銀色の草原の約束 (ヴィレッジブックス F ウ 9-2)

著者 : エリザベス・ヴォーン 吉嶺英美

• ヴィレッジブックス (2013年7月20日発売)

作品紹介・あらすじ

空色の瞳を持つ将軍キアの"ウォープライズ"となったザイ国の王女ララは、ふたつの国の和平を取り結ぶため、キアの故郷へと行軍を続けていた。過酷ながらも、お互いへの愛情を確かめあう幸せな日々。そんななか、ザイの村が将軍に反旗をひるがえしたという知らせが飛びこんでくる。何かがおかしい…ララは周囲の反対を押し切り現地に向かうがそこで待っていたのは二人の絆をおびやかす、想像を超えた現実だった!!

感想・レビュー・書評

[ニコさんの感想 · 2022年6月18日]

1巻で結ばれた2人と軍が、キアの故郷へ向かう途中で襲われた過酷な試練のお話。
ラブラブなのは序盤に少しだけで、後はかなり辛いシーンが続きます。
名前ありキャラも、名前のないモブも、結構ちゃんと人が死ぬのが辛い…特にあの人たちが死ぬとは思ってなかったのでほんとしんどかった。
敵が疫病ということで、流石のララもできることが限られてくる。ヒロインパワーで革新的な治療法を見つけたりしないとこがリアルです。
仲の良かったあのキャラと袂を分けたり、なにかと不穏なラストてした。ロマンス小説らしからぬ後味の悪さですが、続き物なので次回に期待。
面白くなかった訳では全然ないんですが、とにかくしんどいシーンが多いので気分が落ち込みました。

[Fernandoさんの感想 · 2014年3月21日]

キアとララ　＆　仲間達が大大ピンチ！　ぐいぐい読ませて最後まで。

[fyukawaさんの感想 · 2014年3月14日]

前巻を読んでいなかったけど、ここからでも楽しめました。次で完結するみたいなので、楽しみ。

[kina-koiさんの感想 · 2013年8月20日]

シリーズ２　　ウォープライスとなったザイララと、ファイヤーランドの将軍キアのロマンス。
二つの異国の文化の違いを超えて愛を育む二人だが、伝染病の脅威の前で悲劇が…。
ヒストリカルとかの知っている文化ではなく、シリーズ独自の文化か習慣を元にシリーズが進むので、シリーズ１がうろ覚えの状態では読みにくかった。
来春に次巻とあるが、間隔あきすぎ。揃えてまとめて読み返しが良さそう。