- Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864910002
感想・レビュー・書評
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アベンジャーズ#1、#4はチームの歴史を語るうえで絶対に外せないエピソード。資料的価値として。それ以外の2篇は予備知識がないとちょっとキツいかな??映画で興味を持って、読んでみようかなという人に薦めるにはちょっと抵抗アリ。そこまで面白い話だとも思えないし…
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帯に「映画『アベンジャーズ』公開記念!」とあるアベンジャーズ関係のオムニバス作品。1963年のアベンジャーズの誕生、64年のキャプテン・アメリカの参入と最初期の重要エピソードが載っているかと思えば、81年のMs.マーベルの結末、そして表題作である01年のハルク・ウェーブ!と掲載作品の年代に約40年の開きがあるのが驚き。歴史の長さを意識できる点と、時代ごとの各キャラの様子の違いが比較できる点で非常に面白い。
ただ、『アベンジャーズ』公開記念!というほどはじめてアメコミに触れる人には親切でない印象がある。注釈リーフレットを読めばわかるにはわかるものの、掲載順をふくめどこかわかりにくい編集に感じた。とくに、最後のMs.マーベルの話は、密接につながるこの話の前の部分が掲載されていないので、結末まで読んでもしっくり来ない。
とはいえ、表題作のハルク・ウェーブ!はちゃんと映画の4人がうまく活躍する話になっているし、アベンジャーズの最初期が読めるという点で価値が高いオムニバスと思える。
しかし正直、スカーレット・ウィッチ、ヴィジョン、クイックシルバーの活躍が載っていることといい、アントマン、ジャイアントマン、ゴライアス、一線から身を引くと全エピソードで違う状態であるハンク・ピムといい、映画『アベンジャーズ』のころよりも、エイジ・オブ・ウルトロンの公開中および、アントマン公開を控えている今こそ読むべき一冊なのではないだろうか。 -
時代があっちこっちに飛ぶ感じのアベンジャーズの作品集。
ハルク・ウェーブでハルクが大挙して押し寄せてくるのは、確かに圧巻。
そして、ハルクは、かわいそうですねぇ。
しかし、お前ら、やっぱりもうちょっと話し合えよ。という感じはあります。
まぁ、そこがおもしろいんですけどね。 -
古さは否めないが、人気作家の筆の乗ったクロスオーバーを堪能。発行当時の読者のワクワクいかばかりか。表題作も大盤振る舞いで楽しい。
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3つの時代のアベンジャーズが楽しめる日本独自編集版。個人的にはカービーの描くドナルド・ブレイクから変身したソーの妙なポージングがツボ。