ニューアベンジャーズ:トラスト (MARVEL)

制作 : レイニル・ユー  石川裕人  松澤慶香  坪野圭介 
  • ヴィレッジブックス
3.67
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本棚登録 : 29
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784864910590

作品紹介・あらすじ

戦友エコー救出のために日本へと向かったアベンジャーズの面々。忍者集団ハンドとの死闘の果てに彼らを待っていたのは、変幻自在の異星人、スクラル人による密かなる侵略の兆候だった。驚愕の事態に、互いへの信頼を揺るがせるアベンジャーズ。だがその一方で、新たなる脅威が胎動を始めていたのである。レギュラーシリーズにアニュアルを加えた壮絶なるスーパーバトル巨編、ここに登場。

感想・レビュー・書評

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  • 前巻『レボリューション』において判明した事実から、仲間をも疑うこととなったニューアベンジャーズの面々と、大勢のヴィランとそれを束ねる新進気鋭のヴィラン…といった面白い展開。通常なら大きな事実が判明した直後にその話を進めると考えられるが、そこにあえてヒーローものとしての王道を混ぜたことでヒーローとは何者か問い直す行為は非常に意味のあるものだろう。

    しかしその二つの要素を進めるうえでどこかバランスが悪いのか、全体的な雰囲気が重苦しい。また両方を表現するために必要だったのか、「事後に語る」方式で物語を進めていくことも爽快感が薄いことに影響を与えているのだろう。せっかくわかりやすい展開にしたのだから、少しは爽快感のある終わり方にしてくれればなおよかった印象だ。

  • シビル・ウォー、キャプテン・アメリカ暗殺、スクラル侵入…「地下の」アベンジャーズは立て続けの事件に疲弊し、チーム内に疑念が広がる。その隙を突く様にヴィランたちが結束、活動を開始する…

    「今、必要なのはさ、ボコボコにしていい悪党だよね」とスパイダーマンがボヤく程に終始ギスギスした雰囲気のアベンジャーズに対し、カネと力そして復讐心という、ヴィランたちのある種明快な繋がりが清々しい(笑)。
    ヴィランたちを実力と誠意(!)で纏め上げたフッドがまた恰好いい。ヴィランというよりはピカレスク・ヒーロー的な魅力。

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プロフィール

●ブライアン・マイケル・ベンディス[作]……1990年代から数多くの作品を手がけ、五度のアイズナー賞受賞歴を持つ。2000年代から『アルティメット・スパイダーマン』で“アルティメット・マーベル”のユニバースを確立して、さらに2004年の“アベンジャーズ・ディサセンブルド”以降は数々のイベントとアベンジャーズ系列誌を通じて主流のマーベル・ユニバースを動かしてきた。2001年からの『デアデビル』や『エイリアス』、“マーベル・ナウ”期の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』やX-MEN系列誌の仕事でも知られる。2015年にはオリジナル作品『パワーズ』がウェブドラマ化。

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