魔女の契り 上 (ヴィレッジブックス F ハ 20-3)

  • ヴィレッジブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (488ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864910422

作品紹介・あらすじ

魔女の家系に生まれながら、魔法を否定して生きてきた歴史学者ダイアナ。だが一冊の謎に包まれた写本と天才科学者のヴァンパイア、マシューとの出会いが彼女の運命を一変させる。ふたりを結びつける強い絆、さらにダイアナの呼び覚まされた未知なる力は、闇を総べる者たちを脅かすに十分だった。運命にあらがうため、ふたりは"種"の起源にまつわる写本の行方を追って16世紀末のエリザベス朝イングランドへたどり着くが、そこで待っていたのは、マシューのかつての仲間で、"夜の学派"と呼ばれる急進派思想の者たち、そして、ヨーロッパに忍び寄る魔女狩りの不気味な足音だった-。

感想・レビュー・書評

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  • ダイアナの力、安定せずの巻(笑)まぁ、そのせいで過去にいかなきゃいけないハメになったんだけどね。アシュモールはダイアナが書いたんじゃないの?って気がしてきたよ。マシューの傲慢さがちょっと鼻につく感じ。あとキット!なんかムカつくわ~ハルはいい人ね。フィリップ父さんがカッコイイなぁ。自分が不死ではないことを知り、そして息子の花嫁、それも魔女を祝福してくれたし。ところどころで現代描写があるけど、フィリップからイザボーへのメモや、ダイアナの残したノートの行方が気になる!

  • 生命の謎を解くカギと信じアシュモール782と呼ばれる本を求め、コングレガシオンの追手から姿をかくし16世紀末に逃れた二人。ヴァンパイアのマシューはかつて生きた時代、不死の自分より先に死んでしまった友人たちや政敵に再会したりも。その時代のマシューは21世紀のマシューがやって来たあおりで、同じ時代に二人の同一人が揃わないよう、どこかへ消し飛んで入れ換わったことになってます。ダイアナは本を探しながら、同時に自分の魔女としての能力を把握すべく手助けしてくれる魔女を探してがんばります。予想外の展開があったり、魔女たちの特性や魔力の解説があったり、とても興味深く読了。エリザベス女王、シェイクスピアなど、実在の人物も多数出てくるので、西欧の歴史、特に文学史に詳しい人ならもっと余計に楽しめそう。すごく面白かったものの、前作の内容がうろ覚えで、キーマンの名前が出て来ても「魔女だっけ?デーモンだっけ?ヴァンパイアだっけ?誰だったっけ?」という、ハリー・ポッター状能。三作目が出たタイミングで、最初から通しで読まなければ。マシューの甥、ギャロウグラスがいい味を出してました。きっと次作にも出てくるだろうから今から楽しみです。

  • 「魔女の目覚め」は読んでませんが、、、

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    「『魔女の目覚め』に続く、全世界待望のシリーズ第二弾!

    魔女の家系に生まれながら、魔法を否定して生きてきた歴史学者ダイアナ。だが一冊の謎に包まれた写本と天才科学者のヴァンパイア、マシューとの出会いが彼女の運命を一変させる。ふたりを結びつける強い絆、さらにダイアナの呼び覚まされた未知なる力は、闇を総べる者たちを脅かすに十分だった。運命にあらがうため、ふたりは“種”の起源にまつわる写本の行方を追って16世紀末のエリザベス朝イングランドへたどり着くが、そこで待っていたのは、マシューのかつての仲間で、〈夜の学派〉と呼ばれる急進派思想の者たち、そして、ヨーロッパに忍び寄る魔女狩りの不気味な足音だった─。」

  • エリザベス女王の時代のロンドンへ、ウォルターローリーをはじめ歴史上の人物がヴァンパイアや魔女に混じって当たり前のように登場しどんどん面白くなってきた。ダイアナの秘められた力、次に明らかになるのか、わくわくする。

  • 何だかロマンスが読みたくなってきたな……そういえばこれが途中やめだったと思い出し、手に取ってみた。前作を読んだの7年前だ……。おかげで細かいところは忘れているが、それでも十分に楽しめた。マシューってこんなにかわいかったっけ。部屋の前で一晩中突っ立っていたのかと思うと、何だかね(笑)。後ろ向きなマシューや秘密主義で短気なマシューは読んでいてたまにいらっとするけど、やっぱり尊大な姿勢が似合うヴァンパイアっていいなあ。歴史の裏でクリーチャーが暗躍していたと想像するのも楽しい。とりあえず時間のあるときに1巻を読み返そう。

  • マシューとダイアナのロマンス、続編。
    さらなる冒険へ。


  • 2012年。

  • 「魔女の目覚め」とは打って変わってテンポよくお話も進むし、ストーリーも面白くなります。「魔女の血族」と合わせた中で一番好きな上下巻です。

  • 図書館の本 読了

    内容(「BOOK」データベースより)
    魔女の家系に生まれながら、魔法を否定して生きてきた歴史学者ダイアナ。だが一冊の謎に包まれた写本と天才科学者のヴァンパイア、マシューとの出会いが彼女の運命を一変させる。ふたりを結びつける強い絆、さらにダイアナの呼び覚まされた未知なる力は、闇を総べる者たちを脅かすに十分だった。運命にあらがうため、ふたりは“種”の起源にまつわる写本の行方を追って16世紀末のエリザベス朝イングランドへたどり着くが、そこで待っていたのは、マシューのかつての仲間で、“夜の学派”と呼ばれる急進派思想の者たち、そして、ヨーロッパに忍び寄る魔女狩りの不気味な足音だった―。

    面白さ継続中。
    感想は下巻が終わってからにします。

    Shadow of witches by Deborah Harkness

  • 16世紀の生活の描写に浸れました。あの頃のイギリスの歴史に興味がある人なら2倍楽しいのかな?
    協力者もいるけど、クレアモント一族と敵対するヴァンパイアも出てきたり、ふたりが過去へ行ったことで、未来も変わりそうな記述があったりで、ますます目が離せない展開に。

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