木山捷平(1904.3.26~1968.8.23) 小説家。岡山県生まれ。1929年、詩集『野』を自費出版。33年、太宰治等と「海豹」創刊。34年、「青い花」同人。39年、最初の作品集『抑制の日』を刊行。44年、満州国農地開発公社嘱託として長春に赴き、45年8月、現地で応召。敗戦後長春で難民となる。この間の経緯は『耳学問』『大陸の細道』(芸術選奨)『長春五馬路』等に書かれる。96年、木山捷平文学賞創設。著書は他に『苦いお茶』『茶の木』『去年今年』『木山捷平全集』全8巻(講談社)など。
「2016年 『酔いざめ日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」