【小説18巻】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~第四部「貴族院の自称図書委員6」 (本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864727884

作品紹介・あらすじ

2022年春TVアニメ第3期放送決定!シリーズ累計500万部突破!(電子書籍を含む)

感想・レビュー・書評

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  • ローゼマイン貴族院2年目のお話。

    今回はテンポがよくて、たのしかった。

    講義が始まってから、立て続けに起こる問題の数々。
    帰還命令も、もう記録は破られないのではないかという速さで、一気に駆け抜けた感。

    チームプレイでの討伐だったり。
    魔力のある世界らしい、調合の授業だったり。
    出来事も起伏に富んでいて、いきいきと(?)暴走。

    報告を受けるばかりで手出しができない、保護者たちの胃が痛くなるようなエピローグの姿には、笑ってしまう。

    しいなゆう作の巻末4コマ漫画も、安定のおもしろさ。
    小説とはまた違った面白さがあり、もっと増やしてほしいくらい。

  • 面白かった。図書委員3人、王子とハンネローレが可愛い。
    シュタープの変形で、水鉄砲作成。おもろい。
    あと、調合。オルドナンツの作成とか、ホグワーツ的で面白い。
    ヒルシュール先生の弟子が、おもろい。
    ターニスベファレン討伐、シュタープを神具にするのがおもろい。
    ローデリヒがいい感じ。

  • 保護者達に、決して混ぜてはいけない危険薬品扱いされるローゼマインとヒルデブラントの組み合わせ(笑)

    貴族院2年目も大変なことに。
    図書委員の活動も本格化し、図書委員の仲間を増やし(大領地の領主候補生&第3王子という豪華顔ぶれ)、自分の図書館設立の為に魔道具やお話集めに精を出すローゼマイン。
    シャルロッテの成長と有能さが際立つわぁ。

    ヒルデブラント王子が、兄に代わって任された役目を全うしようと意気込んで、ローゼマインの提案にうっかり乗り気になっちゃったり。
    萎縮せず、子ども扱いせずに(よくないことなのだろうが)対等にお話する相手ができてうれしかったのね。
    うっかり相手の好みを直接聞いちゃったり素直~!
    保護者達は報告書を読んで阿鼻叫喚の図だけど、ほほえましい。

    突然生息していないはずの魔獣ターニスベファレンに襲われたりと、貴族院内でも不穏な感じが出始めているけど、神殿仕込みの祝詞は貴族の周囲では見られないもの。
    神具を出した時はそこまで拒絶されないのに、神殿自体がそこまで忌避される理由は何だろう。

  • すごく面白かった。
    貴族院2年生の生活と授業、新しい環境が面白い。
    第三王子が可愛いし、ハンネローネも可愛いので図書委員全員可愛すぎる。
    これ、英数字の4と6を見間違えて3巻読んだ後すぐに6巻読んでしまったんだけど普通に読めた。
    元々が単話で構成されてるネット小説だからか、直前に簡単に思い出せる説明が入るからそこまでわからなくなる話がない。これはすごいことなのかも。

  • 結果だけは見ると大きな成果を上げているように思えるローゼマインの「社交」ですが、その経過は非常識なものばかりで、振り回される側近や兄妹たち、貴族院の外から見ているだけの保護者達はさぞ大変だろうと思います。そのギャップというかドタバタ劇がこのシリーズの見どころではあるのですが。

    何より、今回は王族の末っ子が関わってくるようになり、常識のない暴走キャラが二人になってしまいました。非常識コンビが巻き起こすトラブルが次巻以降も加速しそうです。

    エーレンフェスト寮の周りでも、これまでよりも大きな陰謀が形作られているようで、ローゼマインは中央からも目を付けられることになりそうです。幸いにも領地に帰還することになりましたが、中央による審問も控えているようで、目が離せない展開が続きます。

  • 今回もローゼマインは自重を捨てたまま大暴走してておもしろかったですね。周りのことを見てるけど見てないところがさすがだなぁと(笑)書き下ろしのローデリヒの話が好きですね。ローデリヒの話はとても胸がぎゅーーーってなるので早く名捧げできますように。切実な様子に胸を打たれます。どうかしあわせになってほしいと願わずにいれない…

  • 二年生のローゼマインが貴族院で色々やらかす巻。面白かった。固ゆで卵を目指して、これから水鉄砲を進化させてください。
    想像以上にヒルデブラントが良い味だすキャラだった。エピローグの保護者たちはシャルロッテとハルトムートからの報告もっと真剣に読んだ方が良いよ!
    じじ様の謎、ターニスベファレンの件でのローゼマインへの尋問会、今年はディッター戦へのローゼマイン介入あるのか?など、次への伏線がてんこ盛りでした。

  • ローデリヒの名捧げの申し出と、名捧げ石のための素材最終でのターニスベファレンのインシデント


    ローデリヒの忠誠心について
    これまでのローゼマインとの関係を見てると納得ではあるんだけど
    後に語られるグラオザムの気持ちを代弁しているのと同じようにも思える
    ハルトムートも言ってたけど、そりゃぁ他領に行ったところで忠誠心があれば主のために尽くすでしょうねぇ


    ライムントを弟子にしたヒルシュール
    エーレンフェストの面々に語るヒルシュールの信念はかっこいい
    ヒルシュールがいたからこそ今のフェルディナンド様があるんだよなー

    ふと思ったんだけど、もしかしてヒルシュールも時かけ案件に関係するエピソードがあったりするんだろうか?


    あと、ターニスベファレンンがエーレンフェストに行ったのは時かけ案件なのか、犯人の思惑なのか?
    だとしても、どうやって他の寮を素通りさせたんでしょうね?

  • 読了。なんていいこなのかしら。もうこの際このこでも良いと思います。大きな特典が付いてきます。でもやっぱり気心の知れた、隠し部屋に出入りするような仲の方が一番良いと思います。
    別に恋愛メインで読んでいるわけではないのだけれど、頭みんみんしたからには当然責任持って一生面倒をみてくれるもんだと思っていたのでここ何巻かの展開に心が。心の方が。

  • 個人的に地元に帰ってのあれこれよりも、学園生活の方が面白い

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著者プロフィール

香月美夜(かづき みや)
小説家。1月22日生まれ。中学2年生の頃より小説を書き始め、社会人となり結婚後、子どもの世話がひと段落してから執筆を再会。2013年より小説投稿サイト「小説家になろう」で『本好きの下剋上』を公開して人気作品となる。2015年にTOブックスより書籍化され一般誌デビュー、シリーズ化される代表作になる。同作シリーズは累計100万部を突破し、「このライトノベルがすごい! 2018&2019」2年連続第1位に輝き、テレビアニメ化も決定した。

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