フラッシュポイント:バットマン (DC COMICS)

著者 : ブライアン・アザレロ スコット・シュナイダー ローウェル・フランシス トニー・ベダルド 石川裕人 御代しおり

• ヴィレッジブックス (2012年9月13日発売)

作品紹介・あらすじ

息子ブルースを奪われ、犯罪との果てなき死闘に身を投じたトーマス・ウェイン。彼の前に立ちはだかるジョーカーの驚愕の正体とは!?(『バットマン:ナイト・オブ・ベンジャンス』)。メトロポリスの地下深くに横たわる極秘研究施設。地の底で孤独な日々を送る研究対象の青年は、異星からの来訪者だった!(『プロジェクト・スーパーマン』)。海底帝国アトランティスの帝王アクアマン。地球の覇権を巡ってアマゾン族と衝突を繰り返す暴君の知られざる過去!(『エンペラー・アクアマン』)。DCユニバースに激震をもたらした衝撃作『フラッシュポィント』のクロスオーバー、全9話を収録。これを読まずして『フラッシュポイント』は終わらない。

感想・レビュー・書評

[秋津さんの感想 · 2022年2月6日]

フラッシュポイントのメインのお話の横道みたいな副読本？
フラポの『バットマン』ことパパバットマンのお話がメインで、あと2編くらい収録されてます。
父子のスタンスの違いというか、知識系統やスキルツリーの違いによる差がなんとも面白いところです。

[ds2501さんの感想 · 2013年1月20日]

全ては、狂った“世界”での別のお話、でも愛ゆえに苦しむことは人間や超人に課せられた永遠の業。

[杉浦印字さんの感想 · 2012年9月30日]

表紙がネタバレじゃん！　ともあれ野心的で沁みる表題作。他２編も本編ではできない壮大で情容赦ない展開を駆け足感なく纏める良い中編。

[hermitnan-cさんの感想 · 2012年9月24日]

DCユニバースの一大改変イベント『フラッシュポイント』。その周辺クロスオーバーのうち、バットマン編、スーパーマン編、アクアマン編（各全３話）の日本語版。
アクアマン編を収録しているのなら、対のエピソードであるワンダーウーマン編も入れて欲しかったなぁ。

著者プロフィール

●ブライアン・アザレロ[作]……1990年代半ばにデビュー。代表作はアイズナー賞とハーベイ賞を受賞した『100ブレッツ』、アイズナー賞候補となった『ヘルブレイザー』、『スーパーマン：フォー・トゥモロー』などがある。

「2019年 『バットマン：ヨーロッパ』 で使われていた紹介文から引用しています。」