もっとも危険なファンタジー イヴ&ローク31 (ヴィレッジブックス F ロ 3-32 イヴ&ローク 31)
- ヴィレッジブックス (2013年8月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864910767
作品紹介・あらすじ
ゲーム開発者のバートは、帰宅すると、自作の画期的な戦闘ゲームのテストを開始した。そのゲームで彼が戦う相手は剣を持つ邪悪な戦士。それから三十分後、バートは首を刎ねられて死んでいた…。イヴたちの調べによれば、彼の自宅はセキュリティが万全で、侵入者は皆無。そして事件の現場は密室。バートを殺したのは、もしかしてゲームの中の戦士なのか?奇怪な事件にイヴとロークが挑む!
感想・レビュー・書評
-
シリーズ31 ゲーム開発の天才で経営者のバート・ミノックが殺された。
イヴは電脳犯罪にEDDのフィーニーやマグナブやカレンダーのいつものメンバーとロークの助けを借りて挑む。
しかし、結局イヴの電脳に捉われない考えが事件を解決してる。
表紙のビル群とバスターソードの組み合わせは物語のイメージにピッタリ。
安定した面白さと、いつものメンバーの掛け合いは楽しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
イヴ&ローク31作目。バーチャルリアリティのRPGで殺人。そう遠くない将来に実際にありそうで怖いですね。このストーリーを作り出したノーラさんはスゴイ!ゲームのことはよくわからないので今作は事件よりもイヴと周りの人との関わりをメインにして読んでみました。ピーボディとの掛け合いは相変わらずおもしろいし、あのお土産がナイス。ナディーンの本の出版パーティでのふたりのやりとりと献辞にじーんとして、ラストのイヴとロークの胸の内を吐き出すシーンにグッときて電車の中で涙する…次も楽しみ(^^)
-
☆3.5
-
絶賛売出し中、新進気鋭のゲーム制作会社の要が殺された!
この被害者はゲーム中に何かによって首を切られる。
しかし防御創はほとんどない状態で。。。
なぜ、だれが、どうやって殺したのか!? -
【イヴ&ローク31作目】久しぶりに読んだイヴ&ローク。相変わらず面白いな~。事件の発想も凄いな。ホロ殺人。そして今回はロークの怪我でイヴが彼の存在を改めて考えた。二人の絆が素晴らしい。
-
益々ハイテクノロジーの世界になる?
-
ゲーム開発者がホロゲーム中に剣で首をはねられて死亡した。ヤッパリね、の結末。
-
ちょっと物足りなさ感が残った作品でした。
お話としては面白いのですが、私が楽しみにしている言葉遊びがほぼ皆無だったのが残念です。
でも、相変わらずイヴとピーボディの会話には思わず口角が上がります。
なので、電車で読んでいると恥ずかしい思いするんですよね・・・。
ナディーンとの友情も、心温まりました。
口ではなんだかんだと言いながらも、友情や愛情を重んじる割には不器用にしか応対できないイヴ。その中で、素直に思いを伝える場面ではなんだかほっこりします。
アイコーブ事件の回の訳者さんが、その事件を元にしたナディーンの本の出版記念回を描いた回を訳されるのも、なにかの縁なのでしょうか。 -
残酷な殺害方法は遂にここまで来たか!という感じの今回。
イヴがナディーンへの気遣いを見せるあたり、なんだかほのぼのとしてしまう。脇役達も安定し、イヴとロークの夫婦としての落ち着きぶり?にも安堵が重なる1冊。 -
ゲーム開発者がホロゲーム中に死亡した事件。「どうしてものすごく愛し合ってる二人が腹を立て会う羽目になるんだろう」と言いつつも、対処の仕方がずっとうまくなったイブとローク。夫婦としての成長ぶりは家族をもつ話しをするまでになったことからもわかる。うーん、いつかはと期待してしまう。ピーボディとの会話は相変わらず楽し〜。まわりの人々と友情を深め、互いへの理解を深める二人にホッとする。2013.9