デビルズフード・ケーキが真似している (ヴィレッジブックス F フ 2-15)
- ヴィレッジブックス (2013年10月19日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
- / ISBN・EAN: 9784864910880
作品紹介・あらすじ
2月の"クッキー・ジャー"はイベントつづきで大忙し。けれども、目下ハンナを悩ませていること。それはノーマンの共同経営者で元フィアンセのドクター・ベヴの存在。彼女が来てからというもの、ノーマンの態度がなんだかおかしいのだ。朗らかで容姿端麗、町じゅうの人から好かれている彼女と仲良くなれないのは嫉妬のせい?そんなとき、30年ぶりにレイク・エデンにやってきた牧師に思わぬ悲劇が-
感想・レビュー・書評
-
お菓子探偵ハンナのシリーズ14作目。
小さな町レイク・エデンで人気のクッキー屋さん、ハンナがヒロインのコージー・ミステリです。
2月の<クッキー・ジャー>は相変わらず大忙し。
牧師さんが新婚旅行で留守にする間、代わりにマシュー・ウォルターズという牧師がやって来ます。
なんと高校の頃に牧師館に預けられていたという。
当時の恋人もこの町に残っていて、心揺れる様子。
ところが、事件が起こり、その現場には‥?!
それよりも、ハンナの(読者皆の?)気がかりは、BFである歯科医のノーマンが変わってしまった事。
元フィアンセの女性ベヴァリーを共同経営者に迎え、ハンナにはどこかよそよそしくなったのだ。
美人で評判のいいベヴァリーに、苛立ちを見せまいとするハンナ。
しかも‥
こんなことまで言われちゃうなんて?
事件はまあ軽い気持ちで、クッキー食べながら~謎解きを楽しめる劇中劇みたいな感じです。
いつものメンバーがいきいきとしていて、ユーモラスな文章なので、すいすい読めます。
またまた爆弾発言のラスト。
ええ~?!
‥まあ展開は‥だいたい可能性は‥考えられますけどね^^;
2013年9月翻訳発行で、今のところ最新刊。
でも、あちらではもう2冊出てるのね~。
そろそろ新刊‥?
楽しみに待ってます☆詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クッキー店のオーナーパテシエ・ハンナのコージーミステリーシリーズ第14作目! 小さな町ならではの長いお付き合いのコミュニティを活かした推理を楽しみつつ、一番気になるのはハンナの恋の行方だぁ~~!
.
ハンナの親友・クレアがボブ師と新婚旅行に。(#^.^#)
その間、助っ人でやってきたのはクレアの血縁のマシュー師なのだけど、チョコレートアレルギーがあったはずなのに??という、最初から読者にはこれが事件の始まりか?と思わせる導入。
それがいつもよりひねった展開で、二転三転。
そっか、そういえばこのお話はミステリーシリーズだったんだよね、と気づかせられたりもして、あはは・・楽しむことができました。
とは言っても、問題はハンナの恋人「たち」である歯科医・ノーマンと、刑事のマイク。
いつまでも結論を出さないハンナも悪かったけど、それぞれハンナから離れて行ってしまいそう!(涙)
特に、ノーマンは元婚約者が彼のクリニックで同居し始め、これはかなりまずいんじゃないの??
だって、ハンナも私たち読者もなんだかんだ言って、結局は誠実なノーマンが一番だよね、と思っていたはずだから。
事件が起こるたびに、クッキー店に町中の人たちがやってきて、リサの話を聞きたがるところがとても好き。リサも話が段々上手になっちゃって、そして今回はそれが複数回あったから、ホント、楽しかった。
季節的にもこってりしたクッキーが食べたくなる時だったから、次々に登場するクッキーたちの美味しそうなことったら!
アメリカではクッキー&コーヒーはある種のソウルフードなんですね。
生活の中で欠かせないものであることがよくわかります。(#^.^#)
で、最後に爆弾が用意されているのですが、いやはや、それはないでしょう~~~!
ただ、それがあんまりなものであるだけに、このままでいくはずがない、という期待が。
さぁ、次号はどうなるのか。
よろしくお願いしますよぉ~~。(#^.^#) -
30年ぶりにレイク・エデンにやってきた牧師は本当に本人なのか? 不審な点を調べ始めたハンナだが、当の牧師が殺されてしまい…。
コージーとしての出来は安定している。
レイク・エデンの人たちの様子を読むだけで楽しい。
ただ、ミステリが…なぁ。
そして引っ張り続ける三角関係はどこまで行くのか…? -
どんどんレシピページが増えているような気がするんだけれども。
十数ページごとにレシピ、っていう感じも。
まあ、楽しいからいいんだけれど。
謎解きには期待してないし、なんだか、なにかっていっちゃ人が寄り集まっておいしいものを食べてる、っていうだけな話になってる気もするけれど、それだけでもけっこう楽しく読めるのはなんでだろうと思ったり。
甘党じゃないヒトはまったく楽しくないのかなあ。
ラストでびっくり。次に期待させるのが毎度毎度本当にうまい。
もう謎解きなくていいんじゃないか……。 -
殺されたマシュー師は、本物か偽物か?盗まれた宝石類は何処?グランマ・ニュードスン、実は名探偵?ハンナのソックスが冷蔵庫の上に出現するのは何故?ドロレスとドクター・ナイトの仲は何処まで?そして、ノーマンの真意は?
解けた謎と、次巻に持ち越しの謎。 -
図書館で。
ココアを使うと赤くなるだろうか。不思議。
前回から引っ張っていたノーマンのよそよそしい理由が判明。なるほどそうだったのか。それにしても夕方何時に店を閉めるのか、あまりきちんと書いてないけど(たぶん5時ぐらい?)、その後ネコに餌をあげてから外に食事に行って帰ってきた後もクッキーを焼いたりお客さん(マイク)が来て軽食を作ったりしているのに朝4時に起きるとしたら…そりゃぁ睡眠時間足りないだろうなぁ。自分なら仕事の日はそんな無理しないけど。 -
お菓子探偵ハンナシリーズ第14弾
毎回思うけど お菓子作りが日常にあるってすごく素敵
姉妹で黙々と作るのも良いし 口にした美味しいお菓子のレシピが自然と集まってくるのとか凄く良い
もうミステリーである必要はないと思うぐらい日常な部分が良い
にしても思ってもいない終わり方をした
クッキーに伸ばす手をやめられないように 自作に手を伸ばすことになりそう -
ノーマンってやっぱり・・・小悪魔キャラだよな・・・容姿含めて・・・