- Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864762564
感想・レビュー・書評
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小アルカナの各スートの1から10をストーリーにしたもの。
カードの意味もしっかりバッチリ書いてある。
セブンイレブンの成功哲学も下地にあるらしい。
ストーリーが過去の悔しかった事に絡んできてしまうので、読んでいる最中は説教臭く感じられてなかなか辛かった。
それだけ普遍的な人間のストーリーなのだ。
2015年に買ったときはコートカードが入っていない事に絶望して全く読まず、ブクログにも登録していなかった(笑)
2020/07/19読了詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小アルカナの数字カードを順番にストーリー形式で紹介。
エースから10まで、棒、聖杯、剣、金貨の順に進んでいきます。
棒の物語を読んでいると、高校時代の嫌な思い出が次から次へと思い出されて苦しくなってきました。
そして聖杯の物語は始まらず。
私は棒の段階で人生から落伍し、終わってしまったのですね。
剣の物語を読んでいると、人生を切り開いて弁護士からタレントへ、政治家へと成り上がり、最近、一か八かの大博打に打って出て敗北してしまった某氏を思い出しました。
まあ棒の段階で人生を落伍してしまった私がごちゃごちゃ言っても負け犬の遠吠えですね。
……とまあ、本書のようにストーリーに関連付けて覚えると、小アルカナのイメージが覚えやすいという記憶法です。
ただ、実際にタロット占いをする際、本書の解説だけでは少し意味を取りにくいところも。
特に、逆位置のカードの解釈は、ぼやけて分かりにくいと思います。
ということで、
『続はじめての人のためのらくらくタロット入門』(藤森緑)
と同時進行で読んでいくと、より分かりやすい。
藤森緑師の説明は、非常にクリア・明解・鮮明です。
特に、逆位置になった場合の説明は切れ味抜群の名刀といった観があります。
当然、正編とセットで学びたいものです。
http://yorodzu.seesaa.net/article/419800861.html