- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864840644
感想・レビュー・書評
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言わずと知れた名作中の名作絵本。何度も見たが、あらためて読んでみた。静けさを湛えた味わい深い木版画が、何度見ても超絶素晴らしい。しまふくろうに親しみを持たせる文章も素晴らしい。作者は北海道出身、さもありなん。
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goya626さんのお薦めです
シマフクロウ
北海道羽だけに生息し、今は140羽しかいないとか
世界最大級のだそうだ
木版画の迫力に圧倒される
ひと晩のシマフクロウの親子のお話し
どこまでも静か
でも音が聞こえる
「生きる」ことを感じる
評価が高いそうだが、納得
原画が見てみたい
≪ 北のはて 夜のみずうみ しまふくろう ≫ -
(中1の息子が書きました。)
この絵本のすごいところは、全ての絵が版画で描かれているところです。
しまふくろうの羽毛の細かいところ、背景の森や山の木の1本1本がよく描かれています。
内容は、北海道の山奥にある湖とそこに住む魚を捕らえるしまふくろうの物語です。
自然の美しさ、奥深さを感じられます。
ちいさなえほんや”ひだまり”さんセレクト、10才までに読みたい”こころが豊かになる110冊"より。 -
図書館の読み聞かせ会にて、大型絵本で読みました。
すごい迫力でした。
原画に近いサイズというのもあったのかもしれません。
しまふくろうが翼を広げたページ、波紋が湖全体に広がったページは圧巻です。
時間をかけて作り上げられた絵本に漲るものは、別格だなと思わせられました。
4歳の娘も引き込まれている様子でした。 -
4:45
SDGs15
静けさを感じる
読み終わったあと、シマフクロウの解説文を合わせて読みたい。
また、版画を習う学年にもオススメ -
版画で丁寧な仕上げに魅了されます。
今、3歳児が夢中です。派手さはありませんが温かみのあるほんです。 -
北海道出身の版画家・絵本作家、手島圭三郎の北の森の動物たちシリーズ。シマフクロウは北海道だけに生息する世界最大級のフクロウ。アイヌ民族にとっては村を守る神として大切にされてきた存在。身近な存在とはとても言えない生き物だからこそ、想像を膨らまして心で触れたい。(ちいさな帆)
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魚を獲りに湖へ出掛けるシマフクロウの親子。シマフクロウの生態と美しい自然を描いた絵本。
図書館本。
手島圭三郎シリーズ第4弾(笑)。
こちらはユーカラではなく、シマフクロウの実態に基づいて描かれている。
シマフクロウの子供の可愛らしさも魅力だが、なんと言っても湖面の静謐さ。夜の湖面に映る山々が、真に迫った雰囲気を醸し出している。
文章は難しくはないのだが、話そのものは地味なので、あまり小さい子にはウケがいまいちな気も? 5~6歳以上向けだろうか? -
静けさを感じました。古びない作品でした。
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4年生の美術で、版画をするので、ぜひ手島さんの作品を読んであげてください。