ティアムーン帝国物語2 ~断頭台から始まる、姫の転生逆転ストーリー~

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  • TOブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864728720

作品紹介・あらすじ

早くもコミカライズ連載開始!絶好調の歴史改変ファンタジー最新刊!

感想・レビュー・書評

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  • はははは、痛快痛快。自分ファーストで動いているミーアだが、前回の人生では自分をギロチンに掛けた者たちも、仲間にしちゃって、大変な状況も上手い方に転がっていってしまう。でもね、根本のところで、ミーアはいい子だよ。叡智と皆から呼ばれるようには考えてはいないけれどね。今回は、帝國辺境の危機とアベル王子の国の革命騒ぎを上手く収めてしまう。作者、よう考えたね。

  • 【読書メモ】
    革命によりギロチンの露となったミーア姫が2度目の人生で逆転を狙う本作品
    ミーマ姫は心を入れ替え、前世の反省を活かして改革を進め、結果処刑の証拠「未来の日記」が消失する
    しかしそれはこのタイミングで本来起こるはずのなかったレノム王国での革命騒動に繋がってしまう
    ミーア姫は恋仲未満のアベル王子の救助に向かうが、襲撃に合い友人たちと分断されてしまう
    この革命騒動に意図的なものを感じるミーア姫だったが……

    とにかくミーア姫を中心としたドタバタワイガヤ
    ミーア姫の行動が裏目にでて、なぜかうまくいく展開も可笑しく
    なかなか楽しい作品でした

    【以下再読のための備忘】
    ・言うまでもなく、そんなものなどまるでないのだが。
    ・「こうあってほしいという通りには、絶対にならないものだ」
    ・「行きたいですわ、アベル王子のところに……。わたくしは、行きたい」死の運命、血まみれの日記帳に縛られ続けていたミーアがする、これが最初の選択。
    ・余裕というものがあるのだ。頬をほんのり赤くする完璧美少年を、ニマニマ眺めていられる大人の余裕というものが!……ダメな大人のお姉さんである。
    ・これから先、シオンは正義を行おうとする時、必ず今日の失敗を思い出す。その苦みを思い出し、立ち止まり、それが本当に正しいことなのか、と自分に問いかけなければならない。そして自身が許されたように、相手もまた許される余地があるのではないか、と……やり直しの機会を、慈悲を与えるべきなのではないか?と問い直すことになるだろう。

    ・飢饉対策:海外からの定期購入
    ・ルールー族:一角馬のかんざし→ルールー族との対立和解に向けて、仇敵ディオンとの再会、全軍徹収、森でルールー族長者と、セロ・ルドルフォン、プリンセスタウン構想、そして未来の日記帳消失
    ・レノム王国で革命騒動、ミーア乗り込む、盗賊(暗殺者)の襲撃、ミーアとシオンは川に落ち分断される、ミーア21才(笑)、猟師に助けられる、アンヌ、金剛歩兵団、革命軍?
    ・街へたどり着いたミーア姫誘拐される、リンシャのお願い(実情把握)、ランベール、サングランド王国密偵
    ・アベル王子とシオン王子の対決再び、情報共有、シオン王子の失敗とハイキック、首謀者のアジトで直接対峙、馬シャンで勝つ
    ・帝国星持ち候爵のお茶会と極上メロンの誘惑

    【内容:アマゾンから転記】
    2023年10月よりMBS、TOKYO MX、BS11にてTVアニメ放送開始!
    シリーズ累計120万部突破!(紙+電子)
    書き下ろし中編 + 巻末おまけ「ミーアの有頂天日記帳」+コミカライズ試し読みの三点を豪華収録! 
    元(?)ポンコツ姫が運命に抗う、絶好調の歴史改変ファンタジー第2巻!

    【あらすじ】
    「――来てますわ、波が!」処刑台から12歳に逆転転生(タイムリープ)した元わがまま姫ミーアは、調子に乗っていた。かつての記憶と周囲の深読みで、飢饉時の小麦確保や内戦回避に成功し、ついに前世の日記帳ごと「処刑」の二文字が消えたからだ。だが、呪縛から解き放たれて小躍りする彼女の下に、凶報が舞い込む。想い人である王子アベルの国で革命が勃発したというのだ。危険を冒して救助に向かうべきか、我が身の保身か……? 変わり始める未来を前に、彼女が下す「最初の選択」とは? ポンコツ姫よ行け、 ギロチン回避のその先へ! 運命に抗う一世一代の歴史改変ファンタジー第2巻!

  • 誤解を
    コミックに描いてくれる面白さ
    何も考えてないけど
    何も考えてないからこそ
    誰が何を考えているかなんて
    誰にもわからないからこそ
    見ている人の考え方にしかすぎないし
    それが
    誤解なんだけど
    別に誤解で良いから
    そこが面白いんだよね
    負けない
    勝ち負けでなく
    負けない
    さぁどうなって行くのかは置いておいて
    みんなが楽しくあることって良いです
    なんでもないズレを
    面白おかしく

  • 無理矢理感強いけど、そこを含めて面白かった

  • Kindle Unlimitedで読了。
    みんな仲良しハッピーエンド、上等。何も考えずに読むにはピッタリ。

  • 相変わらず周りの深読みによる勘違いがすごい
    でもいいんですバレなけりゃ
    自己保身の考えと行動であっても
    悪事を働いてるわけじゃないし世の中の為になってます

    さて、第一部完
    この先につながる布石も展開され、どうなるのか気になります

    コミカライズ試し読みも収録されていて
    そっちも気になりました

  • 一巻目が非常に勢いがあって面白かったので、二巻目も同じ勢いで読了。個々で完結でも良い話の展開だが、どうなのか。三巻目も読むが、流れ的にはここから先はなんとなく興味が薄くなりつつある。でもいちおう読む。

    星は五つだが、一巻目の方が面白かった気もする。

  • 【Audible】第一部完。相変わらず自分ファーストのミーアの動きを周りの優秀な面々がいい感じに勘違いし、物語は進んでいく。アベルに恋するミーアも甘いものに目がないミーアもとっても可愛くて、聴きながらにまにましてしまいます。断頭台を見事に回避したミーアがどんな未来に向かうのかこの先も楽しみ。

  • 2巻読了。相変わらずのご都合展開とコントか!ツッコミたくなる誤解の連続。でも、そこがいい。
    相変わらず自分ファーストのミーアだけど、何だかんだ人がいいというか、良い子なんじゃないか、という気にさせられるのは、作者に騙されてるのか(笑)。
    途中ちょっと出てきた「前世」の話を見るに、元々人徳っつーか人間的魅力は持ち合わせてたのか?という気もした。一回死んだぐらいで人間早々変わらねえと思うし。知らんけど。
    何はともあれ、またぞろ不穏な動きが出てきたし、3巻も読もうかな。とりあえず、ラストら辺で出てきたあのヒトたちは嫌いなタイプなので、負けるなー、と思ってます。どう転ぶか判らんけどもw。

  • 1巻の期待を持って読んだからか、ちと微妙だった。一応次も買うつもりだが、ちょっと不安。

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