本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第一部「兵士の娘III」

著者 :
制作 : 椎名優 
  • TOブックス
4.14
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本棚登録 : 295
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864723978

作品紹介・あらすじ

病に倒れたマインは一命を取り留めたものの、その「身食い」の影響は大きかった。完治はできないばかりか、治療には貴族が所有する高価な魔術具が必要という。再発までに残された期間は一年。それまでに家族の元を離れて、貴族と共に生きるのか、運命に身をゆだねるのかの決断を迫られてしまう。限られた時間の中で、マインは「本に囲まれて、本を読んで暮らすこと」を夢見て奔走するのだった。やがて、季節は流れ、彼女の世界が大きく動き出す出会いが訪れる…。少女の夢と家族の愛が試されるビブリア・ファンタジー。大増ページで贈る、感動の第一部完結編!短編集+書き下ろし番外編×2本収録!

感想・レビュー・書評

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  • 活字中毒の主人公が、転生した異世界で、本に囲まれた生活を目指す、ファンタジー。
    第一部完結編。

    スロースターターが、ついに進展。
    いきなりの大量の本、身食いの正体など、急展開に驚き。

    ひりひりするのは商人としての駆け引きくらいで、平民の中で平和に暮らしていたマイン。
    より厳しい世界へと踏み出したときの激しさは、子どものマインではなく、大人の本須麗乃を感じる。

    洗礼式での、神への祈りのポーズには、思わず吹き出す。

    巻末の番外編も、テンポがよくコミカルでたのしい。

  • 紙を作ること 試作品が出来上がる
    アイディアが お金になる
    病気 身食いであることを知る 魔力を制御できないという病気らしい
    神殿に 本があるので 巫女になることに決める
    宗教色はあまり感じられない

  •  ギルド長とフリーダに魔術具を譲って貰ったお陰で取り敢えずの危機は脱したマイン。しかし、このままでは余命はそれほど長くない。
     延命のためには貴族と契約を結ぶ必要があるが、そのためには家族と縁を切る必要がある。

     これまでも、子煩悩な父と、多少奇行が目立っても大事に育ててくれた母、天使な姉との家族愛が強く出た巻ですね。
     家族と離れるくらいなら、このまま死ぬことを選ぶマインですが、洗礼式の日に、神殿で図書室を見つけてしまうところから、運命の歯車が狂っていきます。

     処刑される危険性があるのに、貴族に逆らって娘を助けようとする両親。対抗手段を整えようとするベンノ。密かに助けてくれているギルド長。彼女の周りには、本当にいい大人が揃ってますね。

  • ルッツが健気!マルクさんがかっこいい!
    ベンノさんがツンデレ!

    な3巻。ちょっと違うか。

    洗礼式をきっかけに図書館に出会い、巫女になると言い出したマイン。なるほど、と思いながらこの世界では巫女は孤児がなる職業ということで、家族は反対…。
    一緒に本を作るといったルッツはどうなるのか…。(拗ねるところがかわいい)

    と、物語が2部に向けて動いた印象。
    マインの周りのキャラクターも更に肉付けされて、今後どうなるのかが楽しみ。

    個人的にはベンノさんのキャラデザが、ギュンターの方に重なってしまって戸惑う。あの口調とかパワフルさが似合わないような…。これは先入観なのでほっといたら治るでしょう。
    あとマルクさんは勝手にやり手メイドみたいな感じに変換される…。笑
    思い込みって怖い。

  • 一巻で家族への認識は知らない人達、本さえ読めれば後はどうでもいいというマインがあんまり好きではなかったのですが、物語が進むにつれて家族愛を感じたり自分勝手な暴走も少なくなって成長を感じる。巫女になるとか言い始めた時はルッツどうすんねーん!と怒りMAXで読んでましたが何とか延命も出来たようで良かった。中央の政治的話は読む気が起きないのでこのままの展開で本作りを進めて欲しいなぁ〜

  • 若干のチート感はないでもないですが、どんどん下剋上感が。

  • 図書館より。

    読み始めたら止まらず、夜更かしして読了。眠いけど、満足(笑)。
    どうなることやらとハラハラしていたけど、何とか命が繋げそうでほっと。続きも読むぞ~(^-^)

  • 家族の愛情をひしひしと感じる巻。
    マインに注がれている愛情はとても温かいものだった。
    ひとまずこの巻で一段落ではあるが、これからマインは新しい世界へ踏み出すことになる。
    一体何が待っているのか、話がどんどん面白くなってきている。

    巻末の短編集と書き下ろし番外編も面白かった。
    マインではない視点で書かれるからこそ、周りがどうマインを見ているのかが分かる。
    また、その人物の考えていることも見えてくる。
    特にギルド長視点の話は必見。
    この話のおかげで、ギルド長のイメージが変わった。

  • 【あらすじ】
    病に倒れたマインは一命を取り留めたものの、その「身食い」の影響は大きかった。完治はできないばかりか、治療には貴族が所有する高価な魔術具が必要という。再発までに残された期間は一年。それまでに家族の元を離れて、貴族と共に生きるのか、運命に身をゆだねるのかの決断を迫られてしまう。限られた時間の中で、マインは「本に囲まれて、本を読んで暮らすこと」を夢見て奔走するのだった。やがて、季節は流れ、彼女の世界が大きく動き出す出会いが訪れる…。少女の夢と家族の愛が試されるビブリア・ファンタジー。大増ページで贈る、感動の第一部完結編!短編集+書き下ろし番外編×2本収録!

    【感想】

  • 本も紙も稀少な世界に転生した主人公が神殿内とはいえ図書室を見つけた時、そこに入るために猪突猛進し、だが結果的に段取りを踏んで足場を固めていくのが微笑ましくも頼もしい。

    若干チート感のあるシーンもあったが、そこがきちんと「転生してきたこと」と紐づけられている感で、個人的には納得感がある。

    転生した世界の社会構造や、主人公が侵されている病の正体が徐々に明らかになり、読者にもこの先の想像の余地が広がってきた。第1部が終わり、兵士の娘から始まった下剋上は次のステージへ。

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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