本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘II」

著者 :
制作 : 椎名 優 
  • TOブックス
4.03
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本棚登録 : 317
レビュー : 27
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864723473

作品紹介・あらすじ

見知らぬ世界で、貧しい家の幼い少女マインに生まれ変わってから一年。彼女は本が大好きにも関わらず、手に入れるどころか、読書さえ難しい中、本作りに追われる毎日だった。何とか文字を書き残すべく奮闘するも失敗続きで前途は多難。おまけに「身食い」に侵されて寝込んでばかり。持ち前の頑張りで、お金を稼ぎつつ、近所に暮らす少年・ルッツの助けもあって、ようやく本格的な「紙作り」が始まるが…さて、一体どうなるやら?本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー第2章!書き下ろし番外編、2本収録!

感想・レビュー・書評

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  • アニメの原作。

    第1巻は、異世界への順応と、ないない尽くしからのささやかな一歩と、かなりスローな展開。
    今回は、商人という出資者を得て、テンポよく進むのが、おもしろかった。

    見た目は6歳でも、中身は女子大生。
    子ども相手よりも、大人相手にかけひきや交渉をする方が、本領発揮という感じ。
    紙づくりが本格的に始まって、本好きの情熱があふれでているのも、たのしい。

    書下ろし番外編「コリンナの結婚事情」「洗濯中の井戸端会議」もたのしかった。
    ふだんのマインの世界=子ども側ではなく、大人側をえがいているのが、新鮮。
    ほほえましいエピソードで、番外編らしい楽しさ。

  • 商業の勉強になるなー
    紙を作るのって とても手間暇かかるね ☆
    そして用途もおおい日本の紙は世界遺産だよね❗

  •  異世界転生ものは最近の流行ですが、だいたいがチート設定なのに対して、このお話では平民の病弱な幼女への転生という、結構な逆境スタートというところが面白い設定です。

     2巻は、マインの一番の協力者であるルッツと、2人を金銭的に支援してくれるベンノに助けられ、遂に「植物紙」を作り始めるという話。1巻が「何をやっても駄目」という理不尽を感じる内容だったのに対して、2巻はオットー、ベンノから一気に商人の人脈が広がり、新商品を開発してお金も稼ぎ始めるという、全体的には順調な展開。

     ただ、遂にルッツが「マインがマインではない」ということに気が付いてしまいます。が、彼って男前だよね。
     そして、マインの病気について、詳細が明らかになってきて、これはこの病気が元で次の展開に繋がるんだなあ、というのが何となくわかってくる第1部第2巻。

  • シリーズ2作目。
    本を作ることが目標の主人公マイン。今回はその主原料たる紙を作ることに成功!なんだけど、それより主眼は人脈作りかな。マインとしても、物語としても。ベンノ、フリーダといった商人関係とのつながり、これからの展開でどう広がるんだろう。
    そしてルッツとの関係性も…。
    「おれのマインはお前でいいよ」。子どもながら、子どもだからこそのステキなせりふです。

  • 1巻では紙を作るまでに何巻かかるんだろうと思っていましたが、ルッツを巻き込んで順調に進んでいて楽しい。素材を集めて手芸して売り買いして〜と読んでいると何だかゲームをやってる気分だなぁ生産育成ゲームっぽくて面白い!と思いつつ読んでいます。緊急クエストめっちゃ発生するw

  • つい、ヲタク職人気質が漏れてしまって、商売度外視するところに共感が。

  • マインがようやく世界と向き合う話。
    ルッツはすごいやつだなぁ……。

    マインの情熱と、周囲の温度が噛み合ってきて、楽しく読めた。
    本のために奮闘するマインを応援しながら読むことができる作品。

    前の巻で諦めなくて良かった。
    これから面白くなりそう。

  • 【あらすじ】
    見知らぬ世界で、貧しい家の幼い少女マインに生まれ変わってから一年。彼女は本が大好きにも関わらず、手に入れるどころか、読書さえ難しい中、本作りに追われる毎日だった。何とか文字を書き残すべく奮闘するも失敗続きで前途は多難。おまけに「身食い」に侵されて寝込んでばかり。持ち前の頑張りで、お金を稼ぎつつ、近所に暮らす少年・ルッツの助けもあって、ようやく本格的な「紙作り」が始まるが…さて、一体どうなるやら?本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー第2章!書き下ろし番外編、2本収録!

    【感想】

  • 経済小説っぽくなってきた。ていうと語弊があるかもだけど、本好きが異世界に飛ばされ、本も紙も貴重な中、それを作るための資金と技術を得るため、他の商品を作り売っていく。我々の世界での日常品や食べ物を、異世界にあるもので工夫して拵えていく様が面白いし、そこにリアリティを感じさせる筆者の描写が上手い。

    まだまだ弱者ながら、街の有力者と繋がりのし上がっていく足がかりを作った主人公。家族を頼り、病に臥せりながらも少しずつ進んでいく成長が面白い。

  • いよいよ本に囲まれた生活目指して紙作りが本格化しますが、まだまだ試作段階。
    この巻で主に描かれるのはトゥーリの洗礼式で作った髪飾りのその後。現代日本の知識を持っているとそこは、この世界の知識も経済力も何もない子ども。地道に自力を付けていくしかありません。
    とてもいいところで身食いに倒れたマインがどうなってしまうのか。続きがとても気になります。

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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