい文章上手いし、ネット小説と言っても侮れないし、
      普通の小説とのレベルの差もなくなってきてると思います。

      乙一のブレイクがラノベの地位向上に一役買ったように
      ネット小説から大きな文学賞をとる逸材が現れるのもそう遠くはないのかもしれませんよね(笑)

      またいい情報待ってます!(笑)


      2015/05/12
  • 数年前に漫画を少しだけ読んでいて、単行本のシリーズがついに完結したということで、全巻読破目指して読んでいきたいと思います(T^T)
    全33巻もあり、全部買うにはお金が…。なので、今回も図書館本に頼ります…。人気作のためか、第1巻ですら予約が必要でした。

    あんなに本が大好きで、周りから気味悪がられるほどの本のお虫だった麗乃。転生先がまさかの本無し、認字率低しの世界だった。そこで諦めずに、「本を作ろう!」となることにびっくりしました。
    失敗の連続だったけど、まだまだマインには諦める気はさらさらなさそうなので、今後の展望に期待大です。
    ただ、エピローグが少し不穏な感じ漂っていたので、心配でもあります。

    面白すぎて、借りた日に一気読みでした!

  • 小説家になろう発の大型ノベル。
    なろうでちまちま読んでたけど、ここまでロングになるとWEBでは目が疲れてしまった。
    兵士の娘編第1巻は既読ではあったものの、本でゆっくり読むとまた違った味わい。
    ルッツの可愛さやマインの変人ぷりがすごく伝わるし、せっかく作った粘土板や竹簡をダメにされた心情がよく伝わる。
    キャラクターの心理描写が巧みだなあーと読んでて思った。

  • 本好きの大学生が、異世界の5歳児に転生するファンタジー。
    ほんとうは知識も経験もある大人なのに、虚弱体質で幼い体なものだから、思うとおりに行かず、コミカル。
    読書の知識と、おかんアートで仕込まれた雑学を活かし、少しずつ生活を変えていくのがたのしい。
    愛情たっぷりの家族や、ご近所さんとの日常にほのぼの。
    本どころか、筆記用具の入手から始めなければいけない世界で、司書になるまでの道のりは、タイトル同様ながくなりそう。

  • 友達に勧められました。高校生の娘さんもはまっているそうです。ファンタジーとか魔法とか出てくる話は苦手だったのですが、意外に面白そうだなと思って。読み進めています。シリーズ登録するのがちょっとだったので、とりあえず一巻登録です。

  • やだちょっと面白い。
    小説の文章としては荒削りだし、うまくはないのかな、と思うけど、本も紙もない世界に突然行ってしまってどうしても本を読みたい!どうしたらいい?っていう設定に惹かれて2冊一度に買ってしまった。2冊目も早く読みたい。
    ジャンルとしてはラノベなのかな?ラノベも、文体が苦手だったりして読みづらいものも多いんだけど、発想の自由さとか、作者の書きたい世界が比較的自由に表現されるとことか、ハマると面白くてあなどれない。
    続きが楽しみです。

  • 想像以上にめちゃめちゃ面白かった!
    多分麗乃の本好き具合が私にも共通するからでしょう。
    「あーもー本当わかる!」と何度も思い、紙の本を愛する麗乃と友達になりたくて仕方がなくなりました(笑)
    ※因みに私も紙の本を愛する者です。

    本に対する姿勢が簡単に言えば「食事より読書」な麗乃なのですが……私もそうなのです!笑
    比較的穏やかなお話で、スラスラと文面が頭に入ってくる感覚があり、直ぐに世界観に引き込まれました。

    これからどう麗乃がマインとして本を生み出すのか今から楽しみで仕方がありません!
    重度の本好きさん←は是非、読んでみて頂きたいです。

  • 図書館より。

    本が好き!っていう執念に圧倒される(笑)。先が気になる。

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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