あやかし恋古書店~僕はきみに何度でもめぐり逢う~ (TO文庫 あ 5-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864724975

作品紹介・あらすじ

恋破れ、故郷の新潟に帰った紗月。元書店員の彼女は小さな古書店で働き始める。ところが、そこは妖怪が集う「あやかし古書店」だった!?無愛想でドSな店主・影野と共に絵本や小説で妖怪たちの悩みを解決するうちに、紗月は影野の優しさに惹かれていく。ある日、彼の書斎から、紗月の名前が記された古い絵本が出てきて…?二人の過去に秘められた運命とは?一途な想いに涙がこぼれる、甘くて不思議な恋愛小説。

感想・レビュー・書評

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  • しっかり恋愛もの。
    ただそれだけでは無い所がおすすめポイントです。
    癒されたい方はおすすめです!

    存在する絵本がたびたび出てきます。この作品を読んだ後、きっと登場する絵本を読んでみたくなるはず!!

    私にとっては“必然の出会いの一冊”何回も読んでいる本です。

  • よく覚えていないのですが、応募して?当選し、いただいた作品だったと思います。
    嬉しかったのに、なぜか積読になっていたので、本棚から取り出して。


    元書店員の主人公が地元に戻り、無愛想な店主が営む古書店で働くことに。
    古書店が舞台となることもあり、出会う人たちが懐かしい絵本と絡めてあって、それが楽しかった。

    ストーリーとしては面白いと思ったが、ラストがなんだか呆気ない気がした。
    ぼかしたい気持ちがわからなくはないけれど、もう少し明かしてのラストの方がスッキリしたかも?しれない。と、個人的には思う。

  • 失恋から地元へと逃げ帰った彼女が出会った不思議な古書店。
    書店員の経験を活かし働き始めるが、店主は無愛想で、お客さんはあやかし?


    ファンタジー要素が強いかと思いきや、恋愛もの。
    展開が読めてしまったのは残念ですが、少女漫画を読んでるようで楽しめました。
    店主が無愛想な理由が切なかった。。

  • 登場人物が皆個性的で面白く、恋愛のところは壁ドン・顎クイと甘酸っぱく、最後のあたりは続きが気になって一気に読んでしまいました!理想の彼氏です(´∇`)

  • 主人公がひとりぼっちで寂しかった幼少の頃、「誰か」が側にいてくれた。その存在を少しずつ記憶と共に思いだしていく。でも、その記憶を思いだすことによって消えてしまうものもある。それは……。
    1話ごとにテーマになっている妖たちの物語もあって、絵本を使って解決というのも面白いし、どれもが素敵なエピソードだったと思う。それも、笑ったり切なかったり、個性的なキャラが多く、温かくなれるものが多い。

    人と人ならざるものの恋愛……その立場の違いだけでも切ないのに、他にも過去に交わしたタブーのために犠牲にしなくてはならないものがある二人。二人はあやかしたちによって引き合わせられたのだけど、それはもうすぐ訪れるタイムリミットのためだった。
    おすすめされた本で、ほんとう評判どおり私好みのお話でした。一度目はただ純粋に泣いて、二度目はなぜラストの展開にたどり着いたのか知りたくなって繰り返し読んで、また胸を打たれました。なんだかとっても心が洗われるような気持ちです。

  • おすすめの絵本などで主人公があやかしたちとの関係を築いていくのがとても楽しくてテンポよく、店主と主人公のやりとりにもニヤニヤドキドキしながら読んでいたら…………

    物語の半ばごろからどんどん秘密が解かれていって、関わるあやかしたちの恋愛事情もうるうるきてたけど、最後の砦といえる店主と主人公の関係性がわかる後半はもう、涙で視界が曇って文字が読めなくなりそうでした。あやかしと人間の生きる時間が違う「純愛」切ないです。

    消えてしまった記憶「約束だよ。忘れないで」の意味、残された絵本に綴られた真意、神社でデートしたときのお守り、全部が繋がっていて、鳥肌が立ちました。「何度でもめぐり逢う」ってそういう意味だったのかと納得です。

    たとえ記憶が消えてしまってもきっとふたりはまた恋に落ちるんだろうなぁ。

    泣くつもりはなかったのに最後の最後で泣いてしまった。とても心温まる恋愛小説でした。今もいい余韻が残っています!この1冊だけでも良かったけど、続編で他のあやかしのことも知りたいような気がします。

  • うーん……………
    ベタベタのベタ
    少女漫画によくある話を切り貼りした感じ。
    最初の数ページで展開が読めた。
    主人公のキャラも好きになれなかったので、ほぼ流し読み。

    正直、このレベルの作品なら、今どきはweb小説にゴロゴロ転がっていますよ。

  • 記憶が戻って、訳がわからん。書店で働いている時が幸せだったという事かな。

  • あまり内容が重くないものを読みたい気分の時に読んだので、サラッと読めてよかった。
    ただ、他の方が言うように、少女漫画感がありご都合主義的な部分もあるから好みが別れるかなーと思う。私のように軽ーく読めるものを探してる人や、少女漫画的展開が好きな人には良いのではないかと思います。

  • 結構好きだったので、もう少し、あやかし達との交流を深めてからラストに持っていってほしかったかなぁ

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