本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~ 第一部「兵士の娘II」

著者 :
制作 : 椎名優 
  • TOブックス
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本棚登録 : 220
レビュー : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864723473

作品紹介・あらすじ

見知らぬ世界で、貧しい家の幼い少女マインに生まれ変わってから一年。彼女は本が大好きにも関わらず、手に入れるどころか、読書さえ難しい中、本作りに追われる毎日だった。何とか文字を書き残すべく奮闘するも失敗続きで前途は多難。おまけに「身食い」に侵されて寝込んでばかり。持ち前の頑張りで、お金を稼ぎつつ、近所に暮らす少年・ルッツの助けもあって、ようやく本格的な「紙作り」が始まるが…さて、一体どうなるやら?本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジー第2章!書き下ろし番外編、2本収録!

感想・レビュー・書評

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  • 本が好きすぎて、異常な執着を持っていたのに、きづいたら「本がない」異世界にいて……意地でもつくってやる!というお話。ちっとは病弱が改善されるのかと思ったら、実は根の深い病気であることがわかったマイン。でもめげずにとりあえず「紙」をつくるためには!ということでいろいろと手作り工程が。手伝ってくれる人など、行動範囲も増えて彩りが豊かになってきました。

  • 本を作りたいマインは、ルッツの「商人になりたい」という夢を叶えるために、商人のベンノに弟子入りして、紙の製作に取り掛かる。
    ベンノという強力な後ろ盾を手にしたマイン。
    大人たちと堂々と商売話をしながら、紙作りのきっかけをつかめたマインとルッツのこの先が楽しみ。

  • だんだん本に近づいていくとともに、正体……というか、単なる病弱なちびっこではないことが知られ始めたり、体の中の熱に負けそうになったり、と事態は動き始める。
    商売の勉強になります。

  • 前世の記憶を持ったまま異世界の住人に転生したマインが、ままならない体調に四苦八苦しながらも、商人見習いとして紙やいろいろなものを作り売っていく話の流れ。前世の知識を駆使してマインとルッツが試行錯誤しながら紙を作っていく様は、ゲームの「~のアトリエ」シリーズを連想させる。マインの体の中の「熱」の正体が気になるが、今後のシリーズも引き続き読んでいきたいと思う。感想はこんなところです。

  • 商人との取引など、ますますおもしろくなってきました!
    ギルド長の孫娘が、おもしろそうなキャラだ。

  • マインとルッツが、ベンノの支援をもらって、和紙を作り始めてから、マインが身食いの熱で倒れるまで

    web版の第27話〜第48話の範囲。

    書き下ろしが、3つ。
    ・プロローグ
    トゥーリ視点・三人称で、ベンノとオットーとの面接時の家での会話風景。ただし、3ページ
    ・コリンナの結婚事情
    コリンナとオットーの馴れ初め話
    ・洗濯中の井戸端会議
    エーファ一人称でのカルラとかとの会話を通して、ギュンターとの馴れ初め話

    あと、
    エピローグ
    は、
    第47話 閑話 金の力
    の視点変更。

  • 異世界の知識がこの世界に与える影響の重大さにいまいち気づかない主人公。
    もちろん、なにより重大な影響を与えてしまうであろう、紙の発明や、本・出版の大衆化の影響にも気づいていないのだろう。
    あくまで、自分自身の本が読みたい、図書館を作りたい、司書になりたいという欲求だけで動いているし、一度失っている命、か弱い体、自分の死についての意識がすごく軽い。
    でも、そんな主人公の行動ひとつで、この世界は大きく揺らぐことは、紛れもない事実なのだ。

  • さて、どこかファンタジーな世界の、身食いで虚弱な少女マインに生まれ変わってしまった現代日本人だった麗乃。
    本が大好きだったのに、新しい世界では本が身近にないので、本を作ることに情熱を燃やしつつ、まだまだ文化程度が低く、発展途上の世界でいろんな物を作ろうとする。
    ついに、小さな子どもの姿のマインが、ちょっと違うんじゃないかと気がついた大人(商人)たちが、やっとガンガンでてきました。

    ファンタジーのような中世ヨーロッパのような世界で、虚弱で小さい子どものマインの頑張りが面白い。というか、商人の世界とか、いろいろ作っていくのとか面白い。ルッツ、ベンノさん、フリーダ・・いい味だしてます〜

  • 【図書館本】今回は一気読み。前回お気に入りキャラになりそうだったオットーさんは出番がほとんどなくて寂しかったけど、ベンノさんは大活躍だったし、マルクさんもギルド長のじいさんもいい味出してて楽しかった。商人への道も順調に進んでいてあの奮闘・挫折の日々が報われているようで良かった。マインとルッツが一生懸命なので全力で応援してあげたくなる。次巻にも期待。

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