現代ミステリ傑作選 18の罪 (ヴィレッジブックス)

制作 : 田口俊樹  加賀山卓朗 
  • ヴィレッジブックス
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本棚登録 : 42
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864910255

感想・レビュー・書評

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  • あとがきにもあるように、たしかに「すぐれもののショート・ストーリーばかり」
    ショート・ストーリーがお好きなら、だ。

    純白の美少女 ローレンス・ブロック
    つぐない ジェフリー・ディーヴァー
    マルホランド・ダイブ マイクル・コナリー
    ポニーガール ローラ・リップマン
    悪魔の犬 ディック・ロクティ
    記憶の囚人 ロバート・S・レヴィンスン
    救い パトリシア・アボット
    死を捜す犬 ブライアン・クォーターマス
    記念日 ヒラリー・デイヴィッドソン
    ふつうでないこと ケリー・アシュウィン
    犬ほどにも命をなくして ダグ・アリン
    ブルース・イン・ザ・カブール・ナイト クラーク・ハワード
    冒瀆の天使 ローレン・D・エスルマン
    死が我らを分かつまで トム・ピクシリリー
    殺しをやってた ナンシー・ピカード
    代理人 クリスティン・キャスリン・ラッシュ
    当たりくじ ビル・プロンジーニ
    酷暑のバレンタイン ジョイス・キャロル・オーツ

  • 海外作家によるアンソロもの。メンバーは豪華。ついでに言えば訳者も豪華。

    ショートショートから短編まで、さくっと読めるボリュームが並ぶ。邦題に“罪”とあるが、そういうテーマで編集してあるのかな。皮肉なオチからブラックまで、バッドエンディングな作品が多い。可もなく不可もなく、どちらかと言うと微妙な感じ。

  • 『ブルース・イン・ザ・カブール・ナイト』と『殺しをやってた』が好み。知らん作家を知るにはいい。
    結構豪華なメンツやな。

  • 作家も翻訳家も有名どころがそろった豪華なアンソロジー。
    ディーヴァーにやられました。コナリーもさすがだった。地味だけどパトリシア・アボットの「救い」とかも。
    ただ、いきなりパラノーマル風味のがあったりして、振れ幅は大きいかも。ジョイス・キャロル・オーツがえぐくてびっくり。
    でも全体として見たらしっかり楽しめるので、ミステリファンはもちろん、海外ミステリになじみのうすい人にもおすすめ。いいショーケースであると思う。

  •  
     ローレンス・ブロック、ジェフリー・ディーヴァー、などの短編18作。
     アンソロジーの魅力は、新しい作家の出会いなんだけど…。
     
     ローレンス・ブロック&ジェフリー・ディーヴァーが圧巻すぎたかも。
     いや、どれもすごく面白かったんだけど、それでもね。

     思えば、ローレンス・ブロックを最初に読んだのは「おかしなことを聞くね」って、短編集だった。
     そのせいかもしれない。
     「純白の美少女」は、「おかしなことを聞くね」に通じるものがあった。なんで、無駄に評価がたかいかも。

     にしても、アメリカミステリーは、ある意味混乱してるように思う。
     たまたまなのかもしれないけど、アンソロジーの出版が増えてきたように感じる。でもって、その中身は自由なんだけど、その自由さが不自由なある束縛を感じる。いや、閉塞感というべきだろうか。

     以前、ハヤカワから出ていたイギリスミステリーの年代別アンソロージには、そういうものはなかったように感じるし、なにより軸のぶれが見えなかった。

     うむ。
     これは、もしかしてアメリカ市民の善良性の表れなのかもしれない。
     善良であろうとするからこそ、揺れ、守ろうとして頑なになり閉じてしまうのだろうか。

  • ローレンス・ブロック、ジェフリー・ディーヴァー、マイクル・コナリーなど18人の現代ミステリ作家によるアンソロジー。

    ローレンス・ブロック『 純白の美少女』。いきなり、そう来るんですかというような変化球気味の作品に見逃しの三振。やられました。

    ジェフリー・ディーヴァー『つぐない』。『純白の美少女』と似たテイストの作品。このアンソロジーは、こういうテイストの作品で固めてるのかな。

    マイクル・コナリー『マルホランド・ダイブ』。ハードボイルドの香りの強い犯罪掌編。

    ローラ・リップマン『ポニーガール』。やはり犯罪掌編。

    ディック・ロクティ『悪魔の犬』。いにしえの香り漂う探偵掌編。

    ロバート・S・レヴィンスン『記憶の囚人』。映画界を舞台にした掌編………

    全部で18篇だが、一番良かったのはマイクル・コナリーの『マルホランド・ダイブ』だな。冒頭のローレンス・ブロック、ジェフリー・ディーヴァー、マイクル・コナリーで勝負は決まっていたような気がする。

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